海外からのラジオ放送

実際の短波帯を世界各地でモニターした結果がITU-Rから公開されている。これまではSOHの周波数はごく一部しか記載がなかった。
この4月のリストでは何と50数波出ているほとんど全ての周波数がモニターされている。しかも局名がSOH Xi Wang Zhi Shengと記載されている。従来は不明局の記載が多かった。また一部にはSound of Hopeとしているところもある。

どこかの周波数リストがこんなところでも利用されているらしい。一部の周波数には方向探知した当該電波の到来方向の記載もあるが、これは明らかに火竜ジャミングの送信サイトである。ほとんどがウルムチまたは海南島となっている。チチハル方面もいくつか。

延べ11614波のうちSOHは404波がモニターされている。全て東京とソールのモニターである。東京のモニターでは1kHz以下の周波数で記録されている。
記載のあるロケーションの一部。
109 E 30 34 N 49
119 E 15 26 N 3
87 E 26 43 N 49
120 E 28 23 N 9
120 E 44 23 N 4
120 E 44 23 N 14
123 E 25 47 N 40
120 E 19 23 N 7
121 E 13 25 N 15
121 E 4 25 N 3
127 E 34 35 N 42
  

4月いっぱいは3280、4950そして5075kHzで聞こえていた「浦江之声」がこのところすべて止まっている。いつから止まったのかは把握してない。

DXLDでは近いうちに短波放送はやめるという情報があったが、もうすでに止まってしまった。例年5月には5075kHzが9705kHzへ動いているがそれもなく3波とも消えてしまった。

上海の浦江之声Voive of Pujiang off the air.
1130ｖ-1600　3280、4950、5075

  

4月22日以降一部の周波数を除きすべてのジャミングがCNR1に置き換わったが、29日1735以降、今まで通り火竜ジャミングが復活している。

29日月曜日は1735にCNR1の番組が全て終了、24時間出ていた5945、6125、7290、9710kHzも止まった。更に9800と12000kHzも1735に停波した。

唯一出ていたCNR2の6065kHzも1605に停波している。

1735以降、RFAに対する妨害は全ての周波数に火竜ジャミングが出ている。

1955にいつものようにCNR1各波が一斉に始まった。9800、12000kHzも同様CNR1の番組で開始した。9800kHzは2004にルーマニアのDRM放送につぶされてしまった。
RFAに出ているジャミングも1955に一斉にCNR1に切り替わった。

放送バンド外のSOHに対しては引き続きCNR1ジャミング用放送がかけられている。
  

22日から火竜ジャミングに代わってCNR1が妨害をしている放送バンド外の非公式放送、SOHの周波数をチェックした。4月29日0800台に聞こえたのは、これまでとほぼ同じ、18370kHzが新たに聞こえるが、16600kHzがいない。

SOH
19970、18970、18370.6、18250、18180、17900、17450.4、17370、17300、17250、17170、16920、16250、15900、15870、15800、14980、14870、14800、14750、14370、13970、13920、13850、13775、13530、13480、13430、13350、13270、13130、12980、12800、12670、12370、12320、12230、11300、10960、9970、

SOH & CNR1
17080、16980、16360、16160、16100、15970、14700、13820、12500、11970、11500
0830までのチェックではCNR1ジャミング放送が出ている周波数が少ない。

  

きのうは17760kHz、そして今日27日土曜日は17670kHzへ出てきた。やはりこの0100-0200のRFAウイグル語も日替わり周波数だ。
CNR1ジャミング放送は17835kHzに出ている。今日の17670kHzは若干弱い、その上5kHz上のRNZIのDRM放送がかぶってくる。ジャミング放送よりはましかも。上側カットで全く影響はない。後半はDRM信号も落ち、よりクリアーに聞こえていた。
日替わり周波数2日目でまだジャミングは移動することなく0200まで17835kHzに垂れ流しが続いている。

RFA Uyghur 0100-0200
April 1-April 25 17835
April 26 17760
April 27 17670

0200からのRFAチベット語もすでに日替わり周波数だ、土曜日は21550kHzが使用されている。これは超強力だ、CNR1ジャミングは昨日出ていた21540kHz、しかし0207には21550kHzへ移動している。
さすがチベット語には反応が早いといいたいが、1500の11870kHzはいまだにクリアーに聞こえている。ジャミングは11835kHzに居座ったままである。何ともちぐはぐな対応。

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地震発生から一週間、四川省では27日8時02分に黙とうをささげる。このニュースはCNR各チャンネルで繰り返し告知されていた。

臨時放送局についてのインタビュー記事がある。
中央人民广播电台、四川广播电视台、雅安人民广播电台、芦山县广播电视台联合开办的“国家应急广播·芦山抗震救灾应急电台”已于4月22日开播，这是中央人民广播电台首次以"国家应急广播"为呼号，在突发灾难事件中对灾区民众定向播出的应急广播，播出频率为调频92.7兆赫、短波9.8兆赫和12兆赫。
总局相关领导专门开辟绿色通道，特事特办，在极短时间内协调出两个短波，并在抗震救灾前线调配1000台卫星接收机，发放到灾区百姓手中，这也意味着如果电力恢复，灾区百姓便多了一种收听广播的手段。截至4月21日晚，总局又积极协调出芦山电台92.7调频为应急电台使用，呼号为‘国家应急广播·芦山抗震救灾应急电台’。4月22日上午8点30分，芦山应急电台在芦山地震灾区成功开播。4月22日中午中央台应急小组一行13人抵达芦山，下午4点40分，灾区临时搭建的帐蓬直播间里，实现了应急电台在前方的第一次直播。在灾难面前，中央台和芦山台的同行并肩携手，共同为当地百姓奉献一套抗震救灾定向服务广播。

　　这套专为震中芦山县开播的定向应急广播，将如何在抗震救灾中发挥作用？姜海清副总编辑对此做了说明：“中国之声是中央台最有影响力的、面向全国播出的新闻综合频率，这次芦山地震发生后，中国之声第一时间播出了24小时贯通的特别节目“雅安紧急救援”，发挥了国家应急广播的主力军作用。而芦山抗震救灾应急电台是我们的一次尝试，是面向芦山等几个受灾最重的县，定向性、本土化播出的电台。

四川大地震の時は国を挙げて喪に服すということでウェブサイトが全てモノクロになったが、今回は四川省の告知、したがってここのサイトだけはモノクロになっている。

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中国の地震救援臨時放送局、「芦山抗震救灾应急电台」は9800と12000kHzで24時間放送されている。一部はCNR1と同じ番組が出ているが、一部の時間独自の番組を出しているようだ。
同じく24時間出ているCNR1の5945、6125、7230、7290、9710kHzは9800と12000kHzも同じ番組を流している。
9800と12000kHzは他のCNR1よりも約3秒ほど遅れて聞こえる。臨時放送局の送信所まで複数の衛星回線で送られていると推測できる。
25日も0700台、0800台は、「芦山应急广播」の番組が出ている。0900からはCNR1、0928から別番組を出している。25日0847、12000kHzの録音。この時間ではまだ信号は弱い。




国家应急广播芦山抗震救灾应急电台：FM92.7MHz；SW9.8MHz\12MHz 宝兴抗震救灾应急电台FM98.8

CNR2「経済之声」も24時間放送をしている周波数が一つだけある。これも4月22日からで、6065kHzだけがなぜか24時間出ている、1605-2055の間休まず聞こえている。

止まっていたCNR5の7415/11935/7410kHzが25日から再開している。
  

RFAチベット語と中国語がほぼすべての時間帯、日替わり周波数に移行している。4月23日0300の放送から21MHｚ帯の周波数が変更されている。
赤字が日替わり周波数、当然すべてクリアーに聞こえている。

4月23日に受信できたRFA中国語の周波数は、
0300～17500, 17855, 17615, 13710
0400～21475, 17855, 15615, 13790
0500～21470, 17855, 15615, 13790
0600～17805, 17495, 15615, 13790

同じくRFAチベット語は、
0100～17515, 11695, 9885, 9680
0600～21690, 21515, 17765, 17510
1000～17495, 15330, 13680

0600の中国語は昨日までサイパン島からの17855kHzが0300-0700に出ていたが、最後の一時間だけ日替わり送信になった。
  

四川芦山地震に伴い、4月22日からFMと短波で緊急放送を行っている。通常のCNR1のほかに、短波では9800と12000kHzが24時間放送を始めた。いずれの周波数も強力に聞こえている。

通常毎週月曜日はCNR1すべての放送が1735に終了するが、22日は放送が続いている。9800、12000kHzのほか、5945、6125、7230、7290、9710kHzが聞こえている。毎正時の後のFM周波数アナウンスは20日の放送から出ている。

国家应急广播芦山应急电台：Fm92.7MHz;Sw9.8MHz/12MHz
雅安市中国之声频率：中波Am639KHz; 调频Fm99.1MHz
雅安民政局捐赠电话：0835—2242305/2362015/2242325

国家应急广播首个定向应急频率开播
　　中广网北京4月22日消息 国家应急广播今天（4月22日）在四川雅安地震震中芦山县开播定向应急广播。这是继中央人民广播电台中国之声“4.20”雅安地震第一时间启动国家应急广播报道程序，发挥国家应急广播主力军作用之后，首次以“国家应急广播”为呼号，在突发灾难事件中对灾区民众定向播出的应急频率。

　　在雅安地震重灾区芦山开办的临时救灾广播电台呼号为：“国家应急广播·芦山抗震救灾应急电台”，（以下称芦山应急电台）播出频率调频92.7兆赫、短波9.8兆赫和12兆赫，这是由国家新闻出版广电总局指挥协调，中央人民广播电台、四川广播电视台、雅安人民广播电台、芦山县广播电视台联合开办，全天24小时滚动播出。芦山应急电台在此次地震的震中重灾区芦山县设立直播间，以政府公告、救援信息、听众热线、专家访谈、记者连线、灾害互助热线等形式，针对身处灾区的民众、救援人员等群体，提供定制化、点对点、全方位的实用信息实时播发。希望为当地提供最权威的信息公告、最可信的行动指导、最实用的科普信息、最快捷的沟通渠道和最具人文关怀的心理抚慰，实现真正的国家应急广播中央、省、市、县四级响应、互相支撑的应急广播对象化、本土化。

　　据介绍，“国家应急广播·芦山应急电台”的开播，是国家应急广播体系建设中的首次实践尝试，标志着中央人民广播电台国家应急广播功能的全新拓展。

　　党的十七届六中全会提出建立统一联动、安全可靠的国家应急广播体系，这一体系也被纳入国家“十二·五”规划中。据了解，该体系将统筹全国从中央到地方各级电台，建立与各种应急信息渠道的联通机制，实现在突发公共事件中第一时间发布民众所需应急信息的目标。
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昨日20日から中国のジャミングにちょっとした異変が。

あれほど鳴り響いていたいわゆる火竜ジャミングが聞こえない。放送バンド外に50波以上も出ているSOHの一部には火竜に変わりすべてCNR1が出ている。
4月21日の0800台のSOHでCNR1が出ている周波数は、
17370、17300、17250、16250、16160、14800、14400、14370、13970、13820、13430、12870、12500、12230

上記以外はジャミングもなく以下の周波数がクリアーに聞こえている。
19970、18970、17900、17450、17170、17080、16980、16920、16850、16360、16100、15970、15940、15900、15870、15800、14900、14870、14750、14700、14600、13920、13850、13775、13530、13480、13270、13130、12980、12800、12670、12370、12320、11970、11500、11300、11230、9970

明らかにジャミングの出ている周波数が少ない。一部送信所などのメンテナンスで送信機が稼働できない状態がうかがえる。
CRIの日本語放送でさえ止める事態。大規模な整備が行われているのかもしれない。

昨日20日から「西蔵之声」のジャミングもCNR1に変更されている。火竜ジャミングを出す送信サイトは複数個所あると思われるが、CNR1にしたのはなぜか。
April 21 Sunday "Voice of Tibet"
1200-1230 15608 (ex.15607) Chinese
1230-1304 15562 Tibetan
1300-1335 15608 (ex.15607) Chinese
1304-1335 15568 (ex.15563) Tibetan
1335-1405 15567 (ex.15568) Tibetan
1335-1400 15607 (ex.15608) Chinese
1405-1430 15562 (ex.15567) Tibetan