2022年10月30日

10月29日「しおかぜ」

お天気は快晴続きだが、電波伝播はそうはいかないようだ。29日1300の「しおかぜ」は2波とも弱い。5920kHzは27日からVOF(6045kHzからQSY)が出ており、混信が目立つ。ただ地域差はかなりあり、西日本では八俣の電波が優勢である。土曜日は日本語放送から、先週、並びに昨日と同じ番組が出ている。ジャミングは出ていない。

1300代の朝鮮語と日本語放送はタシケント、台湾送信ともに強力である。この時間帯は月曜日から日曜日まで同じ番組が出ている。
今週の一曲は朝鮮語、日本語放送ともに同じで、10月2日『北朝鮮向けラジオ放送「ふるさとの風」「しおかぜ」共同公開収録~希望の光、届け海を越えて!~』を山口県下関市で開催、劇団Zing♪Zing「オリジナルミュージカルSTREET CATS ~夢を語ったあの日~より」が出ている。

1405の5980kHzは英語放送が優勢、7295kHzは弱いながらも健闘している。先週放送された「ふるさとの風」が出ている。

1430の「ふるさとの風」は11955、9705、9685kHzが聞こえている。信号は強力で、この時間、各波ともジャミングは出ていない。懐かしい日本の歌は「荒城の月」である。拉致問題解説は有本恵子さんについて。1983年7月頃コペンハーゲンから手紙が届いたのを最後に行方不明に。1988年に石岡亨さんから家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き、松木薫さんら3人は平壌におり、よど号ハイジャック犯らの手によって北朝鮮に拉致されたことが判明している。そして1988年11月4日に生活していた招待所で家族全員石炭ガス中毒で死亡と北朝鮮は2002年9月に虚偽報告している。しかし客観的事実は何一つ示されていない。よど号ハイジャック犯の妻らによって拉致されたことが判明している。北朝鮮側はこれを一切認めていない。北朝鮮側の主張には、北朝鮮が匿っているテロリストが関与した犯罪行為を隠蔽しようとする意図があったと受け止められる。
「ふるさとの声」は有本恵子さんへ、父有本明弘さんから、2021年12月18日神戸で開催された「拉致問題を考える国民のつどいin兵庫・神戸」で収録されたメッセージである。次に2020年10月に収録したメッセージが出ている。そして2020年2月3日に94歳で亡くなったお母さん有本嘉代子さんから、2019年1月収録のメッセージが出ている。この途中1458に9705kHzは停波し尻切れである。今日の一曲はなし。この番組は2022年4月12日、19日、5月13日、25日、6月4日、14日、24日、7月5日、16日、26日、8月6日、16日、26日、9月7日、17日、27日、10月7日、19日と同じ内容である。

  
Posted by Hiroshi at 00:00Comments(0)Shiokaze/Furusato no Kaze