2018年07月29日

7月28日「しおかぜ」

28日、土曜日の「しおかぜ」は強力である。1300の7215kHzは全くジャミングは無い。出せないのではなく出さないとも受け取れる。S9+50dBとローカル局並みである。
土曜日は日本語放送から、日本の自衛隊の動きについて、日朝会談から一か月以上もたっても何の進展もない、拉致被害者の救出に自衛隊はどうあるべきか、救出には自衛隊を使うべきとの意見。7月7日の予備役ブルーリボンの会シンポジウムから。
読売新聞4月26日付から、基礎からわかる金王朝についての特集記事から、なぜ世襲なのかについての解説。救出への道コーナーは増元照明さんの話。このところ日本では猛暑、これも落ち着いてきた。拉致被害者救出まで制裁は続ける、これを阻止する勢力とは戦い続けると力説。
1323:35に「日本政府からのメッセージ」が出ている。7月17日EUの共同記者会見での安倍総理の発言内容である。最後のスケジュールは北朝鮮時間夜9時30分からとアナウンスしている。

1300の「イルボネパラム」9900kHzは開始時はジャミングが出ているがすぐに止まってしまった。変調が浅く聞きづらいことに変わりはない。この9900kHzは1328に停波、30秒後9455kHzへQSYしている。
1330の「ふるさとの風」は3波ともクリアー、特に9705と9950kHzが強力である。この時間は毎日同じ番組が出ている。今週の一曲、朝鮮語は井上陽水・奥田民生の「ありがとう」、昨年10月以来の登場である。日本語放送は1972年のヒット曲、吉田拓郎の「旅の宿」が出ている。2016年12月以来である。

1430の「ふるさとの風」は3波とも良好である。9560kHzが最も強い。9450kHzもよい変調である、パラオの9960kHzも強力である。いずれもジャミングはない、懐かしい日本の歌「春の日の花と輝く」で始まった。
拉致問題解説は増元るみ子さんについて。1978年8月12日鹿児島県吹上浜で市川修一さんとともに拉致された。当時24歳であった。二人は1979年7月20日結婚し、1981年8月17日死亡したとされる。何の前触れもなく心臓マヒで死亡したというのはいかにも不自然であり、2002年北朝鮮の捏造死亡診断書で死んだことにされてしまった。
ふるさとの声は増元るみ子さんへ、お姉さん平野フミ子さんからのメッセージ、2016年11月4日、長崎ブリックホール国際会議場において、政府拉致問題対策本部、長崎県、長崎県拉致問題早期解決議員連盟の共催により、「拉致問題を考える国民の集いin長崎」の国民集会での訴えから。続いて2015年8月に日本政府制作のビデオメッセージに収録されている、同じく平野フミ子さんから、そして中学生時代の同級生メイソンSもと子さんの訴え、小中学校の同級生苅谷達郎さんのメッセージ、いずれも2013年2月の収録である。
今日の一曲は、1976年のヒット曲沢田研二「コバルトの季節の中で」、この曲は1978年秋から約一年間、蓮池由紀子さんと増元るみ子さんが北朝鮮で一緒に暮らしていた際、由紀子さんがるみ子さんによく歌っていたという。この番組は2018年3月17日、26日、4月14日、24日、5月4日、16日、26日、6月5日、15日、27日、7月7日、17日と同じ内容である。

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Posted by Hiroshi at 00:00Comments(0)Shiokaze/Furusato no Kaze