2017年04月23日

4月22日「しおかぜ」

22日の「しおかぜ」6040kHzはジャミングの中、よく健闘している。土曜日は日本語放送から。いつものように始まっている。まず金日成生誕記念日にロシア、中国大使が参加しなかったことなど。続いて曽我ひとみさんのメッセージが出ている。再び北京とモスクワ大使館での慶祝会に大使が参加しなかったこと。双方ともピョンヤンへ帰国したのではとみられている。「救出への道コーナー」では4月9日産経が報じた横田めぐみさんの思いを語っている。
この後は「日本政府からのメッセージ」、そしてまた先回と同じ「緊急警戒情報」が繰り返されている。後半朝鮮語放送は緊急警戒情報から放送を始めた。このあと曽我ひとみさんのメッセージが日本語で出ている。1352:08に「日本政府からのメッセージ」が出ている。1353:14に緊急放送ISのあと同じ情報を出している。

1300の「イルボネパラム」は9465、9900、9940kHzの3波、いずれも強力である。1330の「ふるさとの風」は9705、9900、9950kHz、これも良好である。9940と9950kHzがほかの波よりも2秒ほど遅れている。

1430の「「ふるさとの風」は9450、9560、9960kHz、3波とも強力に入感している。台湾送信は完全にパラ、パラオの9960kHzは2秒ほど遅れている。懐かしい日本の歌「シャボン玉」で始まった。
拉致問題解説は市川修一さんについて。1978年8月12日、鹿児島県日置郡から増元るみ子さん当時23歳と共に拉致された。2002年北朝鮮は拉致を認め1979年9月4日死亡としているが、泳げなかった市川さんが、初冬に川で溺死したことにして、にわか死亡通知書を作成、客観的事実は何もなく信用できる内容ではない。これも北朝鮮にとっては死亡したことにしないと都合の悪い拉致事件である。
故郷の声は市川修一さんへ、お兄さんの市川健一さんから2016年2月24日収録のメッセージ。続いてお姉さん市川龍子さんからも2016年2月24日収録のメッセージ。このあと中学高校生時代の友人花牟礼薫さん、小中学校同級生の高山孝一さんからのメッセージは2007年に収録されたものが出ている。
今日の一曲は1972年のヒット曲、山本リンダの「どうにも止まらない」、昨年朝鮮語放送でも登場している。曲の組み合わせが変わっただけでメッセージなどは従来と同じ内容である。この番組は2017年2月5日、14日、3月4日、13日、22日、31日、4月4日、13日と同じ内容である。
中波1431kHzの「しおかぜ」、22日も日本語放送で「緊急警戒情報」から始まっている。1500は朝鮮語放送が出ている。

1500の「イルボネパラム」は7335、9900、9975kHz、この時間もすべて強力である。ただ7335kHzはCNR2の混信が強い。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい