ここ最近にわかに信じがたいようなニュースが飛び交っている。その一つがよく分からない「消息筋」からの情報。出所がよく分からないが100%ウソでもないだろう、これが伝えられたのは6月30日。配信もとの記事はなぜか削除されている。
7月2日にはNHKラジオが繰り返し、来週中には拉致家族の声を伝える短波放送が朝鮮語・日本語各30分ずつで始まると伝えていた。これは本当のニュースだ。
ところがは7月20に日本人拉致被害者たちを乗せた北朝鮮の万景峰号が日本の港に入港すると言うのまである。まさかと思うが・・・。
来る7月20日に、日本人拉致被害者たちを乗せた北朝鮮の万景峰号が日本の港に入港すると、日本の情報消息筋が29日伝えた。
これは日朝間の最大の懸案である、拉致被害者問題を、北朝鮮が自ら解決するという意味であり注目される。同時に、日本人拉致被害者の問題が解決されれば、北朝鮮のテロ支援国解除の最大の障害が解消される。
消息筋は“拉致被害者が何人含まれているのかは正確に分からないが、北朝鮮が7月20日に万景峰号に彼らを乗せて日本の港に入港するという情報が、総理官邸周辺から流れている”と語った。
北朝鮮は2002年の小泉純一郎前総理の訪朝当時、1970年~80年代にかけて、13人の日本人を拉致したと認めた。北朝鮮はそのうち8人は死亡したと主張し、残りの5人を日本に返した。
北朝鮮が今回生存している拉致被害者を返す場合、これまでの主張をくり返し変更することになる。
万景峰号は去年の7月の北朝鮮のミサイル発射実験以後、日本への入港が禁止された日朝間の定期貨物・旅客船だ。
この消息筋は“北朝鮮は対北制裁の象徴だった万景峰号で拉致被害者を返すことで、日本の対北制裁を無力化させ、日朝間の国交正常化にも積極的に出るものと思われる”と伝えた。
更に、“北朝鮮はアメリカと関係正常化を行うとしても、アメリカからの現金の支援などは期待できない状況”と言い、“北朝鮮の経済の回生にお金を出すことができる国は結局、植民地の賠償金を出す日本しかないため、いつかは拉致問題を解決するしかないだろう”と語った。