9月25日1530から始まったBBCの朝鮮半島向け放送、一部に情報では、初日からジャミングがかけられているという。
実際に短波放送を聞いて居ればわかることだが、過去北朝鮮が初日からジャミングを出したことはまずない。「しおかぜ」が昨日から周波数を変更しているが、何年も続いている放送でも最初からジャミングをかけたことはない。
すでに書いたように5810kHzには北朝鮮のジャミングは出ていない。その20kHz上のジャミングの影響を受けているだけでどこぞのメディアが報じたような事実はない。
9940kHzについても約1300Hzほど下にキャリアーが出ているが、これが北朝鮮からのジャミングとする状況証拠は持ち合わせていない。27日は1000過ぎにキャリアー出現、一旦1242に止まっている。約一分後再開1457までノイズジャミングが出ていた。直後これまでと同じキャリアーが出て1746まで続いた。FEBCのインドシナ半島向けやRFAのベトナム語に対するジャミングと酷似している。
27日の9940kHz、台湾送信は弱かったが1725ごろから急上昇した、1759からは同波のTWRが強く、互角の勝負である。
5810kHzは終始強力に入感していた。5810kHz本体へのジャミングは出ていない。