2013年04月12日

A13 CNR8 民族之声

いつも強力に聞こえている中央人民広播電台の民族之声、毎日2055に局名アナウンスに続き、中国の国民的歌謡の一つ愛我中華(ai wo zhong hua)が出ている。2100から朝鮮語で一日の放送が始まる。
年間通して大きな変更はないが、いくつかの相違点がある。
11630と11810kHzの0100-0300の間は送信サイトが異なっている。これは昔から夏と冬と出入れ替わっている。
朝鮮語とモンゴル語に使われている5955kHzは依然として送信機の調子が悪いようで、音が歪み、スプリアスを撒き散らしている。
1100からは6020kHzがモンゴル語と共に連続して使われている。
1700からは再び愛我中華が流れ放送を終了する。

2055-2100 Openning ID & Music 5955, 5975
2100-2300 Korean 5955, 5975
2300-0100 Mongolian 7445, 9655
0100-0200 Kazakh 9455, 11630, 11810, 15670
0200-0300 Kazakh 11630, 11810, 12055, 15670
0300-0400 Mongolian 9610, 11815
0400-0500 Korean 9440, 9610
0500-0600 Kazakh 11630, 11780, 12055, 15415
0600-0700 Korean 9440, 9610
0700-0800 Mongolian 11630, 11780, 12055, 15415
0800-0900 Mongolian 5955, 11780
0900-1000 Kazakh 11630, 11780, 12055, 15415
1000-1100 Korean 7360, 9785
1100-1200 Korean 5975, 6020
1200-1400 Mongolian 6020, 9615
1400-1600 Kazakh 7445, 9630, 9645, 11630
1600-1700 Kazakh 6140, 7445, 9630, 9645
1700-1705 Clossing ID & Music 6140, 7445, 9630, 9645

西蔵人民広播電台の西蔵語の周波数が一部止まっている。いつもよく聞こえている6200kHzは4月10日の放送開始から出ていない。
止まっているのは西蔵語の6200、6130、6025kHzの3波と思われる。これ以外の7385、7255、6110、4920、4905kHzは聞こえている。

中国語放送の5波、7450、7240、6050、5935、4820kHzは全て聞こえている。

停波していた各波は、北京時間13日の放送開始からすべて再開している。
  
Posted by Hiroshi at 18:27Comments(3)Taiwan/China

2013年04月12日

4月11日ふるさとの風

1300の9950kHzは多少ジャミングがあるが、台湾からの信号は強く受信状態は良好である。1330「ふるさとの風」もよく聞こえている。この時間は一週間同じ番組が出ている。

1330の「しおかぜ」は6020kHz、本体へのジャミングもさることながら6015kHzへのスーパージャミングの影響の方が大きい、しかし八俣からの電波も強く、内容の聞き取りは十分できる。11日木曜日は失踪者、拉致被害者家族からの肉声で呼びかけたメッセージが出ている。

1992年失踪の笹垣範男さんへ、お母さんの洋子さんとお姉さんの純子さんから。
2001年失踪の後藤美香さんへ、お父さんの日出男さんから。
1998年失踪の菊地寛史さんへ、お父さんの正美さん、お母さんの恵子さんから。
1962年失踪の加瀬テル子さんへ、叔母さんのヨシ子さん、妹さんのマサ子さんから。
1976年失踪の高野清文さんへ、妹さんの美幸さんから、自から作曲した「そうめい」の歌も披露されている。

1355:35に「日本政府からのメッセージ」が放送されている。引き続き1400からも拉致・失踪者被害者家族からの肉声によるメッセージが出ている。

1977年拉致された横田めぐみさんへ、お父さんの滋さんから。
1978年拉致された市川修一さんへ、義姉の市川龍子さんから。
1993年失踪の田中正道さんへ、妹さんの育代さんから
2001年失踪の賀上大助さんへ、お母さんから。
1981年失踪の辻 與一さんへお兄さんから。
2002年失踪の宮本直樹さんへ、お母さんのはるみさん、お父さんのまさえさんから。
1996年失踪の安西正博さんへ、お父さんの安西茂雄さんから。
1966年失踪の小林 榮さんへ、弟さん七郎から。
1973年失踪の薩摩勝博さんへ、妹さんの品川貴美子さんから。
1969年失踪の今井 裕さんへ、お母さんはつよさんから。

以上の方々の肉声メッセージが放送された。1425:35にも「日本政府からのメッセージ」が出ている。この番組は2011年6月9日、7月7日、8月4日、9月15日、10月13日、11月10日、12月8日、2012年1月13日、3月8日、29日、4月27日、5月24日、6月28日、7月26日、8月23日、9月20日、10月18日、11月22日、12月20日、2013年2月1日、3月14日と同じ内容である。

1430の「ふるさとの風」は9960kHz、ジャミングは9950kHzへ垂れ流し、受信状態は良好である。週一回この時間にも放送される番組、1330と同じのが出てきた。トピックスは安保理が北朝鮮人権問題制裁強化を決議したことなど。
拉致問題インフォメーションは3月22日ジュネーブにおける北朝鮮人権状況決議案が採択されたことを伝えている。日本政府はこれを高く評価する。
ニュース解説は、緊張続く朝鮮半島情勢について、4月8日現在の解説だが、いまだ何事もない。拉致問題解説は国会議員による拉致議連について、2002年に設立された経緯など、活動状況なども触れているが・・・・。
ふるさとの声は松木薫さんへ、お姉さんの斉藤文代さんと薫さんの歌を作ったミュージックボランティアの浦田剛さんからのメッセージ、2013年2月14日に収録した新しい音源である。今週の一曲は無し、後はいつもの認定拉致被害者の氏名、スケジュールのアナウンスで1457に番組終了。後は例のBabcockのギターが流れている。


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Posted by Hiroshi at 00:00Comments(0)Shiokaze/Furusato no Kaze