2008年09月16日

21世紀のBCLマニアル

BCLの世界で、これだけ多くに人に愛され尊敬された人も珍しい。そしてその人のための追悼番組が企画され、二時間もの特別番組がCMなしでオンエアーされました。

今も実戦で活躍されている方々によって企画制作された番組だけに、誰もが聞き入った2時間となりました。追悼番組にありがちな暗さはなく楽しめる内容で実にうまくまとめられています。

BCLマニアルの売れ行き好調の弊害として、過去には放送局側にとっては迷惑なベリカードコレクターの存在がありました。今でも段ボール箱に何百枚何千枚と集めている方も見えます。べりカードを集めるためにラジオを聴くという方も見えます。人それぞれ価値観の違いもあり楽しみ方もいろいろです。

9月15日祝日という穴埋め番組ではなく、これをきっかけに短波放送健在なりを復活させる起爆剤になってほしい。BCLブームを支えた多くの人たちが再びラジオ放送を聞くという最も単純で且つ重要な事だという再認識をするきっかけになったことでしょう。

21世紀になっても短波放送は生き続けています。それを聴くためのラジオは殆んど一般には市販されなくなりました。今回の番組もオンデマンドでいつでも聴くことができます。

しかし昔のラヂオも同様生き続けています。実用に十分耐えうる性能を維持しています。そしてこれからはパソコンと連動したソフトウェアーラジオが出現しています。すでに21世紀のBCLマニアルが出来上がりつつあるのです。

以前はラジオに関する記事もよくありました。5年前の産経新聞の投稿欄です。


Posted by Hiroshi at 12:32│Comments(0)日本語放送
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