「欠陥製品で火災、年に174件」なんていう記事が最近新聞などに書かれている。
例によってマスコミのメーカーたたきの書き方である。正しい使い方をしなかったために起きた事故が殆どなのにこういった見出しをつけ、消費者になにを伝えなければならないかを忘れている。
これが全ての製品に対してではなく、なぜか自動車だけは全て運転者のせいにしている。マイクロバスのドアが走行中に開いて死亡事故が起きた。
これがガス器具で死亡事故が起きると製品が悪いと書き立てる。走行中にドアが開く自動車が悪いとは書かない、書けないからだ。
石油ストーブで火災と言う事故も多い、正しい使い方をしていれば火災など起きる筈が無いのに、火をつけたまま給油したりしている。明らかに使用者が悪いのに、メーカーもお詫び広告を出す。
この冬は灯油価格が異常に高く、ガスと電気のファンヒーターが飛ぶような売れ行きだ。それはそれでいいのだが、未だに40年も昔のガスストーブを出して使っている人を見た。
「お客さん危険だから新しいのに替えて下さいよ」といってもまだ使える・・・、そしたら後日電話があり、ヤッパリ心配だから買い替えます。
それもホースが邪魔だから電気の方がいい、早速届け使ってみると、電気でも今はこんなにいいのがあるのね。
昔からこういった製品はあるが、電気代が高いと言う先入観から敬遠されていた。今でも電気の方が高いと思っている人は多いみたい。
同じ暖房エネルギーを出すのに、灯油18リットル約900円で電気代と同じ、もちろんガスが一番高い。エアコンも正しい使い方をしないために暖房効率を悪くしている例をいくつも見ている。