2017年07月28日
数多く出ているので多少止まっていてもほとんど気づかないのが中国の短波放送。その中にあってCNR1中国之声が6波、CNR11チベット語放送が2波止まっている。
CNR1は7月24日月曜日から、河北省にある723台とされる北緯38度30分、東経114度04分の100kW送信機6台すべて聞こえない。
またCNR11は3波出ているがそのうち2波が止まっている。これもすでに7月20日から止まっている。
CNR1 off the air, July 24~
17595/6125, 15370, 11760/7365/7215, 11750/7305, 11720/9710, 9500
CNR11 off the air, July 20~
11685/7350, 9530/6010
引き続きCNR2の12080/9755、11915/7335、9810/7265kHzは停波している。
2017年07月23日
最大規模の短波放送を行っている中国、当然機器のメンテナンスは必要で、頻繁にいくつかの周波数が止まっている。
この7月20日からはCNR2とCNR1の一部周波数が終日停波している。
CNR2の送信所は724台で陝西省宝鶏市岐山県故郡郷四方山Sifangshanとされ、送信ビームは西蔵向けとなっている。
7月20日から止まっている周波数。
CNR2中央人民広播電台経済之声
7265/9810, 7335/11915, 9755/12080, 11740/15540
CNR1中央人民広播電台中国之声
11925/17580
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2017年07月16日
丸2ヶ月間停波していた「中国西蔵人民広播電台」が7月16日の放送開始からすべて再開している。
中国語、西蔵語放送共にこれまでと同じ周波数に出ている。
2000開始の中国語放送は、
4820、5935、6050、7240、7450kHzの5波。
2050開始の西蔵語放送は、
4905、4920、6025、6110、6130、6200、7255、7385kHzの8波である。
受信状況などから、送信ビームもこれまで通りと思われる。
2017年07月14日
2ヶ月続いた中国チベット放送の臨時送信が今日14日で終了する予定。0700の英語番組Holly Tibetが13870kHzで良好に受信できるのも今日が最後となるようだ。
臨時送信はチベット語、中国語各一波が使われてきた。この送信サイトは、海外の情報では同じチベットからとされているが、受信状況などから、チベット以外からの送信とみられる。
6200kHzの金陵之声は混信もなく毎日受信できていたが、これも今日の放送が最後となりそうだ。「中国西蔵人民広播電台」の中国語と西蔵語放送は、北京時間15日の放送開始からは停波しているすべての周波数が再開する予定である。
7月14日1805までに放送終了するのは、
13870 Tbetan 0000-1230
7385 Tibetan 1230-1805, 2100-2400
15680 Chinese 0000-1357
7240 1358-1805, 2000-2400
6100kHzの朝鮮中央放送は13日はH3E形式の電波が出ていたが、14日は0700現在、通常のAM放送が出ている。
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2017年06月29日
5月17日から短波で臨時送信されている「中央人民広播電台老年之声」CNR10は今日6月29日の放送を以って短波放送は終了する予定。
17875kHzは1300までの送信、以降9620kHzへ移動し、1805まで出る予定。この放送、通常はジャミング送信所として知られている海南島からで、ここからの短波放送がなくなる。
9620kHzは1300までCNR2が出ている。
中国チベット放送の短波送信は引き続き臨時周波数での放送が続いている。
チベット放送の臨時周波数7240/15680、7385/13870kHzは山西省霊石の送信とされている。7月15日までの予定で2ヶ月間にわたって大改修が行われている。
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2017年06月10日
5月17日から停波していた、台湾向けCNR5、CNR6とCNR2は6月10日放送開始からすべて再開している。
台湾向け停波で臨時送信されていた、CNR8モンゴル語12070kHzは停波した。、カザフ語15190kHz、朝鮮語の9695kHzも停波、5975kHzが再開すると思われる。
そして短波に初めて出てきた中国郷村之声CNR16は6月9日9700kHzが1605に終了した。2055の開始にはすでに姿はない。
CNR off the air
CNR8 9695, 12070, 15190
CNR16 9700, 17780
CNR1の5波は引き続き停波している。
2017年06月01日
5月17日から一部停波していたCNR1の5波が北京時間6月1日放送開始からすべて再開している。
2週間ぶりに再開した周波数は、
6000/9645、6030、6125/9675、6175/11960、9830/17565
一方新たに、別の送信機が停波している。北京572サイトの数多くある送信機を順次メンテナンスしているのだろう。
6月1日放送開始から停波している周波数は、
5945/15480、7275/15380、7290/17890、7345/15550、9845/17550、9860/12045、11710/17605
以上7波の停波が確認できる。
CNR2の7波は引き続き停波している。
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2017年05月30日
短波帯どこも中国局ばかり、少々止まっていても何もわからない。
そんななかいつも強力に聞こえているCRIのウルムチ送信の一部が出ていない。
北京時間では30日になるが、主にヨーロッパ向けの500kW送信機が止まっている。
5月30日に聞こえないCRIは、
0100 11650 Chinese
0300 15435 Russian
0400 15665 Russian
0500 17615 German
0800 15665 Russian
0900 17570 English
0900 15525 Chinese
1100 11650 English
1200 13575 Russian
1200 17630 English
1300 11675 Hindi
1400 11765, 11815 English
1500 9570 Persian, Pashto
1500 11790 Russian
1500 9720 English
1500 7350 English
1500 7225 Hindi
1600 6165 Turkish
1600 9770 Hakka
1600 11875 Russian
1700 13640 Russian
1700 9435 Cantonese
1730 7275, 9685 Chinese
1800 7210 Russian
1800 11650 German
1800 13700 Chaozhou
1830 7265 Bulgarian
1830 7350 French
1900 9560 Hungarian
1900 6090 Romanian
1900 7415 Czech
1930 9745 Esperanto
2000 7325 Serbian
2000 7305 Polish
2000 9720 Bulgarian
2030 7265 Italian
2030 9430 French
2200 7250 Spanish
これ以外の烏魯木斉送信は出ている。2130から1700代までの一部が稼働している。
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2017年05月23日
臨時送信されている中央人民広播電台の「老年之声」「民族之声」「西蔵放送」は5月23日、火曜日ということで0600から停波している。
これは通常でも毎週実施されている設備点検のための停波で、臨時送信でもその辺は杓子定規に行っているようだ。停波はおよそ3時間で0900には送信を再開する。
西蔵放送は1000再開の予定。
臨時送信で止まっているのは13870、15190、15680、17875kHzである。
17780kHz CNR16は聞こえている。
毎週火曜日は数多く出ているCNR1も0600-0900の間すべて止まっている。火曜日のこの時間に聞こえるCNR1はすべてジャミング放送である。
「希望のこだま放送」は0555に3985、5995、6250、6350kHzで開始している。周波数アナウンスは従来のままである。
「自由の声放送」は6135kHzに代わり5920kHzが昨夜から連続して使われている。
放送時間は今までと同じ、一時間の休みを4回入れ一日20時間の放送である。キャリアーは連続して出ているようだ。
↑ まだ気まぐれ送信が続いているようだ。23日1148:15に5920kHzは停波した。6135kHzへ動いたのか、スーパージャミングで確認できず。
2017年05月21日
膨大な数の短波送信を行っている中国、当然経年変化で送信設備の改修が必要となる。2年目に西蔵放送は約半年間短波送信が止まっていた。今回は3か月の間停波するようだ。おそらく先回はすべての送信機が更新されたはずで、今回の停波はアンテナか電気設備であろう。
時期を同じくして5月17日の放送開始から、北京市郊外のおそらくもっとも古いと思われる送信サイトからの電波がすべて停波している。CNR1が5波、CNR2は7波、CNR5の3波すべて、CNR6の2波すべてが止まっている。
この4系統の代替送信は見当たらないようだ。このまま出てこないでほしい。
CNR8の5975kHzも止まっているが、これも老朽化対策であろう。その代替放送として、
12070 2055-0257 Mongolian
15190 0257-0900 Kazakh
9695 0858-1505 Korean
が出ている。9695kHzは15190kHzが出ている時間、0858から電波を出している。
6030kHzでは普段あまり聞く機会のない珍しい局がよく聞こえている。
5995kHzのRNZLが混信から逃れ6170kHzでよく聞こえている。6175kHzのCNR1も止まっておりクリアーである。
台湾向け各波が止まっておりベトナム局が目白押し。