2日1300の「しおかぜ」は5930と7335kHzが強力である。今日の八俣送信はきわめて強力である。S9+40dBを超す強さである。この時間も日本語放送から、昨日と同じ番組である。
最初に君が代の演奏で始まっている。新年のあいさつが3分間、そして国連総会における北朝鮮人権状況決議についての報告、19年連続の決議である。12月10日北朝鮮による人権侵害週間の各種行事の活動について。続いて「しおかぜ」の状況について。八俣送信所の短波送信機の老朽化に伴い、更新時期に入ると2波での送信が困難になるという。これについて12月4日の国会でも質疑が行われ対策をするよう要望を出している。
救出への道コーナーは増元輝明さんで12月16日、作文コンクールの入賞作品が読まれている、高校生部門英語の作品の日本語訳が紹介されている。
「日本政府からご家族の声」は拉致被害者松木薫さんへ、お姉さん斎藤文江さんから2019年12月の収録メッセージが出ている。後はいつものように日本への脱出に際しての注意喚起である。
後半1330の朝鮮語放送も君が代で開始していることは同じである。
1300代の朝鮮語と日本語放送は9705と7295kHzが強力である。12045kHzは開始時強かったが次第に弱くなり時々ノイズに埋もれてしまう。「ふるさとの風ニュース」は12月16日、政府主催 拉致問題に関するシンポジウム~全ての拉致被害者の一日も早い帰国の実現に向けて~を開催した。シンポジウムは、毎年12月10日から16日の「北朝鮮人権侵害問題啓発週間」の行事の一環として、被害者御家族の方々の「生の声」に耳を傾けるとともに、有識者を招いて、朝鮮半島を取りまく情勢の変化等に対する理解を深め、一日も早い拉致被害者の帰国の実現につなげることを目的として開催した。
第1部は北朝鮮人権侵害問題啓発週間作文コンクール表彰式が行われた。第2部は「拉致問題に関する中学生サミット」メイキング報告。第3部では12月14日に就任したばかりの林芳正内閣官房長官兼拉致問題担当大臣による挨拶。そして横田めぐみさん弟、家族会代表の横田拓哉さんの発言が出ている。
続いて懐かしい日本の唱歌コーナーはドレミの歌が出ている。これは日本語放送のみである。今週の一曲、朝鮮語は矢井田瞳のMy Sweet Darlin'である。日本語放送は1977年のヒット曲、ダウンタウンブギウギバンドの「サクセス」が出ている。
1405の6045と6085kHzの八俣送信も強力である。S9+40~50dBで入感している。この時間は開始と終了に「しおかぜ」のアナウンスがあり、番組は先週1330に放送された「ふるさとの風」が出ている。この番組は1705にも放送されている。
1430の「ふるさとの風」は7290と7520kHzが強力である。7290kHzはCNR1が時々混信してくるのがわかる程度である。9560kHzはスキップ状態全く音にならない。懐かしい日本の歌は「荒城の月」である。拉致問題解説は石岡亨さんの事案について。1980年5月頃大学生だった石岡さんはヨーロッパへ出かけたまま消息を絶った。1988年家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き平壌で暮らしていることがわかった。こうして有本恵子さん、松木薫さん3人が北朝鮮に拉致されたことが判明、1988年11月4日死亡と北朝鮮は発表している。松木薫さんを含めた3人は、よど号ハイジャック犯とその関係者によってヨーロッパから平壌に連れていかれたことが判明している。当然のことながら北朝鮮はよど号ハイジャック犯との関わりを全面否定している。小泉総理の訪朝が決まると、2002年に急遽死亡したことにされてしまった。
ふるさとの声は石岡亨さんへのメッセージとして、お兄さん石岡章さんから、2020年6月に寄せられた手紙が代読されている。新型コロナウィルス感染症についてなど時代の移り変わりを述べている。
今日の一曲は、拉致問題の解決を願って歌われている南こうせつさんの「国境の風」である。この番組は2023年4月5日、15日、25日、5月5日、17日、27日、6月6日、17日、27日、7月7日、19日、29日、8月8日、18日、30日、9月9日、19日、29日、10月11日、21日、31日、11月11日、21日、12月1日、13日、23日と同じ内容である。
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