2020年09月07日

9月6日「しおかぜ」

1300の「しおかぜ」は5920と6070kHzが聞こえているが、ジャミングのほうが強い。受信状態は悪い。昨日と同じ番組が出ていることはわかる。前半日本語放送、ニュースとニュース解説番組「日本海にかける橋」である。後半1330からは朝鮮語放送が出ている。冒頭の周波数アナウンスは昨年4月のままで、現在使われているものとは若干異なっている。

1300台の朝鮮語と日本語放送はタシケント送信の11875kHzが強力である。台湾送信はいつもの強さはない、9465と9705kHzが比較的良好である。
一週間続いた最後の放送である。白木まち子さんが歌う「みんなで待っているんです」が聞こえている。

1430の「ふるさとの風」は11995、9560kHzが強力である。9450kHzは若干弱いがかろうじて聞き取れるレベル。懐かしい日本の歌は「富士の山」である。
拉致問題解説は田口八重子さんについて、1978年6月ごろ、東京高田馬場のベビーホテルに2歳と1歳の子供を預けたまま行方不明に。当時22歳である。日本人を偽装し大韓航空機爆破事件を起こした北朝鮮工作員・金賢姫(キム・ヒョンヒ)の証言から、田口八重子さんがこの北朝鮮工作員の教育係を務めたことが明らかになっている。北朝鮮はこうした事実や大韓航空機爆破事件そのものへの関与を完全に否定している。しかし、田口さんは、別の拉致被害者(2002年に帰国)に対して、「1981年から1983年にかけて「オッカ」(金賢姫の別名)という名の女性工作員と共同生活した」ことが確認されている。
また、北朝鮮は、「田口さんは、1984年に別の拉致被害者・原敕晁さんと結婚し、1986年7月に原さんが病死したため、精神的な慰労のための旅行中に交通事故で死亡した」と説明している。しかし、帰国した拉致被害者は、田口さんとは1986年7月頃まで同じ招待所にいたが結婚の事実はなかったと証言しており、したがって、「原さんの死後、交通事故で死亡した」という北朝鮮側の説明は信用できるものではない。
北朝鮮側は、田口さんが大韓航空機爆破事件の実行犯の教育係を務めていたという事実を隠そうとしている。もちろん事件そのものを北朝鮮は韓国のデッチ上げだとし認めていない。
「ふるさとの声」は田口八重子さんへのメッセージ、お兄さんの飯塚繁雄さんから、2020年1月収録のメッセージである。続いてお兄さん本田勝さんからも2020年1月収録のメッセージ。そして長男、飯塚耕一郎さんから2020年6月収録の世界に発信するメッセージが出ている。
「今日の一曲」は1968年のヒット曲、水前寺清子の「365歩のマーチ」である。この番組は2020年8月27日と同じ内容である。

  
Posted by Hiroshi at 00:00Comments(0)Shiokaze/Furusato no Kaze