2015年02月13日

2月12日ふるさとの風

拉致事件解決を目的とした放送のはずだが、日本政府も本気で解決する気はない。多少なりとも国民の一部には迎合しないと悪いかなと考えているだけのようだ。行くなという場所へ行った人を救出しようとしたり、行きたいという人を行かせなかったり特定な個人に対しては必死になるようだ。
そんなことはない、毎日短波放送で北朝鮮に訴えているとでも言うのだろう、確かに放送は毎日やっている。12日も1300代の9950kHzは受信状態は良好である。しかしこの放送、仮に被害者本人が聞いて助けに来てくれるとは誰も思わないだろうに。今週も淡々と同じ番組が繰り返されている。

1330の「しおかぜ」もまだ6135kHzのままだ、若干スキップ気味のジャミングの中からちょっとだけ頭を出し、英語放送の出ていることがわかるだけ。受信状態は最低である。今月いっぱい周波数変更をする気はないようだ。

海外向けの放送に関してはBBCやVOAが先んじている。混信があれば臨機応変に対応している。ナイジェリアの大統領選挙を控え、ハウサ語放送の拡充をしたがボコハラムを衰退させることはできず、選挙は延期された。これに先立ち、テロ集団の母国語で訴えなければ効果はないと見たのかVOAではなくUSAIDが放送を始めた。日本政府にこうした機能はなく、邦人保護は言いながら、拉致被害者の救出はできない。

1430の「ふるさとの風」は9960kHz、信号も強く受信状態は良好である。懐かしい日本の歌「ずいずいずっころばし」で番組開始。 拉致問題解説は市川修一さんについて、1978年8月12日、鹿児島県日置郡から増元るみ子さん当時23歳と共に拉致された。北朝鮮は1979年9月4日死亡としているが、泳げなかった市川さんが、初冬に川で溺死したことにして、にわか死亡通知書を作成、客観的事実は何もなく信用できる内容ではない。これも北朝鮮にとっては死亡したことにしないと都合の悪い拉致事件である。
ふるさとの声は、市川修一さんへ、お兄さんの市川健一さん龍子さんご夫妻からのメッセージは2013年2月6日収録である、安倍政権になり、解決に向け願いを込めたメッセージである。拉致されているのになぜいつまでも放っておくのかと切実な訴えである。中学高校生時代の友人花牟礼薫さん、小中学校同級生の高山孝一さんからのメッセージは2007年に収録されたものが出ている。
今日の一曲は1972年のヒット曲吉田拓郎の「結婚しようよ」。この番組は2014年11月5日、14日、23日、12月2日、11日、20日、29日、2015年1月7日、25日、2月3日と同じ内容である。
1600の「ふるさとの風」は9975kHz、若干ノイジーな時もあるが、ジャミングは出ていない、聞こえない。1430の9960kHzと同じ番組が出ている。

おなじく1600の「しおかぜ」は5955kHz、すでにPipジャミングを1516過ぎに出している。強力なCRIのバックでよく聞こえている。木曜日は英語放送だが、⌒のジャミングにほぼブロックされている。上下1700Hzに出ているキャリアーをカットして聞き取りは可能である。ノイズジャミングは出ていない。
1625:20と1655:21に「日本政府からのメッセージ」が出ている。
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