2022年09月11日

9月10日「しおかぜ」

10日1300の「しおかぜ」、昨日の強さはどこへやら。八俣からの電波はすっかり落ち込んでしまった。5935kHzは中国語の混信があるが、6070kHzは弱いながらもクリアーに聞こえている。昨日と同じ番組で日本語放送から出ている。後半1330は朝鮮語放送「富士山は知っている」である。ジャミングは両波とも確認できない。

1300の「にっぽんの風」と1330の「ふるさとの風」はいつものように各波とも強力である。ジャミングなどの混信は全くない。この時間帯は月曜から日曜日まで同じ番組が出ている。

1430の「ふるさとの風」は11955、9705、9685kHzが強力に入感している。この中、9705kHzが一番早く聞こえている。ジャミングは確認できない、出ていない。懐かしい日本の歌は「月の砂漠」である。拉致問題解説は、石岡亨さんについて。1980年5月頃大学生だった石岡さんはヨーロッパへ出かけたまま消息を絶った。1988年家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き平壌で暮らしていることがわかった。こうして有本恵子さん、松木薫さん3人が北朝鮮に拉致されたことが判明、1988年11月4日死亡と北朝鮮は発表している。松木薫さんを含めた3人は、よど号ハイジャック犯とその関係者によってヨーロッパから平壌に連れていかれたことが判明している。当然のことながら北朝鮮はよど号ハイジャック犯との関わりを全面否定している。小泉総理の訪朝が決まると、2002年に急遽死亡したことにされてしまった。
ふるさとの声は石岡亨さんへのメッセージ、お兄さん石岡章さんから、2020年6月に寄せられた手紙が代読されている。新型コロナウィルス感染症についてなど時代の移り変わりを述べている。
今日の一曲は、拉致問題の解決を願って歌われている南こうせつさんの「国境の風」である。この番組は2022年4月6日、16日、23日、26日、5月3日、18日、28日、6月7日、18日、28日、7月8日、20日、30日、8月9日、19日、31日と同じ内容である。

  
Posted by Hiroshi at 00:00Comments(0)Shiokaze/Furusato no Kaze