29日1300の「にっぽんの風」と1330の「ふるさとの風」は15475kHzをはじめ9940、9705、9455kHzが強力に入感している。月曜日から新しい内容である。
「ふるさとの風ニュース」は5月19日から広島でG7首脳会議が開かれた。各首脳は岸田総理の案内で、原爆資料館を訪問した。議長国記者会見から総理の発言が出ている。
今回、G7首脳と胸襟(きょうきん)を開いて議論を行い、「核兵器のない世界」に向けて取り組んでいく決意を改めて共有し、G7として初めての、核軍縮に焦点を当てた「核軍縮に関するG7首脳広島ビジョン」を発出することができました。この中で、77年間の核兵器不使用の重要性について一致するとともに、「核戦争に勝者はなく、核戦争は決して戦ってはならないこと」を確認いたしました。被爆地を訪れ、被爆者の声を聞き、被爆の実相や平和を願う人々の想いに直接触れたG7首脳が、このような声明を発出することに、歴史的な意義を感じます。
また、今朝、招待国の首脳や国際機関の長とも、ここ広島記念公園を訪れ、平和の誓いを共有することができました。
我々首脳は、「2つの責任」を負っています。一つは、現下の厳しい安全保障環境の下、国民の安全を守り抜くという厳然たる責任です。同時に、「核兵器のない世界」という理想を見失うことなく、それを追い求め続けるという崇高な責任です。
将来の世代が、核の恐怖に怯えることなく平和と繁栄を享受できるようにすること、これは我々の信念であり責務です。だからこそ、核兵器の使用が筆舌に尽くしがたい惨状を現にもたらしたこと、そして、核戦争が我々人類そのものを破壊しかねないものであることを、被爆地広島から、我々の世代は訴え続けていかなければなりません。こうした悲惨な結末を何としても避けるため、「核兵器のない世界」という未来への道を着実に歩んでいく必要があります。
今日こうして、人類の生存を信じ、平和を希求し、広島に集う、各国のリーダーたち、世界のメディア、明日を担う若者や子供たち、そして先の大戦を知る皆さん、我々は皆、『広島の市民』です。世界80億の民が全員、そうして『広島の市民』となった時、この地球上から、核兵器はなくなるでしょう。私はそれを信じています。今回、私は、そうした想いで、ここ広島で世界の首脳たちに集まっていただきました。夢想と理想は違います。理想には手が届くのです。我々の子供たち、孫たち、子孫たちが、核兵器のない地球に暮らす理想に向かって、ここ広島から、今日から、一人一人が広島の市民として、一歩一歩、現実的な歩みを進めていきましょう。
1945年8月6日午前8時15分。77年と9か月の月日を経て、我々G7の首脳はこの地に集いました。時を隔てた広島の声と祈りを我々は今、共に聴いています。力による現状変更のための核兵器による威嚇ましてやその使用はあってはなりません。「核兵器を使わない、核兵器で脅さない。」人類の生存に関わるこの根源的な命題を、我々は今こそ問わなければなりません。
今回のサミットは、7年ぶりにアジア唯一のG7メンバーである日本で開催されたこともあり、インド太平洋についても、しっかり議論を行いました。私からは「自由で開かれたインド太平洋」(FOIP)のための新たなプランを説明し、引き続き、G7としてFOIPの実現のために協力していくことで一致しました。
中国については、率直な対話を行って懸念を直接伝える重要性やグローバルな課題等について協働する必要性について一致するとともに、中国は国際社会において責任ある一員として行動すべきこと、そして、対話を通じて中国と建設的かつ安定的な関係を構築する用意があることなどについて、G7で認識を共有しました。東シナ海・南シナ海情勢については、深刻な懸念を表明し、力や威圧による一方的な現状変更の試みへの反対で一致しました。また、台湾海峡の平和と安定の重要性を再確認し、両岸問題の平和的解決を促しました。
北朝鮮については、核・ミサイル問題や拉致問題について引き続き連携していくことを確認し、G7として拉致問題の即時解決を強く求めました。
本日、広島サミットは閉幕となりますが、日本のG7議長年は続きます。法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序を守り抜く、そして、国際的なパートナーとの関与を強化する。こうした観点からG7の議論を主導し、議長年の務めをしっかりと果たしていきます。
「ニュース解説」は5月20日G7サミットに出席した韓国大統領との会談について。
「今週の一曲」、朝鮮語は1997年のヒット曲Le Couple (ル・クプル)の「ひだまりの詩」が出ている。台湾送信は1328に停波するためいつも尻切れである。日本語放送は1968年のヒット曲、ザ・タイガースの「花の首飾り」である。
1300の「しおかぜ」は5920と6090kHzが強力である。月曜日は日本語放送から、先週金土と同じ番組である。北朝鮮による拉致被害者の救出を目指す「北朝鮮に拉致されたすべての人を救出する宮城の会」(救う会宮城)や宮城県・仙台市議会の拉致議員連盟のメンバーらは12日、国会内で超党派国会議員による拉致議連会長の古屋圭司元拉致問題担当相と面会し、拉致被害者の早期救出を求め、令和3~5年に集めた1万3927筆の署名を手渡した。
古屋氏は、19日に広島市で開幕する先進7カ国首脳会議(G7広島サミット)で拉致問題を議論するよう政府に働きかける考えを示したという。
有本明弘さんの発言について。拉致問題を解決するには北朝鮮打倒しかないということ。
戦前の陸軍特別志願兵制度について。
救出への道コーナーは拉致被害者家族らが渡米したことについて。米国の協力がなければ何もできないようだ。
「日本政府からご家族の声」は増元るみ子さんへ増元輝明さんから、2020年6月に電話収録したメッセージが出ている。
1405の「しおかぜ」は5980と6070kHzである。混信も全くなく良好である。この時間は5月22日1330に放送された「ふるさとの風」が出ている。
1430の「ふるさとの風」は15475、9705、9685kHzが聞こえている。タシケント、台湾送信共に強力である。ジャミングは全くない。懐かしい日本の歌は「雨降り」で始まった。「拉致問題解説」は松木薫さんについて。1980年5月頃スペイン留学中に消息を絶った。1988年に石岡亨さんから家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き、平壌で生活していると伝えてきた。その後よど号ハイジャック犯とその関係者によって増元るみ子さんを含め3人が平壌へ連れて行かれたことが判明している。北朝鮮は1996年8月交通事故で死亡と発表、しかしこれは拉致を認めて2002年に急遽死亡確認書をねつ造したもので、ニセ遺骨を出すなど客観的なことは何も示されていない。
「ふるさとの声」は松木薫さんへのメッセージ、お姉さん斎藤文代さんから、2019年12月に熊本で収録したメッセージ。そして2019年5月、東京の国民大集会での収録から。続いて弟松木信弘さんからは2020年12月に収録したメッセージである。次に2019年12月収録のメッセージが出ている。
「今日の一曲」はミュージックボランティア、うらた剛さん作詞作曲の「薫の約束」である。お姉さん斎藤文代さんが、うらた剛さんに依頼し松木薫さんへの思いを込めて作られた曲である。台湾送信9705kHzは1458に停波するため尻切れである。この番組は2023年4月7日、17日、27日、5月8日、19日と同じ内容である。