2008年11月21日

NHKオンデマンド

12月1日からNHKが新しいタイプの有料放送を始める。

ずいぶん前からPRはしているのでご存知の方も多い。すでに料金も発表されている。見逃した番組、過去の見たい番組、さてどれだけの人が契約するのか未知数である。

一番安い番組一本で最低価格105円からという設定。スカパーではないがこれもパック料金がありこれがお値打ちのようだ。それよりもデジタルテレビでインターネット接続している割合がどれだけあるのだろう。今のところ数パーセントといわれている。

しかも最近の機種でないとこれに対応しない。もちろんパソコンで見ることは出来る。さらに著作権保護されており録画は出来ない。どれだけ需要があるのか見ものである。こんな事業展開をして赤字にならなければいいが、今から余計な心配をしてしまう。

  
Posted by Hiroshi at 20:16Comments(0)日本語放送

2008年11月18日

KBS日本語放送

17日の KBS「玄海灘に立つ虹」 で12月17日をBCLの日にしようという動きに合わせこんな予告をしていました。

個人的には先生でも、神様でもありませんが、BCLという言葉を日本に定着させた大御所であることは確かでしょう。そして彼の意思をついでまた海外放送を聞く人たちが増えてきていることは喜ばしいことです。

時代は変わり、短波ラジオが無くてもBCLができるようになりました。趣味の世界ですからどんな楽しみ方も個人の自由でしょう。しかしベリカード集めのためにBCLをするというのはどうも趣旨が違うような気がするのですが・・。

そういえば、オークションに出すためにベリカードをもらうんだという人がどこかにいました。まあそういう時代なんでしょうね。遺品をオークションで整理できたという人の話を聞いたこともありますから。  
Posted by Hiroshi at 16:09Comments(0)日本語放送

2008年11月16日

ラジオ放送のデジタル化

EUなどではDRM放送として実用化されている。しかしまだ一般的ではないが、受信機も市販されている。日本でDRM放送が出てくることは絶対にない。

国内ではまったく別の方式でしかもVHF帯のアナログテレビの7chの周波数を使って試験放送を行っている。しかし東京と大阪しか受信できない。今後放送地域が広がる予定も無い。これを聞く受信機も入手しづらい。番組といえばAM放送と同じサイマル放送である。

通常のラジオの感覚で聞けるデジタルラジオ放送は日本ではまだないということである。というよりも今後も出てくる可能性は低い。ヨーロッパのように、両立性という事を日本は考えないからだ。

同じ筐体のラジオで、AMモードにすれば中波放送が、FMにすればFM放送、そしてDABにすれはデジタル放送が受信できるという概念が日本ではやれない、やらない。今の実用化試験放送も、これから先も本放送になることは望み薄い。受信機が無いからである。

これから先もラジオ放送はアナログが主役となることは間違いない。完成された技術と送信所のグローバル化により誰もが放送できるからである。

短波放送に関してはR25にこんなことも載っていたので以下に転載する。この世界も一般には理解しがたいことに映るようで、実際に短波放送から新聞テレビ以上の情報を得ることは少ないかもしれない。しかし世界のメディアの実態を身近なものにしていることは確かだ。
南大西洋セントヘレナ島から年一回の短波放送が行われている。日本のわれわれアマテュアの援助により実現した放送でもある。自分のリクエストした曲が流される、メールが読まれる、地球の裏側からの放送が聞こえる。何とロマンのある楽しみ方ではないか。

ラジオ放送もデジタル化へ、ですが…
君は短波ラジオのディープな世界を知っているか?

テレビ放送は2011年から地上デジタル放送になりますが、ラジオ放送も地デジ化を進めているって知っていました? 音質の向上やデータ放送などよりよいサービスが提供されるようですが、ラジオの場合、地デジ開始後もアナログ放送は続けられるのであまり話題になっていないみたい。

そういえば日本で放送されているラジオ放送の形式は、AM放送、FM放送、短波放送の3つ。AMはスポーツ中継やトーク番組が売り、FMは音楽メイン、あれ? 短波放送ってどんな番組をやってるの? オジサンたちが真剣な表情で聞いてるってイメージはあるんだけど。

「オジサンが聞いているのはおそらく『ラジオNIKKEI(旧・ラジオたんぱ)』でしょうね。株式市況番組と競馬中継番組が人気です。日本の短波番組の代名詞であり、『ラジオNIKKEI』のみを受信する専用のラジオもあるくらいです」

そう答えてくれたのは、『ラジオマニア』(三才ブックス)編集長の梅田庸介さん。ではそもそも『短波』ってどんな特徴があるんだろう?

「短波は、中波(AM放送)や超短波(FM放送)では突き抜けてしまう電離層(地球の大気の上層部)で反射するという特徴を持っています。そのため、短波は地上と電離層の間でピンポン玉のように反射し、非常に遠方まで届きます。そのため自国の文化を伝えるために伝統音楽や国内情報を海外向けに流す番組が多く、今、日本に住む日本人や海外在住の日本人に向けて海外から短波放送を発信している国は、韓国、中国、アメリカ、オーストラリアなど15カ国にのぼります」

なるほど。…でも正直、周りに短波を聞いている人っていないんですけど。

「よりタイムリーに情報を受け取れるインターネットの発展や、高層ビルの影響により電波が拡散し、都市部では短波を受信しにくくなっていることがあいまって、短波ラジオのユーザーは非常に少なくなっているのが現状です。ただ、インターネットとは違い、特別な電話回線などはいらず、電波さえ受信できれば海外の音声を直に聞けるのが短波ラジオの利点です。その点を生かして現在、特定失踪者問題調査会が北朝鮮の日本人拉致被害者に向けて『しおかぜ』という番組から、『家族からの手紙』などのメッセージを送っていますよ」(同)

インターネットや携帯電話で簡単にコミュニケーションが取れる時代。でも、今や聞く人も減った短波ラジオでしか届けられない“声”もあるんですね。
  
Posted by Hiroshi at 08:18Comments(0)日本語放送

2008年10月24日

B08スケジュール

恒例の周波数変更が10月26日から実施されます。

これまでに変更予定の日本語放送は全て新しい周波数が発表されています。ほぼ昨年と同じ周波数が使われています。
日本語以外でオヤッと思ったのが、台湾の中国語スケジュールで、地下局「中国之声」が一緒に掲載されていることです。

確かに台湾から出ているので載せているのでしょう。7270kHzで出ていますが当然ジャミングにつぶされています。この放送「二十一世紀中國基金會」という米国のNPO法人が行っています。  
Posted by Hiroshi at 07:57Comments(0)日本語放送

2008年10月15日

R.NIKKEIガンバッテいます

同じ番組がラジオNIKKEIで3回も再放送されることは非常に珍しいことです。

その珍しいことが実際にあったわけですが、それに気をよくして、すでに発表されているように、その追悼番組をギャラクシー賞に出品することにしたそうです。

ラジオNIKKEIのブログから。
それはさておき、あまりの反響がいいことに気を良くしまして(?)、
この番組をギャラクシー賞に出品することにしました。
BCLを知らない審査員の皆さまにどう聴いてご評価いただけるのか?!
ちょっと知りたくなってしまったものですから・・・。
私のワガママを聞いてもらいまして、締め切り間際の滑り込み応募します。

というわけで、結果が分かりましたら、また改めてお知らせさせていただきます。
取り急ぎ、ご報告。
  
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2008年10月09日

RTI日本語、放送時間変更

ぼちぼち冬スケジュールがあちこちからこぼれてきます。

7日のRTI台湾国際放送の日本語放送では、10月26日から日本時間1700からの放送を1730からにするとアナウンスしています。
周波数は変わらず11605kHzです。
これ以外は今までと同じです。  
Posted by Hiroshi at 01:14Comments(0)日本語放送

2008年09月26日

KBS日本語テスト放送

KBS日本語放送ではこの冬スケジュールの備え26日から試験放送を行っています。

1200-1300の一時間、周波数15160kHzで28日まで行われます。

しかしこの時期もう1200台はこの19mbは死んでいます。日本語が出ていることは分かりますが中身までは分かりません。SINPO24342と言ったところでしょうか。


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Posted by Hiroshi at 21:40Comments(0)日本語放送

2008年09月20日

BCLの世界~

9月15日に放送されたラジオNIKKE「BCLの世界~山田耕嗣さんを偲んで」が大きな反響を呼んでいます。

それだけ彼がBCLの世界に与えた影響が大きかったということでしょう。これからも山田耕嗣の名前は事あるたびにいろいろな場所で出てくるかもしれません。この番組を企画した掛原雅行さんのお話が載っています。

また彼の誕生日をBCLの日にしようではないかと言う話が一部の人たちから持ちあがっています。実現に向け日本語放送をしている局に提案しようというものです。

年代によって彼に対する思い価値観の違いから、一個人をそこまで持ち上げなくてもいいのではという話も多くの方から聞きました。世の中いろんな記念日がありますので、BCL記念日があってもおかしくはないと思います。

しかし広い意味でBCLの中には彼を師と仰がない人も多数います。一個人の誕生日を記念日にする根拠が偏ってしまいます。もちろんそれに賛同できる方はそれぞれの思いを馳せる事にやぶさかではありません。

BCLという趣味は何もベリカードを集めるのが目的ではありません。一つの手段に過ぎません。特殊な国の放送をより多く聞く、それに賛同できる人たちでBCLの方向付けをするのはまさに情報操作です。もっと広い見地から考える事柄でしょう。  
Posted by Hiroshi at 17:18Comments(3)日本語放送

2008年09月18日

山田耕嗣さん追悼特番再放送

15日に放送されたこの特別番組、予想以上の反響に再々放送が決定しました。

ラジオNIKKEIによれば9月23日の1100-1300JSTに放送されます。
オンデマンドでいつでも聞けるわけですが、それでも短波で聞きたいという多くの声に応えるそうです。

やはり短波放送はすばらしい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!。  
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2008年09月16日

21世紀のBCLマニアル

BCLの世界で、これだけ多くに人に愛され尊敬された人も珍しい。そしてその人のための追悼番組が企画され、二時間もの特別番組がCMなしでオンエアーされました。

今も実戦で活躍されている方々によって企画制作された番組だけに、誰もが聞き入った2時間となりました。追悼番組にありがちな暗さはなく楽しめる内容で実にうまくまとめられています。

BCLマニアルの売れ行き好調の弊害として、過去には放送局側にとっては迷惑なベリカードコレクターの存在がありました。今でも段ボール箱に何百枚何千枚と集めている方も見えます。べりカードを集めるためにラジオを聴くという方も見えます。人それぞれ価値観の違いもあり楽しみ方もいろいろです。

9月15日祝日という穴埋め番組ではなく、これをきっかけに短波放送健在なりを復活させる起爆剤になってほしい。BCLブームを支えた多くの人たちが再びラジオ放送を聞くという最も単純で且つ重要な事だという再認識をするきっかけになったことでしょう。

21世紀になっても短波放送は生き続けています。それを聴くためのラジオは殆んど一般には市販されなくなりました。今回の番組もオンデマンドでいつでも聴くことができます。

しかし昔のラヂオも同様生き続けています。実用に十分耐えうる性能を維持しています。そしてこれからはパソコンと連動したソフトウェアーラジオが出現しています。すでに21世紀のBCLマニアルが出来上がりつつあるのです。

以前はラジオに関する記事もよくありました。5年前の産経新聞の投稿欄です。


  
Posted by Hiroshi at 12:32Comments(0)日本語放送