2022年09月17日

9月16日「しおかぜ」

16日1300の「しおかぜ」は5935と6070kHzが良好である。6070kHzはバックで朝鮮語が聞こえている、日本語放送後の垂れ流しである。まず日本語放送から、先週と同じ番組である。
山本一太群馬県知事による「しおかぜ」呼びかけメッセージである。山本知事は、初めに横田道人さん、加藤八重子さん、井上克美さんと群馬県に関わる特定失踪者へ名前で呼びかけ、国会議員当時から議員仲間と拉致被害者救出に取り組んで来た事を伝えています。ひとつひとつの言葉は力強く、群馬県関連の方々に止まらず、北朝鮮で救出を待ち続けるすべて日本人へ、必ず届くであろう呼びかけでした。
続いて、長島昭久衆院拉致特別委員会委員長へのインタビューの模様が録音で出ている。そして、同じく9月6日に収録した拉致被害者へ向けた呼びかけメッセージである。
救出への道コーナーは増元照明さんから、猛暑日の続いた日本、北朝鮮はどうだったのか、また洪水の心配もあり、高齢となった拉致被害者らの身を案じている。「日本政府からご家族の声」は田口八重子さんへ、飯塚耕一郎さんからのメッセージである。

1300の「にっぽんの風」と1330の「ふるさとの風」は各波良好である。11875kHzのタシケント送信、9940、9705、9455kHzの台湾送信がジャミングもなくよく聞こえている。この時間は毎日同じ番組が出ている。
「ふるさとの風ニュース」は8月3、4日に開催された子供霞が関見学会から、子供たちから寄せられた手書きの手紙がいくつか紹介されている。
日本の唱歌コーナーは「夢路より」である。いつものように曲名はアナウンスされていない。今週の一曲、朝鮮語放送はGO-BANG'SのあいにきてI・NEED・YOU!とチェッカーズの「夜明けのブレス」の2曲が出ている。日本語放送は8月14日に開催された共同公開収録から、広島翔洋高等学校吹奏楽部による「ビリーブ」と「銀河鉄道999」の2曲の演奏が放送された。

1430の「ふるさとの風」は11955、9705、9685kHzが強力である。3波ともジャミングは確認できない。懐かしい日本の歌「シャボン玉」で始まった。拉致問題解説は横田めぐみさんについて。当時新潟県に住んでいた横田さん、1977年11月15日夕方、新潟市内の中学校クラブ活動のバドミントンの下校時北朝鮮に拉致された。当時13才である。20年後に拉致されたことがマスコミの報道で一般に知られることになった。女子中学生が拉致されたということで北朝鮮の残忍さ、拉致事件の象徴として注目を浴びている。北朝鮮は拉致はしたがすでに死亡したとして元夫が2004年ニセ遺骨を提出、死亡時期を1993年3月死亡から1994年4月に改ざんするなど、信ぴょう性は全くない。トップとの関わりをカモフラージュするために、亡き者にしないと北朝鮮にとっては都合の悪いことばかり。
「ふるさとの声」は横田めぐみさんへのメッセージで2020年6月5日逝去された、お父さん横田滋さんから、2017年4月に東京で開催された「拉致問題を最優先として今年中に全被害者を救え!国民大集会」での収録から、年令を感じさせる聞き取りにくいメッセージである。続いて2015年2月に収録のメッセージ、この時はまだ元気そのもの、はっきりと聞き取れる。モンゴルで孫と会ったことも述べている。そしてお母さん横田早紀江さんから今回新たに2021年12月新潟県民集会での収録メッセージが出ている。続いて、めぐみさんとは4才年下の弟さん横田拓也さんから、2021年12月に開催された日本政府主催国際シンポジウムでの収録から、家族会代表になったことも述べている。同じく横田哲也さんから20210年11月新潟県民集会で収録メッセージが出ている。
「今日の一曲」は2019年12月14日、政府主催国際シンポジウム第三部ミニコンサートから参加者全員で歌われた唱歌「ふるさと」である。この番組は2022年4月11日、18日、5月12日、23日、6月3日、13日、23日、7月4日、15日、25日、8月5日、15日、25日、9月5日と同じ内容である。
16日のNHK地上波ではめぐみさんを取り戻すべく奮闘する家族の姿を伝えていた。

  
Posted by Hiroshi at 00:00Comments(0)Shiokaze/Furusato no Kaze