2024年01月01日

12月31日「しおかぜ」

12月31日、2023年も最後の放送となった。今年も一日も欠かさずこの北朝鮮向け放送の受信記録を続けることができた。拉致被害者家族同様、先のない年令であるが、人生100年時代、これからも続けていきたい。
大晦日日曜日は日本語放送から、昨日と同じ番組である。これで三日続けて同じ番組である。最初に国連総会における北朝鮮人権問題調査についての報告。
12月10日北朝鮮による人権侵害週間に活動について。続いて「しおかぜ」の状況について。現在行われている短波放送が将来的に一波になる可能性があるという。
12月9、10に行われた北朝鮮映画祭では主に帰還事業で北朝鮮へ渡った人たちに関した映画「一目娘に合わせてください」などが上映された。
救出への道コーナーは増元照明さんから、12月16日の国際シンポジウムで作文コンクール表彰式が行われた、中学生の英語部門の最優秀作品が紹介されている。
「日本政府からご家族の声」は松木薫さんへ、弟さん松木信弘さんから2020年12月収録のメッセージである。後はいつものように日本への脱出に際しての注意喚起が出ている。

1405の6045kHzは同波のジャミングが完全にスキップ、弱いながらも6085kHz同様クリアーに聞こえている。開始と終了に「しおかぜ」のアナウンスが出ている。この番組は1705にも放送されている。

1430の「ふるさとの風」は各波強力である。7290kHzのCNR1もつぶされている。いずれの周波数もジャミングはなく受信状態は極めて良好である。懐かしい日本の歌は「ないしょばなし」である。拉致問題解説は市川修一さんについて。1978年8月12日、鹿児島県日置郡から増元るみ子さん当時23才と共に拉致された。2002年北朝鮮は拉致を認め1979年7月24日に結婚し、9月4日死亡としているが、泳げなかった市川さんが、初冬に川で溺死したことにして、にわか死亡通知書を2002年9月に急きょ作成、客観的事実は何もなく信用できる内容ではない。これも北朝鮮にとっては死亡したことにしないと都合の悪い拉致事件である。
「ふるさとの声」は、市川修一さんへ、お兄さん市川健一さんから2020年6月電話収録したメッセージである。続いて2019年2月に収録したメッセージ。そしてお姉さん市川龍子さんからも2020年6月収録のメッセージが出ている。
今日の一曲は1968年のヒット曲、ザ・タイガースの「花の首飾り」である。この番組は2023年4月13日、23日、5月3日、13日、25日、6月4日、14日、25日、7月5日、16日、27日、8月6日、16日、26日、9月7日、17日、27日、10月7日、19日、11月8日、19日、29日、12月10日、21日と同じ内容である。

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Posted by Hiroshi at 00:00Comments(0)Shiokaze/Furusato no Kaze