1300の「イルボネパラム」9950kHzの朝鮮語放送はちょっとジャミングが強いようだ。1330の「ふるさとの風」もジャミングがやや気になるが聞き取りは十分できる。一週間続いた番組が出ている。
1330の「しおかぜ」は6020kHz、ジャミングは出てきたが、八俣の電波は強く受信状態は良好である。5日日曜日は日本語放送、昨日に続き2011年12月11日に行われた
10000キロ現地調査第4回の際に失踪関連現場などで収録された拉致被害者家族らのメッセージが放送されている。
市川修一さんへ、お兄さんの市川健一さんと奥様の龍子さんから、最後に写真を撮った薩摩湖での収録。
増元るみ子さんへ 弟の照明さんと奥様の俊子さんから、最後に写真を撮った現場(薩摩湖)、奥様の声は宮崎市内での収録。
園田一さん俊子さんへ 娘の前山利恵子さんとそのご主人の光秋さん 大崎町園田さん自家跡で収録。
田中正道さんへ、妹の村岡育世さん、同じく大崎町園田さん自家跡での収録。
林田幸男さんへ、奥さんの幸代さんと弟さんの勝利さんから、宮崎市大淀川河口のマリーナ、通称タンポリで収録。
水居明さんへ、長男の水居徹さんから、同じく宮崎市大淀川河口のマリーナ、通称タンポリで収録。
岩本美代子さんへ、叔父さんの小松としおさんとご友人の津曲くみさん、菊池かよこさん、今井えいこさんから、宮崎市(旧佐土原町)の車が見つかった石崎浜で収録。
続いて拉致被害者救出に向けての歌、「あなたを忘れない」作詞作曲はしおかぜネットワークに加盟する「映像教育研究会」代表の稲川和男氏、歌は家族会事務局長の増元照明夫妻と横田夫妻。
■作詞・作曲 稲川和男
■補作・編曲 竹野康之
■歌・増元照明・俊子ご夫妻
■コーラス・横田滋・横田早紀江ご夫妻、ご家族、支援者
1. 風は波を誘(いざな)い
波は奇せては返し
今日の希(ねが)いを 彼方ヘと運ぶ
懐かしい山並み 光るせせらぎ
語り明かした あの橋のたもと
ひとつひとつが あの日のままで
思い出の辻に 今も佇(たたず)む
あなたが 故郷(ふるさと)を
忘れていないように
私たちも あなたを 片時も忘れない
だから耐えて 強く生き抜いて
きっと、きっと救け出すから
だから どうか 強<生き抜いて
きっと きっと救け出すから
2. あの日見せた微笑み
今もなお甦る
今日もあなたの面影が浮かぶ
口喧嘩してすぐ 笑い転げて
ともに帰った夕焼けの道
いつか叶える 夢があるよと
あの日交わした 笑顔と言葉
あなたが その胸に
幾度か描いた夢
叶えるため 明日も 夢を諦めない
海を越えて 届けこの希(ねが)い
きっと、きっと救け出すよと
叫ぶ声を どうか聞き届けて
きっと きっと救け出すから
1354:53に「日本政府からのメッセージ」が出ているが、内容は新しいもので。一年前の音声ファイルのメッセージと異なっている。
後半1400からも日本語放送で、現地調査の模様が出てきたが、なんと1330と同じ内容だ、ファイル編集の際つなぐのを間違えたようだ。一時間番組ではなく、30分番組が2本出たことになる。たぶんしおかぜ始まって以来のことかも。
1430の「ふるさとの風」は9960kHz、9950kHzへのジャミングがまだ居座っている。5日日曜日は1330と同じ番組が出てきた。開始と同時にジャミングも9960kHzへ移動してきたが受信状態はよい。
トピックスでは、5月2日に日本政府主催で米国で開催されるシンポジウムのお知らせがあった。拉致問題インフォメーションは韓国での北朝鮮自由週間諸行事について。
ニュース解説は米韓原子力協定を2年間延長することについて。ふるさとの声は、市川修一さんさんと増本るみ子さんへ、お兄さんとるみ子さんの同級生からのメッセージで2013年2月の収録したもの。このメッセージは2週前と同じものである。
朝鮮語放送では演奏された今週の一曲、拉致被害者救出に向けて作られた曲「あなたを忘れない」が、拉致被害者御家族や川口市民の皆さんを中心に結成された「『あなたを忘れない』を歌う会」により演奏されたが、日本語放送ではカットされた。
この後
1448からは早くもエンディング、政府認定拉致被害者氏名がアナウンスされている。終了テーマが延々と流れ1457に終了、後はBabacockのギター曲が流れている。
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