15日は特別放送があり、先ほど1030から9900kHzで生中継が行われ、無事終了した。台湾送信はいつも強く全般にわたり受信状態は良かった。拉致対策本部が新しく作ったベリカードのデザインについての紹介もあった。
1300代の9900と9950kHz、ジャミングは無く、朝鮮語と日本語放送はともによく聞こえている。この時間は毎日同じ番組である。拉致問題インフォメーション、ニュース解説、今週の一曲と続く。
1300の「しおかぜ」は5935kHz、八俣の信号は極めて強力、ジャミングは全く分からない。金曜日は前半、後半とも朝鮮語放送である。
1405の「しおかぜ」は5935kHz、受信状態は極めて良好である。この時間は「ふるさとの風」が放送されている。拉致問題インフォメーションは、6月22日の北朝鮮弾道ミサイル発射に伴う岸田外務大臣の談話が出ている。続いてのニュース解説は「最高人民会議の注目点」について。ふるさとの声は石岡亨さんのお兄さん、石岡明さんからのメッセージ、2016年2月収録である。今週の一曲は1976年のヒット曲岡田奈々の「青春の坂道」である。
1430の「ふるさとの風」は9560と9960kHzの2波、9960kHzは下からのジャミングの影響もない、いつものことながら台湾送信の9560kHzが早く聞こえている。受信状態は良好である。
懐かしい日本の歌「月の砂漠」で始まっている、拉致問題解説は石岡亨さんについて。1980年5月頃大学生だった石岡さんはヨーロッパへ出かけたまま行方不明に、1988年家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き平壌で暮らしていることがわかった。こうして有本恵子さん、松木薫さん3人が北朝鮮に拉致されたことが判明、1984年11月4日死亡と北朝鮮は発表している。松木薫さんを含めた3人は、よど号ハイジャック犯とその関係者によって平壌に連れていかれたことが判明している。小泉総理の訪朝が決まると、2002年に急遽死亡したことにされてしまった。
ふるさとの声は石岡亨さんへのメッセージ、2016年2月のお兄さん石岡章さんからの肉声によるメッセージが出ている。今日の一曲は1979年のヒット曲円広志の「夢想花」、とんでとんでとんでと何回も出てくる特徴のある歌で、いつまでも記憶に残っている曲のひとつである。この番組は2016年4月16日、25日、5月4日、22日、31日、6月9日、18日、27日、7月6日と同じ内容である。