2015年05月10日

5月9日ふるさとの風

1300の「ふるさとの風」は9950kHz、これが始まる1300まではパラオからの番組が強力に聞こえている。1258にノイズジャミングを出してきた。台湾からの電波は幾分弱くかつ変調も浅く感じられノイジーな受信状態である。この時間は毎日同じ番組である。

1330の「しおかぜ」は5985kHz、一時間以上も前からPipジャミングを垂れ流している。しかし八俣からの電波は極めて強い、あまり受信の障害にはならない。9日土曜日は朝鮮語放送から、先週と同じ番組である。後半1400は日本語放送、特定失踪者家族懇談会が4月26日の国民大集会に合わせて行われた。参加した家族らの氏名が読み上げられている。
続いて国民大集会が日比谷公会堂で開催された。2000名を超える参加者で拉致の早期解決を訴えた。5月5日の「しおかぜの集い」など政府行事などもあり拉致事件の解決を図っていくことになる。
「救出への道コーナー」では拉致被害者は全員生きているという具体的な証拠を述べている。北朝鮮は死んだことにしなければ困る理由がある。1422:26に「日本政府からのメッセージ」が出ている。このあとスケジュールの紹介、緊急放送ISに次いで、日本への連絡用電話FAX番号メールアドレスがアナウンスされている。

1430の「ふるさとの風」は9960kHz、ジャミングは聞こえないが同じ周波数に出ているFSK波がかなり強い、しかも若干パラオの電波も弱い。懐かしい日本の歌「ないしょばなし」で始まった。拉致問題解説は曽我みよしさん当時46歳について。1978年8月12日夜、佐渡島からひとみさん(当時19歳)と共に行方不明になった。日本政府の無策ぶりが露呈した事件で、2002年10月ひとみさんが帰国するまで、拉致されていることさえ分からなかった。その後の調査で在日朝鮮人が関与していることも分かっている、実行犯キムヨンスクを国際手配して犯人の引き渡しを求めているというが何の解決にも至っていない。関係者はいまも日本国内で通名を使い普通に生活している特別永住者の一人である。日本にはスパイを取り締まる法律はない、今も国内で工作員が活動している。
ふるさとの声は曽我みよしさんへ、2011年9月27日収録の音源がまだつかわれている。曽我ひとみさんの日本語と朝鮮語(日本語放送では韓国語と言っている)によるメッセージが出ている。この年、ひとみさんは52歳、みよしさんは80歳である。
今日の一曲は1980年のヒット曲、オフコースの「さよなら」、この曲は2011年5月や2012年3月に、2013年9月の今週の一曲などで登場している。この番組は2015年4月1日、11日、21日、30日と同じ内容である。
1500の9975kHz、1530の9965kHz「イルボネパラム」朝鮮語放送はジャミングもなくクリアーに聞こえている。一日3回の放送、一週間全て同じ番組である。朝鮮語の今週の一曲は中村あゆみの「ともだち」、この曲は2011、2012年にも登場している。1600の「ふるさとの風」も9960kHz、1430よりは多少良いかも。

1600の「しおかぜ」は激しい混信の中CRIと同じ強さで聞こえている。ジャミングは出ているが、双方の電波が強くどこかえ消え失せてしまった。先週と同じ番組である、後半1630は日本語放送である。
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