2009年06月16日

しおかぜ・ふるさとの風102週

15日からまた新しい番組の始まりである。

先週一週間は総じて台湾送信は良好だったが、オーストラリア送信はいまひとつパッとしなかった。1333からの9585kHzはジャミングに埋もれているが、上側が特に強く、LSBモードで聞くと了解度が上がる。

1400の「しおかぜ」6120kHzは、日本語番組、ジャミングよりも同周波数の新疆ウイグル語がうるさい。ここもやはり上側のジャミングが強くLSBモードのほうが聞きやすい。

1430「ふるさとの風」は11825kHz、いつになく強力な電波だ。1430以前にジャミングの存在は確認できていない。終始快適な受信が出来た。

今週の一曲はソプラノ歌手桜井純恵「母恋し」、これは2007年、横田めぐみさんの心情を思い、川崎市在住の桜井純恵さんが歌った沖縄民謡。

 「母恋し」は15世紀末の琉球で、戦乱のなか、遠くの島に追いやられた母を恋しがる息子の姿を歌った。「この海越えて あの島に 母上います ああ恋し…」。久米島に伝わる悲話をもとに、1925年ごろ作られた。
CD化のきっかけは2006年春。桜井さんの友人が、めぐみさんのニュースを見て歌詞と重ね合わせ、話を持ちかけた。2006年5月20日に発売された。今もコンサートでは良くうたわれている。
室蘭市母恋北町のJR母恋駅売店ではCDも販売されている。駅名が取り持つ縁で、桜井さんは「拉致事件の風化を くい止めたい」と願っている。
この記事へのコメント
初めまして。
この度は「ふるさとの風」での放送に合わせて、「母恋し」をご紹介いただきまして、ありがとうございました。
昨日までの3日間、室蘭市内で「母恋駅」を始めとする7箇所でコンサートをボランティアで周ってきました。
「母恋し」を歌うことによって、拉致問題が風化していかないよう、私にできる活動をこれからもしていき、一日も早い解決を祈るばかりです。

記事掲載、本当にありがとうございました。
Posted by 桜井純恵 at 2009年07月27日 10:14
はじめまして

ご本人からコメントは思っても見ませんでした。
拉致事件解決のために、これからもご活躍されますよう願っています。
Posted by HiroshiHiroshi at 2009年07月27日 11:55
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