今年も何一つ進展することなく、拉致被害者たちは酷寒の地で大晦日を迎えた。条件を付けずにいつでも交渉に応ずると、口先で唱えているだけである。そんな中、短波放送だけは今日も続いている。来年度もほぼ例年並みの予算が付き二つの放送は続投されるだろう。このブログも一日の休みもなく毎日受信状態などを書き続けている。いつまで書き続けられるかわからないが、ウォーキングとともに足腰の立つ間はこれも続投となるだろう。ちなみに31日は6000歩にとどまった。
31日1300の「しおかぜ」は5930kHzが良好である。7280kHzは5kHz上が強くほとんど聞き取りできない。昨日と同じ番組が出ている。
12月10日特定失踪者家族と松野官房長官兼拉致問題担当大臣との懇談会が行われた。家族会会長らからの要望が出ている。続いて、北朝鮮での事故報道について。11月19日ミサイル発射の際に放映された映像に、ミサイルの端にいた兵士たちが後ろへ倒れこむ姿が映っていたというもの。
1969年12月11日の大韓航空機のハイジャック事件について。いまだに11人が拉致されたまま未帰還である。
救出への道コーナーは増元照明さんから。日本政府からご家族の声は増元るみ子さんへ、あとはいつものように日本への脱出に際しての注意喚起が出ている。
1430の「ふるさとの風」は7290、7520、9560kHzが聞こえている。7290kHzはCNR1の混信も弱く全く影響はない。懐かしい日本の歌は「荒城の月」である。拉致問題解説は有本恵子さんについて。1983年7月頃コペンハーゲンから手紙が届いたのを最後に行方不明に。1988年に石岡亨さんから家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き、松木薫さんら3人は平壌におり、よど号ハイジャック犯らの手によって北朝鮮に拉致されたことが判明している。そして1988年11月4日に生活していた招待所で家族全員石炭ガス中毒で死亡と北朝鮮は2002年9月に虚偽報告している。しかし客観的事実は何一つ示されていない。よど号ハイジャック犯の妻らによって拉致されたことが判明している。北朝鮮側はこれを一切認めていない。北朝鮮側の主張には、北朝鮮が匿っているテロリストが関与した犯罪行為を隠蔽しようとする意図があったと受け止められる。
「ふるさとの声」は有本恵子さんへ、父有本明弘さんから、2021年12月18日神戸で開催された「拉致問題を考える国民のつどいin兵庫・神戸」で収録されたメッセージである。次に2020年10月に収録したメッセージが出ている。そして2020年2月3日に94歳で亡くなったお母さん有本嘉代子さんから、2019年1月収録のメッセージが出ている。この途中1458に9705kHzは停波し尻切れである。今日の一曲はなし。この番組は2022年4月12日、19日、5月13日、25日、6月4日、14日、24日、7月5日、16日、26日、8月6日、16日、26日、9月7日、17日、27日、10月7日、19日、29日、11月8日、18日、12月10日、20日と同じ内容である。
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