2016年03月09日

3月8日「ふるさとの風」

1300の「しおかぜ」は7400kHz、昨日はジャミングがなかったが今日8日は強力なPipジャミングが出てきた。昨日7615kHzに出ていたこのジャミングはいない。
CRIのビルマ語も弱く内容の聞き取りは可能である。火曜日は失踪者家族および拉致被害者家族からの肉声によるメッセージが出ている。この録音は2014年8月13日放送分である。
1982年失踪の鈴木清江さんへ、お母さんのたみ江さん、妹のとよみさんからのメッセージ。
1991年失踪の橘邦彦さんへ、お母さんの橘智子さんから。
1972年失踪の生島孝子さんへ、お姉さんの馨子さん、お母さんのウラさんから。
1977年に拉致された松本京子さんへ、お兄さんの孟さんから。
1953年失踪の徳永陽一郎さんへ、お姉さんの森川よう子さんから短いメッセージ。
1981年失踪の横山辰夫さんへ、お姉さんの浦本勝代さんから。
2000年失踪の浜崎真嗣さんへ、お父さんのけんじさんから。
1963年失踪の森 洋子さんへ、お姉さんの林澄子さんから。
1975年失踪の山田妙子さんへ、妹さんの阿部順子さんから。
1325:40に「日本政府からのメッセージ」が出ている。後半1330からも日本語放送、引き続き肉声によるメッセージが出ている。
1991年失踪の佐々木悦子さんへ、お母さんのアイ子さん、妹さんのめぐみさんから。
1971年失踪の井上克美さんへ、お母さんのイトノさんから。
1977年失踪の新木章さんへ、妹の横山木三子さん、弟の博さんから。
1979年失踪の寺島佐津子さんへ、お母さんのイツ子さん、お父さんの寺島六郎さんから。
1965年失踪の山口美好さんへ、お姉さんの津由子さんから。
1962年失踪の井上征子さんへ、お母さんのマサヱさん、妹さんの恵美子さんから。
1979年失踪の尾方晃さんへ、お母さんの美恵子さんからのメッセージ。
以上の方からの肉声による呼びかけが放送された。1355:36にも「日本政府からのメッセージ」が放送されている。この番組は2014年6月18日、8月13日、10月22日、12月17日、2015年3月4日、4月29日、6月24日、8月26日、10月20日、12月1日、2016年1月26日と同じ内容である。ほぼ2ヶ月毎の再放送となっている。

1300の「ふるさとの風」は9950kHz、8日も台湾送信は強力である。ジャミングも分からない、受信状態は良好である。昨日から一部新しい内容の番組が出ている。

拉致問題インフォメーションは、2月19日の臨時閣議の後に行われた菅内閣官房長官の記者会見での発表から。
本日、臨時閣議を開催をし、先般発表した我が国独自の対北朝鮮制裁措置を実施に移すために必要な閣議決定を行いました。具体的には、北朝鮮に寄港した第三国籍船舶の入港禁止、人道目的の船舶を含む全ての北朝鮮籍船舶の入港禁止、この措置をとるための閣議決定を行いました。また、北朝鮮向けの送金の原則禁止、資産凍結の対象となる団体・個人の拡大、この二つの措置をとるための閣議了解を行いました。人的往来の規制など閣議を経る必要のない措置については、既に順次実施に移しております。これらにより、先般発表した対北朝鮮措置は、全て実施に移されることになります。政府としては、「対話と圧力」、「行動対行動」という一貫した方針の下に、拉致、核、ミサイルといった諸懸案の包括的な解決を目指し、関係省庁間で緊密に連携をとりながら、これらの措置を着実に実行に移してまいります。
ニュース解説は「3月1日朴槿恵大統領の三一節(3.1独立運動記念日)演説」から。日本への批判はかなり抑制されていたが、北朝鮮へはかなり強い批判をしたという内容。
拉致問題解説は日本政府パンフレット「北朝鮮による日本人拉致問題」の中から、拉致問題Q&Aを紹介。
拉致問題とはどのような問題でしょうか。
1970年代から1980年代にかけて、北朝鮮が、多くの日本人をその意思に反して北朝鮮に連れ去りました。
北朝鮮は、長年にわたり日本人拉致を否定していましたが、2002年9月、当時の北朝鮮の主導者金正日国防委員長は、小泉総理との会談において、初めて日本人拉致を認め、謝罪しました。しかし、拉致された日本人のうち、日本に帰国できたのは5名にとどまっています。
5名以外の拉致被害者についても、政府は、その速やかな帰国を、北朝鮮に強く要求しています。
なぜ北朝鮮は日本人を拉致したのでしょうか。
第二次大戦後、朝鮮半島は韓国と北朝鮮に分断されました。北朝鮮は自らが主導して朝鮮半島を統一するために、多くのスパイ機関を設立したと言われています。
当時の金正日国防委員長は、日本人を拉致した理由として、⑴北朝鮮のスパイに日本語を教えるため、⑵北朝鮮のスパイが日本人に成りすますため、と説明しています。
北朝鮮は拉致問題を解決済みと主張していますが、これは本当でしょうか。
これまで北朝鮮は、拉致被害者のうち生存しているものはすべて日本に帰国させた、残りの拉致被害者は死亡もしくは入境せずとし、したがって拉致問題は解決したとしてきました。
しかし、北朝鮮が死亡と説明する根拠は極めて不自然で、全く納得のいくものではありませんでした。
2014年5月の日朝政府間協議の合意では、北朝鮮側は、従来の立場はあるもののすべての日本人に関する調査を包括的かつ全面的に実施し、最終的に、拉致問題をはじめとする日本人に関するすべての問題を解決する意思を示したところであり、政府としては、引き続き、すべての拉致被害者の帰国に向けて全力を尽くしていきます。
このQ&Aは2015年9月にも放送されている。
ふるさとの声は有本恵子さんへのメッセージ、日本政府が作成したビデオメッセージから、お父さんの有本明弘さん、お母さん有本加代子さんからのメッセージ。2015年8月収録である。
今週の一曲朝鮮語は椎名林檎の「ここでキスして」、2011年5月以来の登場である。日本語は森田公一とトップギャランの「青春時代」である。これは2015年4月にも登場、2011年以来となる、初登場は2007年である。

1430の「ふるさとの風」は9960kHz、8日火曜日は、この時間も週一回日本語放送は1330と同じ番組が出ている。当然このあと1600の9975kHzも同じということになる。この時間9910や9975kHzに出ているKTWRの強さはないが、ジャミングもなくクリアーである。
1600の「ふるさとの風」は9975kHz、この時間も週一回1330,1430と同じ番組である。ジャミングもなく受信状態は極めて良好である。

同じく1600の「しおかぜ」は5990kHz、Pipジャミングが出ているが、八俣の信号はいつになく強いようだ。ただ5kHz下のCRIも強くかぶりが激しい、受信状態はいま一つよろしくない。1300の7400kHzと同じ番組である。
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