2024年07月07日

7月6日「しおかぜ」

連日の猛暑続きだが、電波の飛びも良好だ。1300の「しおかぜ」は6070と6165kHzがきわめて強力である。6日の土曜日は昨日と同じ番組である。
去る5月25日松江市で開催された「ふるさとの風」「しおかぜ」共同公開収録から、松江プラバ少年少女合唱隊&Pure Blueberryによる「童謡唱歌と懐かしい歌のメドレー」、オリジナル曲「ビリーブ」が出ている。
続いて5月20日特定失踪者家族会は政府に対し要望書を提出、これに対する回答があった。救出への道コーナーは増元照明さんから。2022年作文コンクール入賞作品の朗読である。
日本政府からご家族の声は横田めぐみさんへ、横田早紀江さんから、2021年11月に行われた新潟県民集会でのメッセージである。後は毎回同じで、日本への脱出際しての注意喚起が出ている。

1300の「にっぽんの風」は8455と9940kHzが強力なジャミングで聞きづらい。ジャミングは朝鮮語放送のみに出ており、1330の9455kHzは9705kHz同様クリアーに聞こえている。この時間は毎日同じ番組である。

1405の5935と5980kHzも強力である。この時間は開始と終了に「しおかぜ」のアナウンスがあり、番組は先週1330に放送された「ふるさとの風」が出ている。

1430の「ふるさとの風」は15475、9705、9685kHzが良好である。台湾送信が特に強力である。15475kHzもこの時間、若干弱いがクリアーに聞こえている。懐かしい日本の歌は「シャボン玉」である。
「拉致問題解説」は、田口八重子さんについて。1978年6月ごろ、東京高田馬場のベビーホテルに2歳と1歳の子供を預けたまま行方不明に。当時22歳である。日本人を偽装し大韓航空機爆破事件を起こした北朝鮮工作員・金賢姫(キム・ヒョンヒ)の証言から、田口八重子さんがこの北朝鮮工作員の教育係を務めたことが明らかになっている。北朝鮮はこうした事実や大韓航空機爆破事件そのものへの関与を完全に否定している。しかし、田口さんは2002年に帰国した別の拉致被害者に対して、「1981年から1983年にかけて「オッカ」(金賢姫の別名)という名の女性工作員と共同生活した」ことが確認されている。
また、北朝鮮は、「田口さんは、1984年に別の拉致被害者・原敕晁さんと結婚し、1986年7月に原さんが病死したため、精神的な慰労のための旅行中に交通事故で死亡した」と説明している。しかし、帰国した拉致被害者は、田口さんとは1986年7月頃まで同じ招待所にいたが結婚の事実はなかったと証言しており、したがって、「原さんの死後、交通事故で死亡した」という説明は信用できるものではない。
北朝鮮側は、田口さんが大韓航空機爆破事件の実行犯の教育係を務めていたという事実を隠そうとしている。もちろん事件そのものを北朝鮮は韓国のデッチ上げだとし認めていない。
「ふるさとの声」は田口八重子さんへのメッセージ、お兄さんの飯塚繁雄さんから、2021年12月18日に逝去された。これは2021年11月に開催された国民大集会で収録されたメッセージである。続いてお兄さん本間勝さんからは2020年1月拉致問題を考える川口の集いで収録したメッセージ。そして長男、拉致被害者連絡協議会理事長でもある飯塚耕一郎さんからは2024年2月に大分市で開催された「拉致問題を考える国民の集い」で収録したメッセージが出ている。台湾送信は2波とも1458に停波、尻切れになっている。
この番組は2024年4月24日、5月5日、15日、26日、6月6日、16日、26日と同じ内容である。

  
Posted by Hiroshi at 00:01Comments(0)Shiokaze/Furusato no Kaze