2017年05月04日

HFCC更新

5月最初の更新が4日に行われた。周波数変更などで重複していたのが整理されちょっと少なめ。

既に4月24日付の更新で、NHKワールドの周波数が一波追加登録されている。途中での追加は極めて異例で最近の北朝鮮状況を見据えた措置なのだろう。しかし実際には何も放送は出ていない。
NHKは従来から正規に放送している以外にも、数多くの周波数を登録しており、特段珍しいことではないが、日本語以外が追加というのは珍しい。
追加登録されたのは、
11990 0815 0845 43,44 YAM 300 290 0 146 1234567 260317 281017 D Kor J NHK NHK 14552

A17でNHKは103波を登録しているが、この中で、日本語放送は延べ43波が八俣の登録、そのうち半数以上の延べ27波が使われていない。
過去には(2014年5月など)これらの周波数で、臨時放送が行われたことがある。

HFCC登録数
April 24 4287
April 26 4289
May 4 4281
  
Posted by Hiroshi at 19:54Comments(0)受信機

2017年05月04日

RAE世界に向けてアルゼンチン

送信機の故障から、短波放送が止まっているRAEの海外向け放送。5月2日からRMIの代理送信でスペイン語と英語放送が出ている。
この中、英語放送は9395kHzで0100-0200に出ているが、日本での受信は困難である。ヨーロッパなど一部の地域ではよく聞こえているようだ。
放送は日・月を除き毎日出ている。今まで通り番組途中で、スペイン語、中国語、フランス語、日本語、ポルトガル語、イタリア語、ドイツ語の各国語によるアナウンスも出ている。
オランダでの受信 ↓
  
Posted by Hiroshi at 11:10Comments(0)Americas

2017年05月04日

5月3日「しおかぜ」

5月3日、水曜日、1300の放送は通常番組に戻ったようだ。朝鮮語放送が出ている。放送開始前から強力なジャミングを出しているが、八俣の電波は極めて強力である。ジャミングを完全にブロックしている。

1300の「イルボネパラム」は9465、9900、9940kHzすべて台湾送信だが、強力である。9940kHzにはジャミングが出ているが、これは北朝鮮のそれとは明らかに違う。中国が英語放送などに出しているタイプのジャミングである。ただ9940kHzには対象となる放送は1800代にしか出ていない。意味のない垂れ流しである。
1330の9950kHzにはこのジャミングがないことからも明らかであろう。9705、9900kHzは極めて強力である。拉致問題インフォメーションは4月23日「拉致問題を最優先として今年中に全被害者を救え!国民大集会」が開催され、安倍総理大臣、加藤拉致問題担当大臣等が出席して挨拶をした。
ニュース解説は「朝鮮半島緊張の可能性」について。核実験を行わなかったことを述べている。なんだか変な解説である。しかしあまり北の軍事圧力はなく、緊張緩和に向かうだろうというもの。これは妥当な見方であろう。
朝鮮語、日本語放送とも、今週の一曲はなし。 相変わらず9940/9950kHzは一分遅れで放送されている。

1430の「ふるさとの風」は9450、9560kHzの台湾送信と9960kHzパラオ送信の3波である。この時間3波とも強力である。しかし朝鮮語放送が出てきた。誤送出に気付いたのか1434にいつもの日本語に、頭切れで始まった。これは台湾送信の2波のみで、パラオの9960kHzは正常に送出している。
台湾送信は 懐かしい日本の歌「荒城の月」の途中から始まっている。拉致問題解説は石岡亨さんについて。1980年5月頃大学生だった石岡さんはヨーロッパへ出かけたまま行方不明に、1988年家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き平壌で暮らしていることがわかった。こうして有本恵子さん、松木薫さん3人が北朝鮮に拉致されたことが判明、1984年11月4日死亡と北朝鮮は発表している。松木薫さんを含めた3人は、よど号ハイジャック犯とその関係者によって平壌に連れていかれたことが判明している。小泉総理の訪朝が決まると、2002年に急遽死亡したことにされてしまった。
ふるさとの声は石岡亨さんへのメッセージ、2016年2月に収録したお兄さん石岡章さんからのメッセージが出ている。今日の一曲は1979年のヒット曲、円広志の「夢想花」、この時間の番組も最初の曲が変更されたのみで後は従来と同じである。周波数アナウンスは台湾送信のみが出ている。2017年2月16日、25日、3月6日、15日、24日、4月2日、6日、15日、24日と同じ内容である。
  more
Posted by Hiroshi at 00:00Comments(0)Shiokaze/Furusato no Kaze