10日の開始時もチェックした。
やはりモルドバとモスクワからの2波が聞こえている。モスクワ送信の750Hzトーンは1758にとまり、1759:30にGolos Rossiiが聞こえ出す。
1000Hzのモルドバからのトーン信号は直前まで出ている。時報の後いつものISでR.PMRのこれまたロシア語の開始となる。
2月9日1758からの7290kHzの録音、モルドバからの電波のほうが強い。1000Hzのトーン信号のバックでVORが先に開始している。時報の後PMRが出てくる。
2月10日の同時刻、Golos Rossiiのほうが強い、上下のCRIの混信がうるさい。
同じく10日PMRロシア語の終了と、1830の英語放送の開始、VORは追いやられてしまった。
そして2156からは、モルドバ国歌が演奏され、再び2200からロシア語PMRが始まっている。そのバックでVORの英語が聞こえるが、これは2201には聞こえなくなる。これは2月8日の録音。
2356からも同様国歌が流れ、0000からVORの英語放送となる。モルドバからの送信は、旧ソ連時代は短波帯で出力1000kWで放送していたことがあり、この姿勢は今も変わらないようだ。
2400までのPMRは、公式には300kW、そして0000からは送信機を並列運転して600kWで送出していると見られている。実際の受信でも、この切り替わる0000から急に信号が強くなっている。
この7290kHzの音声は、すべてスイスの複数のPERSEUSで受信したものである。