二度あることは三度あると昔から言われているが、みずほ銀行がその三度目をやってしまった。スタートを間違えたために後々までその影響が出ている。三つ巴でシステムを構築したためより複雑になり、たった一つの端末の不具合が引き金となり連鎖反応を起こし全体がダウンする。
回復させるのにも端末一つ一つを再起動しなければならない古いシステムなのか。たった100万件にも満たないデータ処理が一度にできない貧弱なものだった。これ以外のメガバンクではこうしたシステム障害は起きない。合併に際し、同じシステムに統一しているからだ。お互い意地を張ったばかりに後々まで禍根を残している。一定期間経過するとまた障害を起こすことになる。
1300の「しおかぜ」は6085kHzが比較的良好である。ジャミングはないが、1310に出してきた。7280kHzは5kHz上のCRIモンゴル語がやたら強く極めて聞きづらい。月曜日は日本語放送で失踪者・拉致被害者家族から寄せられた肉声による呼びかけが出ている。この番組これまで火曜日に放送されていたが、今回は月曜日に出てきた。
1965年失踪の坂本とし子さんへ、お姉さん亀山葉子さんからのメッセージ、
1968年失踪の斉藤裕さんへ、お姉さんの斉藤由美子さん、お兄さんの斉藤和美、お友達の稲井英好さんからのメッセージ。
1973年失踪の古川了子さんへ、お姉さん竹下珠路さんからのメッセージ、「ふるさと」の歌が披露されている。
1974年失踪の山下春夫さんへ、お兄さん山下寛久さんからのメッセージ。
1977年拉致された横田めぐみさんへ、お母さんの早紀江からのメッセージ。
1982年失踪の藤山恭郎さんへ、お父さんの穣さん、お母さんの次女さんからのメッセージ。
1967年失踪の城崎暎子さんへ、お姉さんの百合子さんからのメッセージ。
1967年失踪の紙谷慶五郎、圭剛、礼人、速水さんへ、三女北越優子さんからのメッセージ。
1995年失踪の曽我畠隆文、お父さんの隆文さんとお母さんからのメッセージ。
1324:47に「日本政府からのメッセージ」が出ている。 後半1330からも拉致被害者らへの家族からの肉声による呼びかけが出ている。
1972年拉致された田口八重子さんへ、お兄さんの飯塚繁雄さん、本間勝さんからのメッセージ。
1978年拉致された増元るみ子さんへ、お姉さんの平野フミ子さん、弟さんの増元照明さんから。
1980年拉致された松木薫さんへ、お姉さんの斉藤文代さんから。
1982年失踪の堺弘美さんへ、お母さんのシズさんから。
1983年拉致された有本恵子さんへ、お母さんの嘉代子さん、お父さんの明弘さんから。
1991年失踪の森本規容子さんへ、お母さんの幸子さんからのメッセージ。
この後1354:50にも「日本政府からのメッセージ」が出ている、これは「ふるさとの風」の紹介で、朝鮮語と日本語放送を各4回9000kHz帯で放送していることなどがアナウンスされている。メッセージ内容は以下の通り。
「日本政府からのメッセージです。1970年代から1980年代にかけ、多くに日本人が不自然な形で行方不明となりました。北朝鮮は2002年9月の第一回日朝首脳会談において、初めて拉致を認め謝罪し、再発防止を約束しました。同年10月には5人の拉致被害者が24年ぶりに日本に帰国しました。しかし残された被害者の方々は、今なお全ての自由を奪われ、長きにわたり北朝鮮に囚われたままの状態で現在も救出を待っています。
北朝鮮による日本人拉致問題は日本政府にとって最重要課題であり、最優先で解決すべき問題です。すべての拉致被害者の方々が、一日も早く帰国を果たし、再開を待ちわびるご家族と再び抱き合うことができるよう、日本政府はあらゆる施策を駆使し、全力で取り組んでいきます。
日本政府は日本語番組ふるさとの風、韓国語番組イルボネパラムを毎晩9000kHz帯で放送しています。日本語番組ふるさとの風は夜十時半から、韓国語番組イルボネパラムは夜十時からそれぞれ30分間の番組を4回放送しています。ぜひお聞きください。」
この番組は2018年8月21日、9月11日、10月2日、23日、11月13日、12月4日、25日、2019年1月22日、2月12日、3月5日、26日、4月16日、5月7日、28日、6月18日、7月9日、30日、8月20日、9月10日、10月1日、22日、11月12日、12月3日、24日、2020年1月21日、2月11日、3月3日、5月5日、6月16日、7月28日、9月1日、22日、10月13日、11月3日、24日、12月15日、2021年1月12日、2月2日と同じ内容である。
1300の「イルボネパラム」と1330の「ふるさとの風」は7295kHzが良好である。9705kHzは全く聞こえない、5895kHzは弱いながらも音になるレベルである。月曜日から新しい内容となる。
「ふるさとの風ニュース」は2020年作文コンクール中学生部門優秀賞、関市立緑ヶ丘中学校3年髙山愛佳さんの作品が代読されている。
私たちがするべきこと
私は毎日、自由に自分がしたい事をして生活しています。きっと戦争が終わった日本には、自由に暮らせる人しか居ないのだろうと思っていました。しかし先日、学校の社会の授業で、自分より幼かった十三才の横田めぐみさんが、無差別に北朝鮮に拉致された出来事を知りました。私はとても胸が痛くなりました。もし自分だったら…と考えても、自分の家族が…と考えてもとても苦しかったです。横田めぐみさん以外にも十六人も拉致された人がいると聞き、夏休みにインターネットを使って拉致問題について調べてみました。
まず「拉致問題」と聞くと随分と昔の事だと考えてしまうけど、ほんの四十年前の出来事なのだと知りました。より身近に感じたし、怖く思いました。横田めぐみさんと同じ様に、ほとんどの被害者は家族のもとに帰ってくることが出来ずにいるそうで、北朝鮮はどうしてそんな酷い事をするのだろうと思いました。「命以外、全部奪われました。」これは、蓮池薫さんという拉致被害者の方が言った言葉です。この言葉を聞いて私は、人の一生の自由を奪ってまで利益は欲しくないし、同じ人間として信じられないと思いました。
そんな中、拉致被害者の家族方が「北朝鮮による拉致被害者家族連絡会」(家族会)を結成した事を知りました。家族を一人失う悲しみは、言葉にあらわせない程大きく、ご家族の方は苦しい思いをされたはずです。それでも「思い出したくない出来事」ではなく「忘れられてはいけない出来事」として、きっとまた会えると信じる思いはとても強いと思いました。
この、現在も続いている拉致という問題に、私たちが出来る事はないか調べ、家族会の方々が街頭署名活動をしている事を知りました。岐阜県では令和二年度一月十一日に岐阜駅で行われるそうです。集められた署名は、被害者全員の帰国を実現するための世論喚起となるそうです。これは私たちが拉致被害者の方やそのご家族に協力できる活動だと思います。同じ日本人の仲間を助けるために参加したいです。また、授業で話を聞く前の私の様に、拉致問題が昔の話と思われるのは良くないと思います。被害者のご家族は、一日も忘れる事がないはずです。そのため、私たちもこの問題を知り、忘れない必要があります。
北朝鮮による日本人拉致問題は人権侵害であり、許される事ではありません。「人権」とは「すべての人々が生命と自由を確保し、それぞれの幸福を追求する権利」であり、拉致はその権利を無視しています。
今回この作文を書くにあたって、拉致というあってはならない問題を知り、自分に出来る事を確認する事ができました。一刻も早い被害者全員の帰国と、帰国後の自由を願います。
ふるさとの唱歌コーナーはBeautiful Dreamerが日本語歌詞で出ている。いつものことだが曲名アナウンスはない。
今週の一曲、朝鮮語は1988年のヒット曲ZIGGYの「GLORIA」と1980年のヒット曲、八神純子の「パープルタウン」の2曲が出ている。日本語放送は1968年のヒット曲、黛ジュンの「天使に誘惑」である。約2年ぶりの登場である。
1430の「ふるさとの風」は7290kHzが良好である。バックでCNR1がつぶされている。9560kHzは弱くほとんど音にならない。5895kHzは弱いながらもクリアーに聞こえている。懐かしい日本の歌「肩たたき」で始まった。
「拉致問題解説」は松木薫さんについて。1980年5月頃スペイン留学中に消息を絶った。1988年に石岡亨さんから家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き、平壌で生活していると伝えてきた。その後よど号ハイジャック犯とその関係者によって増元るみ子さんを含め3人が平壌へ連れて行かれたことが判明している。北朝鮮は1996年8月交通事故で死亡と発表、しかしこれは拉致を認めて2002年に急遽死亡確認書をねつ造したもので、ニセ遺骨を出すなど客観的なことは何も示されていない。
「ふるさとの声」は松木薫さんへ、お姉さん斎藤文代さんから、2019年12月に熊本で収録したメッセージ。そして2019年5月、東京の国民大集会での収録から。続いて弟松木信弘さんからも2019年12月と2月に収録のメッセージが出ている。
「今日の一曲」はミュージックボランティア、うらた剛さん作詞作曲の「薫の約束」で、松木薫さんへの思いを込めて作られた曲である。この番組は2020年8月24日、9月4日、14日、24日、10月5日、26日、11月5日、17日、27日、12月7日、17日、28日、2021年1月8日、18日、29日、2月8日、18日と同じ内容である。
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