2020年04月20日

4月19日「しおかぜ」

19日の「しおかぜ」は6040kHzが良好である。バックでジャミングの出ているのがよくわかる。昨日と同じ番組である。まず日本語放送から。新型コロナウィルスの感染拡大について、4月12日現在、世界の感染者数などが出ている。この中で北朝鮮は感染者がいないよいうが、WHOによれば、ウィルス剣崎っとがないかと要望があったとのこと。
最高人民会議が4月12日に開催されたこと。なぜか2日遅れて開催された、そして最高指導者が出席しなかったことが注目される。北朝鮮の体制に何か大きな変化が起きているのではないかとされる。
過去には、きょうから開催されるといいながらその日で終わってしまったという経緯もある。今回2日遅れで始まったことに世界が注目している。次の後継者がだれになるのか、こうしたことも視野に入れなければならなくなったということだ。

1300の朝鮮語と日本語放送はいずれも強力である。9940kHzは開始直後から次第に弱くなり、後半はほとんど音にならないレベルまで降下。「ふるさとの風ニュース」は4月7日、安倍内閣総理大臣記者会見から、その概要が出ている。
続いて「ふるさとの唱歌コーナー」は波浮の港である。
今週の一曲、朝鮮語はウルフルズの「ガッツだぜ!!」、昨年12月に登場している。日本語放送は1972年のヒット曲、山本リンダで「どうにも止まらない」が出てきた。
「ふるさとの声」は北朝鮮の拉致問題解決の重要性を積極的に取り組んでいる立川第七中学校生徒からのメッセージである。「日本政府からご家族の声」は松木信弘さんから、2019年12月に収録したメッセージが出ている。1357番組終了、11875kHzはこのあと3分間ENC Musicが流れている。

1430の「ふるさとの風」はタシケントの11995kHz、台湾の9450と9560kHzがいつものようにクリアーに聞こえている。。懐かしい日本の歌は「雨降り」である。
拉致問題解説は田口八重子さんについて、1978年6月ごろ、東京高田馬場のベビーホテルに2歳と1歳の子供を預けたまま行方不明に。当時22歳である。日本人を偽装し大韓航空機爆破事件を起こした北朝鮮工作員・金賢姫(キム・ヒョンヒ)の証言から、田口八重子さんがこの北朝鮮工作員の教育係を務めたことが明らかになっている。北朝鮮はこうした事実や大韓航空機爆破事件そのものへの関与を完全に否定している。しかし、田口さんは、別の拉致被害者(2002年に帰国)に対して、「1981年から1983年にかけて「オッカ」(金賢姫の別名)という名の女性工作員と共同生活した」ことが確認されている。
また、北朝鮮は、「田口さんは、1984年に別の拉致被害者・原敕晁さんと結婚し、1986年7月に原さんが病死したため、精神的な慰労のための旅行中に交通事故で死亡した」と説明している。しかし、帰国した拉致被害者は、田口さんとは1986年7月頃まで同じ招待所にいたが結婚の事実はなかったと証言しており、したがって、「原さんの死後、交通事故で死亡した」という北朝鮮側の説明は信用できるものではない。
北朝鮮側は、田口さんが大韓航空機爆破事件の実行犯の教育係を務めていたという事実を隠そうとしている。もちろん事件そのものを北朝鮮は韓国のデッチ上げだとし認めていない。
「ふるさとの声」は田口八重子さんへのメッセージ、お兄さんの飯塚繁雄さんから、2020年1月収録の新しいメッセージである。続いてお兄さん本田勝さんからも2020年1月収録のメッセージ。そして飯塚耕一郎さんから2019年12月のシンポジウムでの収録メッセージが出ている。
「今日の一曲」は1976年のヒット曲、岡田奈々で「青春の坂道」である。昨年9月、今週の一曲で登場している。この番組は2020年4月9日と同じである。

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Posted by Hiroshi at 00:00Comments(0)Shiokaze/Furusato no Kaze