2024年06月18日

6月17日ふるさとの風

1300の「にっぽんの風」は9940と9455kHzにジャミングが出ている。台湾送信は強いが、バックでジャミングが聞こえている。この2波は1328に停波している。1330の「ふるさとの風」は9705と9455kHzが強力である。ジャミングはわからない。月曜日から新しい内容である。
「ふるさとの風ニュース」は5月11日家族会、救う会、拉致議連等主催の「全拉致被害者の即時一括帰国を求める国民大集会」が開催され、出席した横田早紀江さんと曽我ひとみさんの発言が出ている。
横田早紀江さんの発言から。
 皆様、こんにちは。たくさんの皆様にご来場いただき、本当にありがとうございます。
 段々と体が衰えてなかなかうごけなくなる状況ですが、今年は調子がよくて、頑張らなければと思っています。
 私は今日、金正恩氏にお願いをいたします。
 いつもかわいい女の子があなたの横にいらっしゃいますよね。私たちの子どもたちもみんなのようにかわいくて、大事に大事に育ててきました。今あなたの横にいるそのお子様が突然消えて、まったく分からない状況が続いたらどうでしょうか。
 既に40数年が過ぎてしまいましたが、まだめぐみちゃんの様子は何も分からない。どこでどうしているかも分からないままで、私たちは帰りを待っています。色々な方に助けられて何とかこれまで活動が続いていますが、肝心なものが何にも見えてこない。どうしてこんなに長くかかるんだろうと思っています。
 金正恩さん、あなたのお嬢様が突然今日の夕方、何の意味もなく消えてしまい、どこにいるかも分からないという状態になった時に、あなたはどのようなお気持ちになりますか。この国では一人くらいいなくなったっていいんだ、と思われるのでしょう。
 人間とはそんなものではないのです。血潮が流れており、みんなが愛し合って、仲良く暮らしていこうというのが人間なんです。
 どうしてこのように恐ろしいことが起きるのか。私たちは本当に悲しく思っています。どうか心を変えてくださ。そこに元気でいる皆さんを全部親の元にお返しください。そしてみんなが仲良く暮らしていけるように心を入れ替えて頑張ってください。心からお願いをいたします。お返しください

続いて曽我ひとみさん
 皆さん、今日は。本日はお休みの所、たくさんの方がこの場に足を運んでいただき、心から感謝しています。ありがとうございます。
 3月の初めでした。もう15年以上、夢にも出てきてくれなかった母が、急に夢に出てくれました。母は、暖かいこたつに入って、にこにこと笑って私の方を見ていました。
 私たち親子が拉致事件にあわなければ、冬の寒い時、みんなで楽しい話をしながら暖かいこたつに入って、おいしいみかんを食べていたと思います。そんな、ごく普通のことが、できないのです。
 私は、母と一緒にこたつに入って、笑いながらたくさん話をしたいと思っています。あすは母の日です。もう46、7年もの間、母にカーネーション1本あげることもできないでいます。
 時々店に行くと、「明日は母の日です。何かお母さんにプレゼントするのはどうですか」というアナウンスが流れることがあります。なぜ私の母は、私のそばにいないんだろう。一体私たち親子が何をしたというのでしょうか。絶対に許すことのできない拉致問題です。本当に時間がありません。一日も早く、日朝が交渉のテーブルにつき、二人が並んで、拉致被害者全員が家族のもとに1日、1時間でも早く帰ってくることを私は心から願っています。
 そのためには皆様方のお力が大変大きいと思います。今後ともご支援を宜しくお願い致します。

「ふるさとの唱歌コーナー」は日本語放送のみでドレミの歌が出ている。
「今週の一曲」、朝鮮語は1997年のヒット曲Le Couple (ル・クプル)の「ひだまりの詩」と槇原敬之の「どんなときも」の2曲が出ている。後者は15ヶ月ぶりの登場である。日本語放送は1977年のヒット曲、尾崎亜美の「マイ・ピュア・レディ」である。これも17ヶ月ぶりである。1348から終了テーマが流れ1357に終了している。

1300の「しおかぜ」は5920と5965kHzがS9+50dBと強力である。月曜日は日本語放送から、先週金土と同じ番組である。後半1330は朝鮮語放送である。
この番組は2024年6月7日、8日、10日、14日、15日と同じ内容である。

1405の「しおかぜ」は6090kHzがきわめて強い。S9+70dBに迫りPerseusが飽和状態になるほどである。これほど八俣の電波が強くなることはあまり経験がない。7325kHzはS9+40dBを推移している。この時間は開始と終了に「しおかぜ」のアナウンスがあり、番組は「ふるさとの風」が出ている。

1430の「ふるさとの風」は9705、9685kHzが強力である。15475kHzは若干弱いがクリアーに聞こえている。この番組だけ最初の懐かしい日本の歌がカットされている。
「ふるさとの声」は横田早紀江さんのメッセージから始まっている。2023年11月26日家族会、救う会、拉致議連等主催の「全拉致被害者の即時一括帰国を求める国民大集会」で収録したメッセージである。続いて2023年11月15日付の産経新聞に掲載された、めぐみさんへあてた手紙が読まれている。半世紀たっても救い出せない日本政府のやる気のなさを嘆いている。
そして2020年6月5日逝去された、お父さん横田滋さんから、2017年4月に東京で開催された「拉致問題を最優先として今年中に全被害者を救え!国民大集会」での収録から、年令を感じさせる聞き取りにくいメッセージである。続いて2015年2月に収録のメッセージ、この時はまだ元気そのもの、はっきりと聞き取れる。モンゴルで孫と会ったことも述べている。弟さん横田拓也さんから、2023年12月に開催された日本政府主催国際シンポジウムでの収録から。同じく横田哲也さんから2023年12月15日開催のセミナーでの収録メッセージ。この番組は2024年1月29日、2月9日、19日、29日、3月11日、22日、4月15日、26日、5月6日、16日、27日、6月7日と同じ内容である。

5980kHzは早くも1605:10には強烈なジャミングを出している。しかし八俣からの電波は強くよく聞こえている。パラの6070kHzは1656:16にジャミングを出しているが、こちらは弱く影響はない。
この時間は開始と終了に「しおかぜ」のアナウンスがあり、先週放送された日本政府制作の番組が出ている。前半日本語放送、後半1732から朝鮮語放送である。
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