7月28日の9980と9310kHzでVOAの英語番組が出ていた。翌日29日はバングラ向けのアナウンスがあり、聞きなれない言語の放送が始まった。
VOAサイトではこの29日からミャンマーから逃亡したイスラム難民の言葉Rohingyaと伝えている。放送は週5日で、短波3波、中波1575kHzで放送している。
短波の受信状態はビルマ語同様、良好である。9310、9980、11570kHzで聞こえている。
9310と9980kHzはタイUdon Thani送信、11570kHzはフィリピン送信である。
中波1575kHzは一時間出ているようだが、後半30分が新言語らしい。前半30分はベンガル語に聞こえるが・・・。
この放送開始によって、同時刻に出ていた12030、15715、17790kHzが聞こえない、出ていない。
1300の「イルボネパラム」は9965、9940、9465kHzの3波が強力である。いずれもジャミングはない、1330の「ふるさとの風」は9965、9705、9455kHz、この3波のうち9705kHzにだけジャミングが出ている。しかし台湾送信は強くほとんど影響はない。いずれも今日から新しい内容の番組である。
8月は多くの日本人が拉致された月である。「ふるさとの風ニュース」は7月15日の海の日について安倍総理のメッセージ。
「令和」初めての「海の日」を迎えられたこと、心からお慶び申し上げます。
「令和」の出典の万葉集では、海に関する歌が多く詠まれています。美しい海は、古来、日本の文化に深く根ざしてきました。このすばらしい海を、次の世代にしっかりと引き継いでいくことが、今を生きる私たちの責務です。
今、海洋生物によるごみの摂取など、海洋プラスチックごみは、世界的に深刻な問題となっています。
G20大阪サミットでも大きなテーマとなった海洋プラスチックごみの問題は、世界全体での取組が不可欠です。海洋大国である日本は、この解決に向けて、リーダーシップを発揮し、大きなビジョンを世界の国々と共有しながら、実効性ある具体的な対策を進めていきます。
「海は万人のもの」であります。各国の「海を守る能力」への協力を含め、「総合的な海洋の安全保障」に取り組み、開かれた、自由で、安全な海を確保していくことが、世界6位の広大な海を有する日本の使命です。
さらに、海は、無限の可能性に満ちあふれています。
海上では風が力強く吹き、海の底には、鉱物などの資源が豊富にあります。革新的な技術開発・イノベーションを後押しすることで、洋上風力など新たな産業の創出を進め、海の持つ潜在力を更に引き出していきます。
いにしえより、我が国と海外との交流の道であった海は、明治維新以降も、海運や造船などの産業を育み、我が国の発展を支えてきました。こうした先人たちに倣い、私たちもまた、新しい「令和」の時代を、海洋と共に歩み、未来を切り拓いていかなければなりません。
最後に、海の恩恵に感謝するとともに、海洋国家・日本、そして世界の、ますますの平和と繁栄を願いながら、本年の「海の日」のメッセージとしたいと思います。
令和元年7月15日
内閣総理大臣・総合海洋政策本部長 安倍晋三
「ふるさとの文化コーナー」は海の日について。毎年7月の第三月曜日を海の日と定めている。また北朝鮮出身のAさんの海の日に海水浴に行った際の話も出ている。
今週の一曲、朝鮮語はウルフルズの「ガッツだぜ!!」と岡本真夜の「TOMORROW」の2曲が出ている。日本語は1979年のヒット曲、桑江知子の「私のハートはストップモーション」、今月2週に登場したばかりである。
「ふるさとの声」は2月20日拉致問題啓発舞台劇「めぐみへの誓い―奪還―」豊中市公演に出席した新井大阪府副知事のあいさつが出ている。
「日本政府からご家族の声」は増元るみ子さんへ、お姉さん平野文子さんから、2018年収録のメッセージ。続いて田口八重子さんへ、本田勝さんからのメッセージである。1357番組終了。
1300の「しおかぜ」は5920と6040kHz、ジャミングは6040kHzに出ているのが確認できるがほとんど影響はない。月曜日は日本語放送で拉致被害者、失踪者の氏名生年月日の読み上げである。
1405の「しおかぜ」は6090と6165kHz、6090kHzにジャミングが出ているが八俣の電波はきわめて強力、全く影響はない。6165kHzはS9+50dBを超す強さである。
この時間は先週7月22日1330に放送された「ふるさとの風」が出ている。
1430の「ふるさとの風」は台湾送信の9450、9560kHz、パラオの9960kHzの3波、台湾。パラオ送信いずれも強力である。どの周波数もジャミングは全くない。懐かしい日本の歌は「シャボン玉」で番組開始。拉致問題解説は松木薫さんについて。1980年5月頃スペイン留学中に消息を絶った。1988年に石岡亨さんから家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き、平壌で生活していると伝えてきた。その後よど号ハイジャック犯とその関係者によって増元るみ子さんを含め3人が平壌へ連れて行かれたことが判明している。北朝鮮は1996年8月交通事故で死亡と発表、しかしこれは拉致を認めて2002年に急遽死亡確認書をねつ造したもので、偽遺骨を出すなど客観的なことは何も示されていない。
ふるさとの声は松木薫さんへ、お姉さん斉藤文代さんから、2019年2月に収録したメッセージである。続いて2018年12月8日に熊本市で開催された北朝鮮拉致問題解決に向けた講演会における挨拶から。弟松木信弘さんからも2019年2月収録のメッセージである。
今日の一曲は、ミュージックボランティア、うらた剛さん作詞作曲の「薫の約束」、松木薫さんへの思いを込めて作られた曲である。この番組は2019年3月25日、4月16日、26日、5月6日、16日、27日、6月7日、17日、28日、7月8日、18日と同じ内容である。