最近のテレビ番組などで、気になる表現がこれ。デジタル機器の普及で、今までは一般にはほとんど捉えられることのなかった映像が記録されるようになった。
記録された映像を見る限りどう見ても竜巻にしか見えないのに、テレビでは「竜巻とみられる突風」としか言わない。ちょっと雨が降ればなんでも異常気象という割に、なぜか竜巻と言わないのか。
気象庁が竜巻と公表しない限り断定はできないみたい。要するに気象庁の言うことしか言えないらしい。
ではなぜなんでも異常気象というのか、これはマスコミの勝手な言い方なのか。後あとお詫びのアナウンスを入れないための便法らしい。
この夏、それこそ近年まれにみる猛暑となった。昨年まではあれほど「節電」とうるさいほど言われていたのに、この夏はメディアからその言葉が消えた。原発がなくても電力不足にはならないことから、これ以上節電をしては電力需要のさらなる減少につながるからだ。
一般家庭の電力需要は低下傾向にある。LED照明に始まりいわゆる省エネ家電製品の普及で、確実に消費電力は減っている。今年の夏に限って言えば、エアコンの稼働時間が長かったことから、電気代が減ったという実感はないかもしれないが。
また原発稼働が0になった。それでも日本はどこかとは違い電力不足で放送電波が止まることなど絶対にありえない。事故の後始末もできないくせに、まだ原発を動かしたいという連中は、まず自ら事故処理の仕事に励んでほしい。
原爆・水爆の放射能被害にあいながらも、マスコミに洗脳され原発推進に走った日本、一部マスコミはその反省もなく原発は要らないというところもある。そんな身勝手なことを書く新聞はもう何も信用することはできない。紙面では原発ゼロをうたいながら、裏では再稼働を推進している。マスコミの洗脳は今も続いている、火力発電はコストがかかるといい続け、電気料金値上げの口実を正当化している。
1950年代、米国と読売新聞をはじめ中日新聞社などが主催、原子力は安全と洗脳するために日本各地で博覧会が開かれた。
当時の中部日本新聞社の冊子と読売新聞。↓