15日、1300の5910kHz「しおかぜ」はジャミングはあるものの八俣からの電波は強力である。水曜日同様、金曜日も前半・後半共に朝鮮語放送が出ている。受信状態は概ね良好である。1326:26と1356:26に「日本政府からのメッセージ」が出ている。
1300の9950kHzはジャミングも聞こえないが台湾の信号も極めて弱い。朝鮮語、日本語放送どちらも時々聞こえるのみである。受信状態は悪い。
1430の「ふるさとの風」は9960kHz、ジャミングの中パラオからの電波もそれなりに聞こえている。ノイズジャミングがかなりうるさい。この時間は「ふるさとの風」特別番組として、拉致被害者御家族ビデオメッセージに収録されている家族メッセージが出ている。週6日間出ており、1月15日で102回目の再放送である。
1500の9975kHzと1530の9965kHzの朝鮮語放送はジャミングがわからない、1520に9960kHzへ強力なPipジャミングを出してきた。
1600の「ふるさとの風」は9975kHz、若干信号は弱いがクリアーに聞こえている。ジャミングは9960kHzに垂れ流しが続いている。懐かしい日本の歌は「月の砂漠」、拉致問題解説は石岡亨さんについて。1980年5月ごろ大学生だった石岡さんはヨーロッパへ出かけたまま行方不明に。1988年家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き平壌で暮らしていることがわかった。こうして有本恵子さん、松木薫さん3人が北朝鮮に拉致されたことが判明、1984年11月4日死亡と北朝鮮は発表している。松木薫さんを含めた3人は、よど号ハイジャック犯とその関係者のよって平壌に連れていかれたことが判明している。小泉総理の訪朝が決まると、2002年に急遽死亡したことにされてしまった。
ふるさとの声は石岡亨さんへのメッセージ、2015年3月のお兄さん石岡章さんからの手紙が代読されている。今日の一曲は1979年のヒット曲円広志の「夢想花」、とんでとんでとんでと何回も出てくる特徴のある歌で、いつまでも記憶に残っている曲のひとつである。この番組は2015年10月26日、12月10日、19日、28日、2016年1月6日と同じ内容である。
1600の「しおかぜ」は5955kHz、ここにもジャミングが出ておりかなり受信状態は悪い。1300の5910kHz同様朝鮮語放送が一時間出ている。
9960kHzへの垂れ流しは1638に止まった。