2024年08月19日

8月18日「しおかぜ」

日曜日1300の「しおかぜ」は6070と6165kHzが聞こえている。混信は全くない。いつもより八俣からの電波が弱いようだ。
日曜日は過去に放送された日本語放送が出ている。2023年10月21日に都庁前広場で、特定失踪問題調査会主催で開催された「『お帰りと言うために』拉致被害者・特定失踪者家族の集い」で収録された家族からのメッセージが出ている。
1963年石川県能登半島沖で拉致された寺越昭二さんの長男、寺越昭男さんからのメッセージ。
1965年神奈川県で失踪した山形キセさんの妹・伊勢フサさんのメッセージ。
1967年北海道海上で失踪した紙谷慶五郎さんの娘・圭剛さんの妹・礼人さんと速水さんの姉北越優子さんからのメッセージ。
1968年北海道で失踪した斉藤裕さんの姉斉藤由美子さんのメッセージ。
1969年青森県で失踪した今井裕さんの兄今井英輝さんのメッセージ。
1971年埼玉県で失踪した井上克美さんの兄井上一男さんのメッセージ。
1971年鹿児島県で失踪した園田一さん・敏子さん夫妻の長女前山恵子さんのメッセージ。
1972年東京都で失踪した生島孝子さんの姉生島馨子さんのメッセージ。

そしていつもの終了アナウンスが出ている。引き続き1330からも日本語放送で10月21日に収録したメッセージである。
1972年に広島県で失踪した佐々木薫さんの弟佐々木正治さんのメッセージ。
1973年に千葉県で失踪した古川了子さんの姉と妹、竹下珠路さん・足立友子さんのメッセージ。
1974年に新潟県で失踪した大澤孝司さんの兄大澤昭一さんのメッセージ。
1974年に富山県で失踪した荒谷敏生さんの妹矢島文恵さんのメッセージ。
1976年に東京都で失踪した高野清文さんの妹高野美幸さんのメッセージ。
1977年に鳥取県で拉致された松本京子さんの兄松本孟さんのメッセージ。
そして都立第七中学校有志からのメッセージである。

この番組は2024年1月6日、10日、16日、26日、2月4日、3月3日、31日、4月28日、5月26日、6月23日、7月21日に放送された内容と同じである。

1300代の朝鮮語と日本語放送は概ね良好である。9940と9455kHzはジャミングが確認できるが、全般的に弱く影響は少ない。日本語の9455と9705kHzにジャミングはない。15475kHzはいずれもよく聞こえている。今日までの一週間、毎日同じ番組が放送された。

1430の「ふるさとの風」は15475、9705、9685kHzが良好である。台湾送信が特に強力である。15475kHzもこの時間クリアーに聞こえている。懐かしい日本の歌は「シャボン玉」である。
「拉致問題解説」は、田口八重子さんについて。1978年6月ごろ、東京高田馬場のベビーホテルに二才と一才の子供を預けたまま行方不明に。当時22歳である。日本人を偽装し大韓航空機爆破事件を起こした北朝鮮工作員・金賢姫(キム・ヒョンヒ)の証言から、田口八重子さんがこの北朝鮮工作員の教育係を務めたことが明らかになっている。北朝鮮はこうした事実や大韓航空機爆破事件そのものへの関与を完全に否定している。しかし、田口さんは2002年に帰国した別の拉致被害者に対して、「1981年から1983年にかけて「オッカ」(金賢姫の別名)という名の女性工作員と共同生活した」ことが確認されている。
また、北朝鮮は、「田口さんは、1984年に別の拉致被害者・原敕晁さんと結婚し、1986年7月に原さんが病死したため、精神的な慰労のための旅行中に交通事故で死亡した」と説明している。しかし、帰国した拉致被害者は、田口さんとは1986年7月頃まで同じ招待所にいたが結婚の事実はなかったと証言しており、したがって、「原さんの死後、交通事故で死亡した」という説明は信用できるものではない。
北朝鮮側は、田口さんが大韓航空機爆破事件の実行犯の教育係を務めていたという事実を隠そうとしている。もちろん事件そのものを北朝鮮は韓国のデッチ上げだとし認めていない。
「ふるさとの声」は田口八重子さんへのメッセージ、お兄さんの飯塚繁雄さんから、2021年12月18日に逝去された。これは2021年11月に開催された国民大集会で収録されたメッセージである。続いてお兄さん本間勝さんからは2020年1月拉致問題を考える川口の集いで収録したメッセージ。そして長男、拉致被害者連絡協議会理事長でもある飯塚耕一郎さんからは2024年2月に大分市で開催された「拉致問題を考える国民の集い」で収録したメッセージが出ている。台湾送信は2波とも1458に停波、尻切れになっている。
この番組は2024年4月24日、5月5日、15日、26日、6月6日、16日、26日、7月6日、18日、28日、8月7日と同じ内容である。

  
Posted by Hiroshi at 00:01Comments(0)Shiokaze/Furusato no Kaze