2024年08月24日

RFA Tibetan

7月から放送時間を半分に減らしたRFAのチベット語放送、その後も送信サイトの変更などがあり大きな変化を見せた。チベット語は毎日5時間の放送である。0600の放送はなぜか5日間だけすべての周波数が止まっていた。
またこの時間は一波が日替わり周波数で2波を使い分けている。
2200の放送も3波のうち、一波が日替わりで、木曜と土曜日は9920kHzが使われている。
RFAのスケジュールは同局のウェブサイトにあるが、一部の周波数は掲載されない。

RFA Tibetan
0600-0700 15610dsb この時間8月16-20日は止まっていた。
1,3,5,7 17750kwt
.2.4.6. 17670kwt
1200-1300 12055kwt 13580dsb 15490dsb 17690dsb 17860lam
1300-1400 11995kwt 13720dsb 15275dsb 15490dsb 17860dha
2200-2300 7485kwt 9380kwt
1..4... 7520kwt
.2..... 7355kwt
..3.... 7365kwt
....5.7 9920kwt
.....6. 7360kwt
2300-2400 5950kwt 9545dsb 11700dha

VOAのチベット語も削減され3分の1のわずか2時間放送となった。1600の11890kHzの週4日放送は継続されている。日替わりならあと3日別の周波数に出そうだが、なぜかそれはない。

VOA Tibetan
1400-1500 9445kwt 17490bib 17690lam
1600-1700 7465pht 9760lam 9950udo 11890pht 1.3.5.7

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Posted by Hiroshi at 17:06Comments(0)Taiwan/China

2024年08月24日

8月23日「しおかぜ」

23日1300の「しおかぜ」は6070kHzが良好である。6165kHzお強いが同波のCNR6が若干混信しているのが確認できる。7月28日仙台市で開催された共同公開収録から失踪者家族の呼びかけが出ている。先週と同じ盤食いである。
特定失踪者早坂勝男さんと薩摩勝博さん御家族からのメッセーである。続いて、金正恩が韓国メディアを非難したというニュース。
「救出へ道コーナー」は増元照明さんから、2022年作文コンクールから、優秀賞、関心をもつことが第一歩  神奈川県立厚木東高等学校 1年 中川 茜莉さんの作品が読み上げられている。
 拉致問題っ て何なんだろう。度々 ニ ュ ースで取り上げられる拉致問題に つ いて私は深く考えることなく聞き流してしまっ ていた。私が生まれる前に起こった事件なために身近に思うことは出来なかったのだ。他人事、アニメ「めぐみ」を見るまではそう思っていた。
 アニ メ「めぐみ」を視聴した時、もし自分がと考えると恐ろしさと苦しさで胸が締め付けられるような思い にな っ た。四十五年前、横田めぐみさんは十三歳という若さで北朝鮮に拉致された。青春真っ盛りのときに自由を奪われ、家族から引き裂かれたのである。アニメのシーンにあった船内に響くお父さんとお母さんを呼ぶめぐみさんの声が印象に残っている。それはフィクションだと思いたいほど辛い現実だった。いきなり大好きな人達のそばから離され、知らない人に知らない場所へ連れてかれる、怖くて怖くて仕方がなか ったと思う。そしてなによりめぐみさんを奪われたご家族がどれだけ苦しい思いをしてきたのかが分かり、自分の無知さに気づいた。突然にして最愛の娘が姿を消した。考えたくない、信じたくない現実だったと思う。その当時、めぐみさんに何が起こっているのか分からない状況も辛かったであろうし、拉致されているかもという情報がもたらされた時は信じ難く、助けに行くことは出来ないやるせない気持ちだったと思う。
娘が帰ってくるのなら何でもする。そういう思いだったと考える。
 マンガ「母が拉致された時僕はまだ一歳だった」を読んで、被害者家族は「めぐみ」とまた違った思いがあると感じた。めぐみさんと同じく拉致された被害者だが、事件に関わ った人物を教育していた。大人になっ て自分の母親が拉致されたという事実を知り、複雑な思いだったと思う。めぐみさんのご家族は世間に呼びかけていたが、母が拉致されてしまった耕一郎さんは簡単に公の場に出られなかったことは悔しかったのではないかと思った。
 これらのアニメやマンガを見た後、なぜ、未だに拉致問題が解決しないのか?という疑問が浮かんだ。それほど北朝鮮という国との交渉が難しいのだろうか。
 私は、拉致問題解決は自分たちから遠いところにある気がして正直何をすれば良いのか分からない。だが、まずは拉致問題について知ることから始めるのが重要だと考える。拉致問題への一人一人の関心こそが何かに繋がるのではないだろうか。そして、被害者家族が高齢化していく中でこの拉致問題が薄れていかないように、この事実を忘れず後世にも伝えていくべきである。

「日本政府からご家族の声」は市川修一さんへ、市川健一さんからのメッセージ、2020年6月に電話収録したもの。
あとはいつもと同じで日本への脱出に際しての注意喚起が告知されている。後半1330は朝鮮語盤食い「富士山は知っている」が出ている。

1300の9940と9455kHz、ジャミングが出ているが弱くほとんどわからない。1330の9705と9455kHz同様、受信状態は良好である。15475kHzは音量が小さくよく聞き取れない。この時間は毎日同じ盤食いが出ている。

1430の「ふるさとの風」は9705と9685kHzの台湾送信がきわめて強力である。懐かしい日本の歌は「汽車」で始まった。拉致問題開設は石岡亨さんについて。1980年5月頃大学生だった石岡さんはヨーロッパへ出かけたまま消息を絶った。1988年家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き平壌で暮らしていることがわかった。こうして有本恵子さん、松木薫さん3人が北朝鮮に拉致されたことが判明、1988年11月4日死亡と北朝鮮は発表している。松木薫さんを含めた3人は、よど号ハイジャック犯とその関係者によってヨーロッパから平壌に連れていかれたことが判明している。当然のことながら北朝鮮はよど号ハイジャック犯との関わりを全面否定している。小泉総理の訪朝が決まると、2002年に急遽死亡したことにされてしまった。
ふるさとの声は石岡亨さんへのメッセージ、お兄さん石岡章さんから、2024年2月に寄せられたメッセージが代読されている。地球温暖化による変化、スマホ普及による善悪、社会生活の変化による高齢化が進んでいることなど時代の移り変わりを述べている。
今日の一曲は、拉致問題の解決を願って歌われている歌、南こうせつさんの「国境の風」である。この番組は2024年4月20日、30日、5月10日、22日、6月1日、11日、22日、7月2日、12日、24日、8月3日、13日と同じ内容である。

  
Posted by Hiroshi at 00:01Comments(0)Shiokaze/Furusato no Kaze