2023年07月10日

7月9日「しおかぜ」

日曜日1300の「しおかぜ」は失踪者家族などから寄せられた手紙の一部が読み上げられている。いつものように八俣からの電波は強い、5965と6165kHzがクリアーに聞こえている。この番組はほぼ一ヶ月ごとに繰り返し放送されている。
1996年4月14日名古屋市で失踪の安西正博さんへ、お父さんの茂雄さんから、
2002年3月3日東京都荒川区で失踪の宮本直樹さんへ、お父さんの正栄さんから、
1983年12月28日大阪府堺市で失踪の山内和弘さんへ、お父さんの治男さんからのお手紙、
1975年3月23日大阪市で失踪の竹内久美子さんへ、叔母さんの竹内春代さんから、
1987年12月末、埼玉県大宮市で失踪の佐々木正和さんへ、お姉さんの美智子さんから、
1998年5月12日福井県越前町で失踪の林雅俊さんへ、お父さんの俊雄さんから、
1956年1月14日徳島県美馬町で失踪の戸島金芳さんへ、妹さんの関谷美智子さんから、
1976年8月10日福島県原町市で失踪の坂上良則さんへ、お姉さんの舟山キヨ子さんから、
1985年10月1日青森県弘前市で失踪の木本佳紀さんへ、お母さんの和子さんからのお手紙、
1960年6月19日東京都江戸川区で失踪の山下平さんへ、妹さんの鴇崎幸江さんと林田美津枝さんから、
1975年8月北海道札幌市で失踪の山田妙子さんへ、妹の阿部順子さんから手紙、
1954年4月22日石川県で失踪の小西能幸さんへ、お姉さんの黒川敏枝さんからの便り、毎日放送している短波放送を聞いてほしいと訴えている。
非公開のOさんへ、妹さんからの手紙

1324:50に「日本政府からのメッセージ」が出ている。後半1330からも日本語で失踪者家族からの手紙が読まれている。
1967年1月28日北海道釧路市で失踪の吉田雪江さんへ、姉の及川静江さんからの手紙、
1952年10月27日京都市で失踪の渡邊晃佐さんへ、弟の訓秀さんから、
1991年3月28日韓国で失踪の大政由美さんへ、お母さんの悦子さんから、
1994年2月3日フィリピン東方海域で失踪の仲桝忠吉さんへ、妹さんの與那原一子さんから、
1963年6月川崎市で失踪の高橋太一さんへ、お姉さんの大湖弥代江さんから、
1966年7月失踪の小林榮さんへ、弟さんの七郎さんから、
1977年9月16日下関で失踪の安村(尹)文夫さんへ、お姉さんの中島政子さんから、
1969年11月4日東京都渋谷区で失踪の上田英司さんへ、お母さんの貞子さんから、
1988年失踪の林田幸男さんへ、奥さんの雪代さんから、
2001年失踪の賀上大助さんへ、お母さんの文代さんからのお手紙、
1998年失踪の中村三奈子さんへ、お母さんのクニさんから、
1953年失踪の徳永陽一郎さんへ、お姉さんの森川洋子さんから、
1976年失踪の国広富子さんへ、妹さんの辻口文子さんから、
1996年失踪のMさんへ、お父さんのKさんからの手紙

以上の方々の手紙が読まれた。1354:50にも「日本政府からのメッセージ」が出ている。番組本体は2011年から同じだが、日本政府からのメッセージも2018年のままである。
日本政府からのメッセージ内容は以下の通り。
「日本政府からのメッセージです。1970年代から1980年代にかけ、多くの日本人が不自然な形で行方不明となりました。北朝鮮は2002年9月の第一回日朝首脳会談において、初めて拉致を認め謝罪し、再発防止を約束しました。同年10月には5人の拉致被害者が24年ぶりに日本に帰国しました。しかし残された被害者の方々は、今なお全ての自由を奪われ、長きにわたり北朝鮮にとらわれたままの状態で現在も救出を待っています。
北朝鮮による日本人拉致問題は日本政府にとって最重要課題であり、最優先で解決すべき問題です。すべての拉致被害者の方々が、一日も早く帰国を果たし、再開を待ちわびるご家族と再び抱き合うことができるよう、日本政府はあらゆる施策を駆使し、全力で取り組んでいきます。
日本政府は日本語番組ふるさとの風、韓国語番組イルボネパラムを毎晩9000kHz帯で放送しています。日本語番組「ふるさとの風」は夜十時半から、韓国語番組「イルボネパラム」は夜十時からそれぞれ30分間の番組を4回放送しています。ぜひお聞きください。」

この番組は2018年11月20日、12月11日、2019年1月8日、29日、2月19日、3月12日、4月2日、23日、5月14日、6月4日、25日、7月16日、8月6日、8月27日、9月17日、10月29日、11月19日、12月10日、2020年1月7日、28日、2月18日、3月10日、5月26日、6月23日、7月14日、8月4日、9月8日、29日、10月20日、11月10日、12月1日、22日、2021年1月19日、2月15日、3月22日、4月26日,5月31日、7月4日、8月8日、9月13日、10月17日、11月21日、12月26日、2022年2月6日、3月13日、4月17日、5月22日、6月26日、7月31日、9月4日、10月23日、11月20日、12月18日、2023年1月22日、2月19日、3月19日、4月16日、5月14日、6月11日と同じ内容である。

1300代の拉致対策本部の朝鮮語と日本語放送は15475、9940、9705、9455kHzで行われている。いずれも信号は強く受信状態は良好である。この時間の放送にはジャミングが出ていない。9940kHzはR.Thailandと互角の勝負である。
「ふるさとの風ニュース」は6月21日ウクライナ復興会議に出席していた英国訪問中の林芳正外務大臣に発言などが出ている。
冒頭、林大臣から、今回のウクライナ復興会議の開催にあたり尽力されたシュミハリ首相を始めとするウクライナ政府に対して改めて敬意を表するとした上で、今回の復興会議の開催がウクライナ復興の実現に向けた重要なマイルストーンとなることを期待する旨述べました。
シュミハリ首相から、先日のカホフカ水力発電所のダム決壊による洪水被害の最新の状況について詳細な説明があり、これを受け、林大臣から、緊急人道支援として、WFP、UNICEF、IOM、UNHCRを通じて、食料、水・衛生、保健等の分野で合計500万ドルの支援を決定した、加えて、JICAの支援を通じて浄水装置約160台、排水ポンプ約30台、ポリタンク4,000個、大型水槽約20個を供与し、UNDPを通じて発電機約530台、建機約30台を供与するとともに地雷対策として住民への啓蒙活動を実施する旨伝達しました。これに対し、シュミハリ首相から、本件や地雷除去分野を含む日本のこれまでの支援と国際社会からの支援実現の議論を日本がリードしてきたことに対する深い謝意と共に、引き続きの支援への期待が表明されました。
また、林大臣から、日本政府によるウクライナの復旧・復興の取組を説明した上で、本年末から来年初めの双方に都合の良いタイミングで日・ウクライナ経済復興推進会議を開催することとしたとし、同会議に際するシュミハリ首相の訪日招待を伝達したところ、シュミハリ首相から招待に対する快諾を得ると共に、同会議の成功に向けてウクライナとしても協力していきたいとの発言がありました。

ふるさとの唱歌は「ドレミの歌」である。
今週の一曲、朝鮮語は1990年のヒット曲、高野寛の「虹の都へ」、とウルフルズの「ガッツだぜ!!」の2曲である。日本語放送は1974年のヒット曲、伊藤咲子の「ひまわり娘」である。

1430の「ふるさとの風」は15475、9705、9685kHzが強力である。いずれもジャミングは確認できない。日曜日はこの時間も1330と同じ番組が出ている。10分ほど終了テーマが流れ続き、1457に今月の「懐かしいニメソング「あかねちゃん」が追加されている。

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Posted by Hiroshi at 00:00Comments(0)Shiokaze/Furusato no Kaze