2014年09月01日

8月31日「しおかぜ」

8月31日、1300代の9950kHzはまたジャミングに埋もれてしまった。しかし台湾からの電波も強く内容の聞き取りは可能である。一週間続いた同じ番組最後の放送である。

1330の「しおかぜ」は5985kHz、ジャミングは出ているが全く影響はない、受信状態は良好である。日本語放送から、先週24日、昨日1400と同じ番組が出ている。
間もなく調査結果が出る前に北朝鮮へのメッセージが朝鮮語で出ている。続いて山本美保さん失踪事件に関して8月7日に開かれた集会から、1984年6月4日に山梨県甲府市で失踪した事件は拉致に可能性が極めて高いとされる。警察の捜査にもいくつかの疑問点が投げかけられている事件である。そこで収録された応援メッセージが出ている。1970年代には全国から若い看護婦たちの失踪が相次いだ時期である。1980年台も山本美保さんに代表されるように若い女性たちが数多く失踪している。
救出への道コーナーではこの8月4日に市川修一さんのお父さんが亡くなったことなどを伝えている。この番組は先週土曜日8月23日と同じ内容である。

1430の「ふるさとの風」は9960kHz、ジャミングが結構強いがパラオの電波が優っている。日曜日は9930kHzの英語番組が混ざって聞こえている。懐かしい日本の歌「汽車」で始まった。
拉致問題解説は田口八重子さんについて。1978年6月ごろ高田のベビーホテルに子供を残したまま拉致された。日本人を偽装し大韓航空機爆破事件を起こした北朝鮮工作員・金賢姫(キム・ヒョンヒ)の証言から、田口八重子さんがこの北朝鮮工作員の教育係を務めたことが明らかになっているが、北朝鮮はこうした事実や事件そのものへの関与を完全に否定している。しかし、田口さんは、別の拉致被害者(2002年に帰国)に対して、「1981年から1983年にかけて「オッカ」(=金賢姫の別名)という名の女性工作員と共同生活した」ことが確認されている。
また、北朝鮮は、「田口さんは、1984年に別の拉致被害者・原敕晁さんと結婚し、1986年7月に原さんが病死したため、精神的な慰労のための旅行中に交通事故で死亡した」と説明している。しかし、帰国した拉致被害者は、田口さんとは1986年7月頃まで同じ招待所にいたが結婚の事実はなかったと証言しており、したがって、「原さんの死後、交通事故で死亡した」という北朝鮮側の説明の信憑性も疑わしい。
北朝鮮側は、田口さんが大韓航空機爆破事件の実行犯の教育係を務めていたという事実を隠蔽しようと偽装工作をしているのに他ならない。もちろん事件そのものを北朝鮮は認めていないし、韓国も機体引き上げなどの捜査をしないなどおかしな事件である。
ふるさとの声は田口八重子さんへのメッセージ、2014年2月収録でお兄さんの飯塚繁雄さんとお兄さん本田勝さんからのメッセージである。八重子さんの姉が2013年9月に亡くなったことなども述べている。続いて2013年4月27日の「すべての拉致被害者を救出するぞ国民大集会」での収録で八重子さんの長男、飯塚耕一郎さんから。これは従来通りである。
今日の一曲は1975年のヒット曲布施晃の「シクラメンの香り」、後半はジャミングも止まりクリアーに聞こえている。この番組は4月9日、18日、27日、5月6日、15日、6月11日、20日、29日、7月8日、17日、26日、8月4日、13日と同じである。
1600の「ふるさとの風」は9960kHz、ジャミングが強くあまり受信状態は良くない。内容の聞き取りは可能である。1430と同じ番組が出ている。

1600の「しおかぜ」は6090kHz、こちらもノイズジャミングが出ているが、八俣の電波が強く影響はない。先週と同じ番組が出ている。
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