2010年01月01日

12月31日しおかぜ

2009年最後の放送、1300と1333はどちらも入感なし。
1400の5910kHz「しおかぜ」はよく聞こえている。信号はやや弱いものの、混信は全くない。31日は日本語番組、北朝鮮人権侵害問題啓発週間についてのニュース解説に続いて、さる12月11日、拉致問題担当大臣主催レセプションでの録音が放送されている。

鳩山由起夫内閣総理大臣のメッセージが、岡田克也外務大臣、中井洽拉致問題担当大臣、中山恭子参議院議員(元拉致問題担当大臣)らのメッセージが放送された。

このあと、拉致被害者家族、松本孟(松本京子、兄)、竹下珠路(古川了子、姉)や、平田龍太郎(救う会全国協議会事務局長)、海老原智治(北朝鮮に拉致された人々を救援する会チェンマイ代表)の録音も流された。

1430は「ふるさとの風」、9880kHzは弱く、かなりジャミングが耳障りである。大晦日の放送も、日本の歌は「もみじ」で始まった。録音の使いまわしだから仕方あるまい。
続いてふるさとの便りは、石岡亨さん、有本恵子さんへのメッセージ。拉致問題の解決を願って歌われる歌は、桜井純恵さんの「母恋し」。

いつもと全く同じパターンである。12月7日、13日、19日、25日の番組と同じ内容である。1600の9780kHzは開始は何とか聞こえていたが、後半は完全に沈没状態だった。

2009年も終わった。何の進展もないまままた新しい年がきた。2010年、日本の政治家はこのまま目をつむってしまうのか、それとも殴り込みを駆けるつわものが出てくるのか。
そして拉致事件解決を見ないで、仕分けされ放送が続けられるのか、一瞬たりとも目が離せない。

日本時間1月1日、午前5時30分からの6045kHzのしおかぜは、2010年最初の放送ということから、国歌「君が代」で放送が始まった
日本政府の放送ではいまだに聞いたことのない国歌、一民間団体の放送で国歌が出る。拉致対策本部もせめて元旦の放送に入れて欲しいところだ。このあとは31日1400UTCの放送と同じである。
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