停波の続いている平壌放送の6400kHzが21日にちょっとだけ出ていた。0000-0020、0026-0058と一時間にも満たなかった。11680kHzは停波したままである。やはり電力不足で出せないのか、しかしジャミングの垂れ流しはできる、そして4885kHzはなぜかジャミングを出してこない、なんとも理解不能な北朝鮮である。
聞こえないといえば、6135kHzの「自由の声」が17日の月曜日以降、ジャミングに埋没しているのか全く聞こえない、というよりもキャリアーの存在も確認できない。1月16日は2400終了を確認している。
19日から「しおかぜ」の周波数が変更された。また元の300kW送信になった模様。しかしCRIとの懇親は何も改善されなかった。ただ単に機械的に同じ周波数へ戻しただけ。VOAやBBCなどのように混信のない周波数へ変更するということはない。
21日の7400kHzは当初信号も強かったが、後半はスキップ状態、すでに昨日から出てきたジャミングが目立つようになっている。周波数変更翌日にジャミングを出してきたのは極めて珍しい。その気になればすぐにジャミングは出せるということか。木曜日は英語放送が出ている。
1300の9950kHz、台湾送信は昨日の強さはない、細々と聞こえている。ジャミングも聞こえない、朝鮮語、日本語放送もされなりに聞こえているが若干ノイジーである。
今週の一曲、朝鮮語は薬師丸ひろ子の「時代」、これは初登場と思われる。日本語は1971年のヒット曲ジローズの「戦争を知らない子供たち」、これは2012年2月以来の登場となる。
1430の「ふるさとの風」はパラオ送信の9960kHz、21日もローカル局並みに強力である。ジャミングは全くない、受信状態は極めて良好である。この時間は「ふるさとの風」特別番組として、拉致被害者御家族ビデオメッセージに収録されている家族メッセージが出ている。週6日間出ており、1月21日で107回目の再放送である。