2017年04月30日

4月29日緊急警戒情報を放送

4月29日の「しおかぜ」は6040kHzで開始、ジャミングは聞こえない、受信状態は良好である。4月16日と同様緊急警戒情報から始まった。内容は新しくなっている。1312:45久しぶりにPipsジャミングが出てきた。
「こちらはしおかぜです。東京からお伝えしています。ここで北朝鮮に囚われたすべての日本人の皆さんに向け、身の安全にかかわる緊急警戒情報をお伝えします。
日本政府によると、北朝鮮は29日午前5時30ごろ、北朝鮮内陸部の北倉付近から一発の弾道ミサイルを北東方向に発射した模様、発射された弾道ミサイルは、約50キロ離れた北朝鮮内陸部に落下したものと推定されると発表しました。
これまでアメリカは北朝鮮金正恩に対し、核実験や弾道ミサイルの発射を実施した場合、報復として武力行使も辞さないと再三警告しています。またNHKは、日本の防衛省関係者によると、29日昼過ぎにかけて、アメリカ海軍空母カールビンソンが、長崎県沖対馬海峡を通過したと伝え、進路はさらに北上する見込みです。すでに射程距離内に入っているとも言われ、今後北朝鮮に対し、ミサイルによる空爆の危険性が非常に高まっています。北朝鮮内部に大きな混乱が発生するかもしれません。
拉致被害者の皆さん、北朝鮮に囚われた日本人の皆さん、常に緊急事態に備え、身の安全の確保を最優先に行動してください。有事の際、可能であるならば、イギリス、ドイツなど大使館へ避難してください。拉致被害者の皆さん、北朝鮮に囚われた日本人の皆さん、常に緊急事態に備え、身の安全の確保を最優先に行動してください。有事の際、可能であるならば、イギリス、ドイツなど大使館へ避難してください。しおかぜでは新たな情報が入り次第、皆さんにお伝えします。」
これが2回繰り返されている。
4月25日は人民軍創建記念日、この日にミサイルが発射されるのではないかという情報など。続いて緊急放送ISが出て緊急警戒情報が繰り返された。「救出への道コーナー」は家族会結成20年がたったことなど。いまだたった5人が帰ってきただけ。1322:18に「日本政府からのメッセージ」が出ている。内容は先週と同じ。この後は情報の連絡先として日本の電話番号、私書箱などがアナウンスされている。1325:25にまた緊急警戒情報が出ている。
後半1330も同じ日本語放送が出てきた。引き続きジャミングは出ているが八俣の電波のほうが強い。受信状態は良好である。

1300の朝鮮語、1330の日本語放送ともに、台湾からの電波は強く、受信状態は極めて良好である。この時間は毎日同じ番組が出ている。

1430の「ふるさとの風」は9450、9560、9960kHzである。すべて強力に入感している。ただ9450kHzは10kHz下のジャミング放送がやたら帯域が広く幅を利かせている。
懐かしい日本の歌「富士の山」で始まった。 拉致問題解説は横田めぐみさんについて。1977年11月15日夕方、新潟市内の中学校クラブ活動のバドミントンの下校時北朝鮮に拉致された。当時13歳である。20年後に拉致されたことがマスコミの報道で一般に知られることになった。女子中学生が拉致されたということで北朝鮮の残忍さ、拉致事件の象徴として注目を浴びている。北朝鮮は拉致はしたがすでに死亡したとして2004年ニセ遺骨を提出、死亡時期を訂正(1993年3月死亡を1994年4月に改ざん)するなど亡き者にしないと北朝鮮にとっては都合の悪いことばかり。
ふるさとの声は横田めぐみさんへのメッセージ。横田滋さん、横田早紀江さん夫妻から2015年2月収録のメッセージが出ている。ウランバートルで孫娘と面会するなど驚愕した話も出ている。
続いて2016年10月2日に開催された「拉致被害者家族を支援するかわさき市民のつどい」で収録した横田早紀江さんの訴えが出ている。あの手この手を使い孫娘キム・ウンギョンと会わせるなど、現体制下ではトップとの関わりのあるめぐみさんを返すことは不可能で死亡したと洗脳、工作活動を通して拉致事件の幕引きを図ろうとしている。
さらに2015年8月に開催された「拉致問題を考える国民の集いin三重」における横田拓哉さんの訴えが出ている。最後に2015年11月新潟で開催された「忘れるな拉致 11.15県民集会」から弟さん横田哲也さんの声が出ている。
今日の一曲は無い。この番組は2017年2月3日、12日、21日、3月2日、29日、4月11日、20と同じである。
  
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2017年04月29日

4月28日ふるさとの風

1300の「イルボネパラム」は9465、9900、9940kHz、昨日は9940kHzだけが出ていたが、今日はいつも通り早くからキャリアーを出し定刻開始である。信号は極めて強力である。
1330の「ふるさとの風」は9705、9900、9950kHz、この時間も台湾送信は極めて強力である。毎日同じ番組が出ている。拉致問題インフォメーションのあとニュース解説は「トランプ政権の対北朝鮮政策」について。
今週の一曲、朝鮮語は1976年のヒット曲沢田研二「コバルトの季節の中で」、今年3月1430の放送でも出ていた。日本語放送は1978年のヒット曲、堀内孝雄「君の瞳は一万ボルト」、2012年、2015年10月、2016年6月に登場している。
ふるさとの声は田口八重子さんへ、お兄さんの本間勝さんからの2016年2月18日収録メッセージ。佐渡の民謡「相川音頭」も歌っている。

1300の「しおかぜ」は6040kHz、一ヶ月経過するもまだ周波数の変更はない。ジャミングは出ているが八俣の新語yが強く全く影響はないようだ。朝鮮語放送がいつになく強力に入感している。
1405の「しおかぜ」は6090kHz、ジャミングは全くない、しかし同波のCNR2の混信が強い。この時間も毎日同じ番組が出ている。開始アナウンスは、
「こちらはJSRしおかぜです。東京から北朝鮮におられる拉致被害者のみなさん、様々な事情で北朝鮮に渡って戻れなくなった皆さんへ、放送を通じて呼びかけを行っています。しおかぜでは拉致被害者救出、北朝鮮包囲網形成のため、これまでも日本政府とあらゆる形で連携を図ってきました。この時間は日本政府制作による日本語番組「ふるさとの風」をお送りします。最後までお聞きください。」

そして終了アナウンスは、
「こちらはJSRしおかぜです。東京から北朝鮮におられる拉致被害者のみなさん、様々な事情で北朝鮮に渡って戻れなくなった皆さんへ、放送を通じて呼びかけを行っています。この時間は日本政府制作による日本語番組「ふるさとの風」をお送りしました。拉致被害者の皆さんにはこれまで」放置してきたことをお詫び申し上げます。必ず助け出します。それ以外の方々も自由に日本に戻れるように努力しています。もう少しの間頑張ってください。もしこの放送が受信できなくなった場合には、この近辺を探してみてください。
しおかぜは北朝鮮当局による妨害電波対策のため複数の周波数で放送しています。またほかの北朝鮮向け放送と連携していますので、そちらの時間で夜10時30分から深夜2時30分ごろまでは必ずどこかで放送しています。私たちは皆さんを必ず救出するため様々な努力をしています。番組からの情報を注意して聞いてください。北朝鮮情勢など当局の体制に変化が起きた場合には緊急避難放送もお伝えします。こちらはJSRしおかぜです。東京から北朝鮮におられる拉致被害者のみなさん、様々な事情で北朝鮮に渡って戻れなくなった皆さんへ、放送を通じて呼びかけを行っています。また明日この時間にお会いしましょう、お体をお大事に、こちらはJSRしおかぜです。」


1430の「ふるさとの風」は9450と9560と9960kHz、この時間帯、台湾送信、パラオ送信共に強力である。台湾送信が早く聞こえている。懐かしい日本の歌は「トンボのメガネ」、
拉致問題解説は田口八重子さんについて。1978年6月ごろ東京高田のベビーホテルに2歳と1歳の子供を残したまま拉致された。当時22歳である。日本人を偽装し大韓航空機爆破事件を起こした北朝鮮工作員・金賢姫(キム・ヒョンヒ)の証言から、田口八重子さんがこの北朝鮮工作員の教育係を務めたことが明らかになっている。北朝鮮はこうした事実や大韓航空機爆破事件そのものへの関与を完全に否定している。しかし、田口さんは、別の拉致被害者(2002年に帰国)に対して、「1981年から1983年にかけて「オッカ」(=金賢姫の別名)という名の女性工作員と共同生活した」ことが確認されている。
また、北朝鮮は、「田口さんは、1984年に別の拉致被害者・原敕晁さんと結婚し、1986年7月に原さんが病死したため、精神的な慰労のための旅行中に交通事故で死亡した」と説明している。しかし、帰国した拉致被害者は、田口さんとは1986年7月頃まで同じ招待所にいたが結婚の事実はなかったと証言しており、したがって、「原さんの死後、交通事故で死亡した」という北朝鮮側の説明は信用できるものではない。
北朝鮮側は、田口さんが大韓航空機爆破事件の実行犯の教育係を務めていたという事実を隠そうとしている。もちろん事件そのものを北朝鮮は韓国のでっち上げだとし認めていない、韓国も機体引き上げの捜査をしないなどおかしな事件である。
ふるさとの声は田口八重子さんへ、お兄さん飯塚繁雄さんから、2015年3月4日収録のメッセージ。続いて2016年2月7日に政府拉致問題対策本部、東京都の共催により開催された、「北朝鮮拉致問題の解決を願う都民の集い」における収録から。そしてお兄さん本田勝さんからのメッセージも2016年2月18日に収録、地元佐渡の民謡を歌っている。
2016年9月開催された「最終決戦は続いている!制裁と国際連携で全員救出実現を!国民大集会」 で収録した飯塚耕一郎さんからのメッセージが出ている。このメッセージだけが更新されている。
今日の一曲は1968年のヒット曲、ビレッジ・シンガーズの「亜麻色の髪の乙女」、2010年11月以来の登場である。この番組は2017年2月2日、11日、20日、3月1日、10日、4月19日と同じ内容である。


  
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2017年04月28日

4月27日ふるさとの風

1300の「イルボネパラム」朝鮮語放送は9940kHzのみが出ている。9465と9900kHzは止まっている。台湾送信が止まっているのはこれだけではない9735kHzのRTI日本語放送も聞こえない。ということはこの3波が同じ褒忠送信サイトから出ているということか。
9465kHzはついに顔を出さず、9900kHzは1324:15に電波を出した。1330のふるさとの風」は3波とも健在である。台湾送信は今日も強力である。9705と9900kHzは1357に停波、9950kHzは1359に停波している。

1300の「しおかぜ」は6040kHz、ジャミングの中、英語放送が出ている。八俣からの電波は強く、受信状態は良好である。

1430「ふるさとの風」は9450、9560と9960kHz、3波とも強力に入感している。懐かしい日本の歌「星の界」で始まった。A17では初めてである。
星の界(ほしのよ)は明治43年に『星の界』(作詞 杉谷代水)として『中学唱歌』(田村虎蔵編)に登場し、いわゆる文部省唱歌として歌われ続けてきた。1970年、昭和45年からは『星の世界』(作詞 川路柳紅)という名で音楽の教科書にも載っている。讃美歌312番(What a Friend We Have in Jesus)のメロディが使われていることでもよく知られている名曲である。
拉致問題解説は増元るみ子さんについて。1978年8月12日鹿児島県吹上浜で市川修一さんとともに拉致された。二人は1979年7月20日結婚し、1981年8月17日死亡したとされる。何の前触れもなく心臓マヒで死亡したというのはいかにも不自然であり、2002年北朝鮮の捏造死亡診断書で死んだことにされてしまった。
ふるさとの声は増元るみ子さんへ、お姉さん平野フミ子さんからのメッセージ、2016年11月4日、長崎ブリックホール国際会議場において、政府拉致問題対策本部、長崎県、長崎県拉致問題早期解決議員連盟の共催により、「拉致問題を考える国民の集いin長崎」の国民集会での収録から。
続いて2015年8月に日本政府制作のビデオメッセージから同じく平野フミ子さんから、そして中学生時代の同級生メイソンSもと子さんの訴え、小中学校の同級生苅谷達郎さんのメッセージ、いずれも2013年2月の収録である。
今日の一曲は、これまでと同じ、1976年のヒット曲沢田研二「コバルトの季節の中で」、1978年秋から約一年間、蓮池由紀子さんと増元るみ子さんが北朝鮮で一緒に暮らしていた際、由紀子さんがるみ子さんによく歌っていたという。
この番組は2017年2月1日、10日、19日、28日、3月9日、18日と同じ内容である。従って周波数アナウンスも毎日3回の放送のままである。

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2017年04月27日

4月26日ふるさとの風

1300の「イルボネパラム」朝鮮語放送は9465、9900、9940kHz、すべて台湾送信で、いずれも強い。1330の「ふるさとの風」は9705、9900、9950kHzの台湾送信、9950kHzだけが一分遅れで開始している。
拉致問題インフォメーションは、4月7日菅官房長官の発言から、対北朝鮮措置の延長について。
 我が国の対北朝鮮措置の延長について申し上げます。我が国は、北朝鮮に対し、全ての北朝鮮籍船舶、北朝鮮に寄港した全ての船舶及び国連安保理の決定等に基づき、制裁措置の対象とされた船舶の入港禁止措置、北朝鮮との間の輸出入禁止措置をとっております。これらの措置期限が4月13日に到来をするところ、本日の閣議において、これらの措置を2年間延長することを決定しました。これらの措置の延長は、北朝鮮を巡る諸般の事情を総合的に勘案し、判断したもので、関係省庁間で緊密に連携をし、実施を徹底していきます。政府としては、引き続き、「対話と圧力」、「行動対行動」の原則の下、米国、韓国をはじめとする関係国と緊密に連携しながら、北朝鮮に対して、拉致、核、ミサイルといった諸懸案の包括的解決に向けた具体的な行動をとるよう強く求めてまいります。特に最重要課題である拉致問題については、引き続き、北朝鮮に対してストックホルム合意の履行を求めつつ、一日も早い全ての拉致被害者の帰国を実現すべく、全力を尽くしていきます。

4月9日、安倍総理は、総理大臣官邸で会見を行いアメリカ合衆国のドナルド・トランプ大統領との電話会談について次のように述べた。
「先ほど、トランプ大統領と電話による日米首脳会談を行いました。米中首脳会談直後という大変慌ただしい中ではありましたが、約45分にわたってシリアについて、また、北朝鮮について率直な意見交換を行うことができました。
 私からは、トランプ大統領が正に同盟国あるいは世界の平和と安全のために強いコミットメントをしていることに対して高く評価いたしました。また北朝鮮については、中国の対応を大変注目をしていること、そして日米が協力して対応していくことが重要であり緊密に連携していくことが大変重要であるということ、また日米韓の結束が重要であるということについて、完全に一致いたしました。」

4月10日外相会議におけるティラーソン、岸田外務大臣の発言。G7外相会議の模様など。岸田大臣から、厳しさを増すアジアの安全保障環境等について説明した。特に北朝鮮については、各国とも、核実験や劇的に増加している弾道ミサイル発射等の挑発行動を最も強い表現で非難し、北朝鮮による挑戦が新たな段階に至ったとの認識を共有した。また、岸田大臣から拉致問題の早期解決に向けた理解と協力を呼びかけ、賛同を得た。
ニュース解説は「トランプ政権の対北朝鮮政策」について。
今週の一曲、朝鮮語は1976年のヒット曲沢田研二「コバルトの季節の中で」、今年3月1430の放送でも出ていた。1978年のヒット曲、堀内孝雄「君の瞳は一万ボルト」、2012年、2015年10月、2016年6月に登場している。
ふるさとの声は田口八重子さんへ、お兄さんの本間勝さんからのメッセージ、2016年2月18日収録。佐渡の民謡も歌っている。1357放送終了。
26日、水曜日はこのあと1430の「ふるさとの風」も1330と同じ番組が出ている。1457に特別番組として懐かしいアニメソング「鉄腕アトム」が放送されている。今回も1459:25に停波したため最後の10秒ほど尻切れになった。
空を越えて ラララ 星のかなた
ゆくぞ アトム ジェットの限り
こころやさし ラララ 科学の子
十万馬力だ 鉄腕アトム

耳をすませ ラララ 目をみはれ
そうだ アトム 油断をするな
こころ正し ラララ 科学の子
七つの威力さ 鉄腕アトム

街角に ラララ 海の底に
きょうも アトム 人間守って
こころはずむ ラララ 科学の子
みんなの友達 鉄腕アトム

1300の「しおかぜ」は6040kHz、ジャミングでかなり聞きづらいが朝鮮語放送がそれなりに。1405の6090kHzはジャミングも無くよく聞こえている。この時間は先週1330に放送された「ふるさとの風」が出ている。
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2017年04月26日

4月25日「しおかぜ」

1300の「イルボネパラム」、1330の「ふるさとの風」、いずれも台湾送信だがきわめて強力である。昨日から新しい内容の番組である。
今週の一曲、朝鮮語は1976年のヒット曲沢田研二「コバルトの季節の中で」、今年3月1430の放送でも出ていた。日本語放送は1978年のヒット曲、堀内孝雄「君の瞳は一万ボルト」、2012年、2015年10月、2016年6月に登場している。
ふるさとの声は田口八重子さんへ、お兄さんの本間勝さんからのメッセージ、2016年2月18日収録。佐渡の民謡も歌っている。1357放送終了。

1300の「しおかぜ」は6040kHz、ジャミングは出ていると思われるがよくわからない。受信状態はおおむね良好である。25日火曜日は失踪者、拉致被害者家族らが肉声で呼びかけたメッセージが出ている。
1965年失踪の坂本とし子さんへ、お姉さん亀山葉子さんからのメッセージ、
1968年失踪の斉藤裕さんへ、お姉さんの斉藤由美子さん、お兄さんの斉藤和美、ご友人の稲井英好さんからのメッセージ。
1973年失踪の古川了子さんへ、お姉さん竹下珠路さんからのメッセージ、「ふるさと」の歌も披露されている。
1974年失踪の山下春夫さんへ、お兄さん山下寛久さんからのメッセージ。
1977年拉致された横田めぐみさんへ、お母さんの早紀江からのメッセージ。
1982年失踪の藤山恭郎さんへ、お父さんの穣さん、お母さんの次女さんからのメッセージ。
1967年失踪の城崎暎子さんへ、お姉さんの百合子さんからのメッセージ。
1967年失踪の紙谷慶五郎、圭剛、礼人、速水さんへ、三女北越優子さんからのメッセージ。
1995年失踪の曽我畠隆文、お父さんの隆文さん、お母さんからのメッセージ。

1325:40に「日本政府からのメッセージ」が出ている。 後半1330からも拉致被害者らへの家族からの肉声による呼びかけが出ている。
1972年拉致された田口八重子さんへ、お兄さんの飯塚繁雄さん、本間勝さんからのメッセージ。
1978年拉致された増元るみ子さんへ、お姉さんの平野フミ子さん、弟さんの増元照明さんから。
1980年拉致された松木薫さんへ、お姉さんの斉藤文代さんから。
1982年失踪の堺弘美さんへ、お母さんのシズさんから。
1983年拉致された有本恵子さんへ、お母さんの有本嘉代子さん、お父さんの有本明弘さんから。
1991年失踪の森本規容子さんへ、お母さんの幸子さんからのメッセージ。

この後1355:35にも「日本政府からのメッセージ」が出ている、これは「ふるさとの風」のコマーシャルで放送スケジュールなどがアナウンスされている。この番組は2014年5月21日、7月16日、9月24日、11月19日、2015年2月4日、4月1日、5月27日、7月22日、9月23日、11月10日、12月22日、2016年2月16日、3月29日、5月10日、6月21日、8月2日、9月13日、10月25日、12月6日、2017年1月24日、3月7日と日本政府からのメッセージ内容も含めすべて同じである。

1430の「ふるさとの風」は9450、9560、9960kHz、台湾、パラオ送信共に強力である。例によって9950kHzは一分遅れで始まっている。ジャミングは全くない、出ていないのか。 懐かしい日本の歌「波浮の港」で始まった。
拉致問題解説は、曽我ミヨシさんについて。1978年8月12日夜、近所に買い物に出掛けたままひとみさん(当時19歳)と共に行方不明になった。日本政府の無策ぶりが露呈した事件で、2002年10月ひとみさんが帰国するまで、拉致されていることさえ分からなかった。その後の調査で在日朝鮮人が関与していることも分かっている、実行犯キムヨンスクを2004年11月に国際手配、犯人の引き渡しを求めているというが何の解決にも至っていない。関係者はいまも日本国内で通名を使い普通に生活している特別永住者の一人である。日本にはスパイを取り締まる法律はない、今も日本国内で工作員が活動している。
ふるさとの声は曽我ミヨシさんへ、2016年2月収録で曽我ひとみさんの日本語と朝鮮語(日本語放送では韓国語と言っている)によるメッセージが出ている。母と離れ離れになってもう38年にもなると訴えている。続いて2016年9月17日東京で開かれた「最終決戦は続いている!制裁と国際連携で全員救出実現を!国民大集会」で収録したひとみさんの訴えが出ている。
きょうの一曲は1977年のヒット曲石川さゆりさんの「津軽海峡冬景色」、この1月に朝鮮語放送でも登場している。この番組は2017年2月8日、17日、26日、3月7日、16日、25日、4月7日、16日と同じ内容である。
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2017年04月25日

HFCC更新

4月に入り24日で9回更新されている。相変わらずIBB関連の周波数変更が多い。高い周波数へ動いたが、受信状態が思わしくなく、低いほうへQSYするケースもある。

4月19日付でBBCの変更がいくつか見られる。この中で17日から変更ということで、ウズベク語放送が平日のみの放送に削減されている。
一方で、削減されている英語放送の周波数はそのまま残っている。

まだ放送を始めていない台湾送信の北朝鮮向け、9540と9940kHzは引き続き登録されている。

RFAの日替わり周波数は完全な形では登録されていない。実際に出ているのは周波数リストの通りである。HFCCにないことから実際の放送にジャミングの出ていない周波数がチベット語でも散見できる。受信さえすればわかることだが、あえて公表しないことでその効果があるということのようだ。IBBのモニターは実際に日替わりで放送されている周波数がモニターされている。

HFCC登録数
April 6, 7, 10 : 4283
April 11, 12 : 4282
April 19, 20 : 4283
April 21 4284
April 24 4287
  
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2017年04月25日

4月24日ふるさとの風

1300の「イルボネパラム」は9465、9900、9940kHz、いつもとは違い9940kHzが早く聞こえている。3波とも極めて強力である。4月7日菅官房長官の発言から、対北朝鮮措置の延長について。
 我が国の対北朝鮮措置の延長について申し上げます。我が国は、北朝鮮に対し、全ての北朝鮮籍船舶、北朝鮮に寄港した全ての船舶及び国連安保理の決定等に基づき、制裁措置の対象とされた船舶の入港禁止措置、北朝鮮との間の輸出入禁止措置をとっております。これらの措置期限が4月13日に到来をするところ、本日の閣議において、これらの措置を2年間延長することを決定しました。これらの措置の延長は、北朝鮮を巡る諸般の事情を総合的に勘案し、判断したもので、関係省庁間で緊密に連携をし、実施を徹底していきます。政府としては、引き続き、「対話と圧力」、「行動対行動」の原則の下、米国、韓国をはじめとする関係国と緊密に連携しながら、北朝鮮に対して、拉致、核、ミサイルといった諸懸案の包括的解決に向けた具体的な行動をとるよう強く求めてまいります。特に最重要課題である拉致問題については、引き続き、北朝鮮に対してストックホルム合意の履行を求めつつ、一日も早い全ての拉致被害者の帰国を実現すべく、全力を尽くしていきます。
4月10日外相会議におけるティラーソン、岸田外務大臣の発言。G7外相会議の模様など。岸田大臣から、厳しさを増すアジアの安全保障環境等について説明した。特に北朝鮮については、各国とも、核実験や劇的に増加している弾道ミサイル発射等の挑発行動を最も強い表現で非難し、北朝鮮による挑戦が新たな段階に至ったとの認識を共有した。また、岸田大臣から拉致問題の早期解決に向けた理解と協力を呼びかけ、賛同を得た。ニュース解説は「トランプ政権の対北朝鮮政策」について。
今週の一曲、朝鮮語は1976年のヒット曲沢田研二「コバルトの季節の中で」、今年3月1430の放送でも出ていた。1978年のヒット曲、堀内孝雄「君の瞳は一万ボルト」、2012年、2015年10月、2016年6月に登場している。
ふるさとの声は田口八重子さんへ、お兄さんの本間勝さんからのメッセージ、2016年2月18日収録。佐渡の民謡も歌っている。1357放送終了。

1300の「しおかぜ」は6040kHz、久しぶりに中国語番組が出てきた。ジャミングは出ているが八俣からの電波もそれなりに。これまでと同じ内容で、失踪者氏名の読み上げである。後半1330は朝鮮語が出ている。

1430の「ふるさとの風」は9450、9560kHzの台湾送信と9960kHzパラオ送信の3波である。この時間3波とも強力である。特に台湾送信が強い、S9+30dBを超す強さである。
懐かしい日本の歌は「荒城の月」で始まっている。拉致問題解説は石岡亨さんについて。1980年5月頃大学生だった石岡さんはヨーロッパへ出かけたまま行方不明に、1988年家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き平壌で暮らしていることがわかった。こうして有本恵子さん、松木薫さん3人が北朝鮮に拉致されたことが判明、1984年11月4日死亡と北朝鮮は発表している。松木薫さんを含めた3人は、よど号ハイジャック犯とその関係者によって平壌に連れていかれたことが判明している。小泉総理の訪朝が決まると、2002年に急遽死亡したことにされてしまった。
ふるさとの声は石岡亨さんへのメッセージ、2016年2月に収録したお兄さん石岡章さんからのメッセージが出ている。今日の一曲は1979年のヒット曲、円広志の「夢想花」、この時間の番組も最初の曲が変更されたのみで後は従来と同じである。周波数アナウンスは台湾送信のみが出ている。2017年2月16日、25日、3月6日、15日、24日、4月2日、6日、15日と同じ内容である。

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2017年04月24日

TWR 9940kHz

1800から聞き覚えのあるTWRのISが出ている。結構強く入感しているが、この時間エチオピア向けの放送ということかジャミングが出ている。
しかしこのジャミングA17に入った直後は出ておらず、4月21日から出るようになった。20日までクリアーに聞こえたISもジャミングにかき消されてしまった。この時間スワジランドのアナウンスが出るが、実際の送信はモルドバから出ている。
日によってスケジュールが異なっている。土日は1830終了、平日は1845まで、そしてジャミングの出始めた金曜日は1815の開始である。
B16は7245kHz に出ていた。

この後1905から同じ9940kHzでまたTWRが出てくるが、これはスワジランドからの放送である。本来ジャミングのない放送だったが、1800からのジャミングがそのまま居座っている。この時間の放送は周波数変更していない。
ちなみに21日は1913にジャミング停波、1950までクリアーに聞こえていた。

今までになく使用頻度が高くなっている9940kHzである。BBCの北朝鮮向け放送も登録されている。
  
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2017年04月24日

4月23日「しおかぜ」

1300の「イルボネパラム」朝鮮語は9465、9900、9940kHz、そして1330の「ふるさとの風」は9705、9900、9950kHz、この時間は、いずれも台湾送信である。信号は強く受信状態は極めて強力である。拉致問題インフォメーションは、ジュネーブで開催された第34回人権理事会における北朝鮮人権状況決議の採択について外務大臣談話などが出ている。
続いて3月29日、日本、モンゴル外務大臣との会談の模様など。ニュース解説は「北朝鮮のミサイル発射失敗」について。4月16日中距離弾道弾の発射に失敗した。
今週の一曲、朝鮮語はGO!GO!7188の「こいのうた」、昨年11月にも登場している。日本語は1972年のヒット曲、森昌子の「同級生」、これは2015年11月以来の登場である。

23日の「しおかぜ」もこれまでと同じパターンで始まっている。昨日と同じ番組で、日曜日は朝鮮語放送から。通常通りの開始アナウンスに次いで緊急警戒情報を出している。
後半1330は日本語放送、北京とモスクワ大使館での金日成生誕慶祝会に大使が参加しなかったこと。双方ともピョンヤンへ帰国したのではとみられている。続いて曽我ひとみさんのメッセージが出ている。いつどこの収録かはアナウンスがなかったが収録時のバックノイズがかなりうるさい。再びロシアと中国の大使の動向について。
「救出への道コーナー」では4月9日産経が報じた横田滋、早紀江ご夫妻の横田めぐみさんへの思いを綴った手記を朗読している。以下、放送内容を書き取った。
「拉致されて姿がない40年希望持って闘っています、めぐみへの手紙」
 めぐみちゃん、こんにちは。今年も春がめぐってきました。卒業式、そして入学式の季節です。お父さんは40年前の春、中学校の学生服を着ためぐみちゃんを桜の木の下で撮りました。特別にきれいな桜。体調を崩して入学式を欠席した後でした。ようやく治りかけのめぐみちゃんが「こんな顔じゃ嫌だよ。恥ずかしい」と嫌がるのを連れ出しましたね。私たちにとって大切な写真です。その年の冬、めぐみちゃんはいなくなりました。お母さんは寂しさが募り、それを振り払いながら一生懸命、救出運動を頑張っていますよ。めぐみちゃんが拉致され、どれだけ季節がめぐっても、姿がない40年が過ぎようとしています。どうにか希望を持って、闘っています。
 何の前触れもなく姿を消しためぐみちゃんが北朝鮮にいることを知ったのは、20年もたった平成9年でした。生きていたんだ!と信じられない気持ちで、皆で大喜びしました。そして同じ年、他の拉致被害者の家族とともに家族会を結成しました。
 「横田めぐみの父、滋」「母、早紀江」というたすきをかけて、新潟で初めて街頭に立って、めぐみちゃん達、拉致被害者の救出を呼びかけました。最初は事実を信じてもらえず拉致疑惑という言葉でしか報道されませんでした。それでも、国家犯罪によって大切な子供たちが拉致されている事実があることを、皆で必死に訴えました。その思いが伝わり、全国の方が応援してくださるようになりました。
 家族会の呼びかけに1000万人以上が署名をしてくださいました。日本だけでなく、アメリカの大統領や議員にお会いしたり、国連で訴えたり。とてつもない日々でした。私たちの人生は一体何なのだろう。そう思うこともあります。めぐみちゃんを取り戻すことだけが願いでした。最初は国がすぐにでも立ち上がり、解決してくれると信じていました。でも、これだけの年月を要してなお、めぐみちゃんの姿が見えません。一生懸命やってくださる方たちは確かにいて、色々なことがわかりました。国民の皆さんが怒り、報道も取り上げてくださいます。でも結局、私たちは親であり庶民です。普通の日本の父親と母親。それが家族会なんです。日本中、本当に色々なところへ行き、思いを訴えました。多くの国民の皆様の後押しがなければ何もできませんでした。どの方も皆、純粋で有り難い方たちばかりです。
 救出活動を始めてから総理大臣は十数人も変わりました。拉致問題担当大臣も数年ごとに変わります。難しい政治や国際関係はよく分かりません。だから、そのたびに「どうにか解決してください」と必死にお願いしてきました。ひとたび、北朝鮮で事が起こり、暴走が始まればすべての日本人が一瞬で消えてしまうかもしれません。そのとき、国民を守れるのか。拉致被害者を救えるのか。国家の危機がすぐそこにあるのに、政治は真剣に考えているでしょうか。本当に国を思い、国民を思い、北朝鮮に拉致された子供たちを思っているのでしょうか。
 国会を見ていても、「もっと重要な問題があるのに」とひどく悲しくなることがあります。重要な問題をあえて議論しないような動きがあるようにも感じます。今、日本にとって本当に大切な事柄を議論してほしいと心から願います。最近、政治家の皆さんにこう話します。拉致された人たちは親兄弟に見捨てられたと思っているかもしれません。日本国にも見捨てられたと思っているのではありませんかと。一つ間違えば殺されてしまう国で「助けて」と声をあげることもできず、黙って救いを待つ子供たちがいる。お父さんとお母さんは、日本の国として一刻も早く、救いの手を差し伸べてほしいと強く思っています。
 悲しい出来事はたくさんありました。めぐみちゃんの事件が初めて実名で報じられたとき。平成14年に北朝鮮が死亡と伝えてきたとき。めぐみちゃんの偽の遺骨が来たときもありました。すべて「命」の問題です。北朝鮮は恐ろしい国です。何があってもおかしくない。恐怖で何日も眠れないことが続きました。
 毎日、めぐみちゃんを思い、祈ります。どれだけ離れていても私たちは青い空でつながっています。夜、お月様や星を眺めながら、めぐみちゃんも見ているかな、と思います。文字通り、祈るような思いなのですが。家の中を見回しても、道を歩いていても、あちらこちらにめぐみちゃんの足跡を感じます。お花をたくさん摘んできてくれたり、お気に入りの本のことを話してくれたりしました。小さな出来事の一つ一つが思い出され、つらくなります。
 お母さんはこの間、めぐみちゃんがよくいたずらしていたおひな様を出して、お花と一緒に飾りました。とてもすてきで、全てが懐かしく思い出されます。
 お父さんは84歳。お母さんは81歳になってしまいました。よく今日まで生きてこれたと思います。どうか諦めないで。元気で頑張って。めぐみちゃん、必ず日本に帰って、新しい写真をたくさん撮ろうね。

この後1352:28に「日本政府からのメッセージ」、3月28日ジュネーブで人権状況決議が採択された内容。そして緊急放送ISのあと先回と同じ「緊急警戒情報」が繰り返されている。周波数アナウンスは無し。

1430の「ふるさとの風」は9450、9560、9960kHz、この時間3波とも強力に入感している。9450kHzも10kHz下のジャミング放送の被りが若干ある。懐かしい日本の歌は「めだかの学校」である。拉致問題解説は松本京子さんについて。2006年11月20日に17人目の拉致被害者に認定された。鳥取県米子市で1977年10月21日夜、自宅近くの編み物教室に出かけたまま拉致され行方不明に、北朝鮮は入国した事実はないとして、拉致を認めていない事案でもある。29歳で拉致された経緯などが紹介されている。
ふるさとの声は拉致被害者松本京子さんへ、2016年2月に収録のお兄さん松本肇さんからのメッセージ。そして2015年8月に日本政府が制作した松本肇さんのビデオメッセージ。京子さんが当時縫製会社に勤めていた同僚だった友人福本成子さんとウメさん二人から2007年の収録メッセージ、同級生矢倉修さんからも2007年収録で過去放送されたメッセージと同じ内容ある。
今日の一曲は1977年のヒット曲狩人の「あずさ2号」、いまだに旅立ったまま、生涯帰ることのできない人はどんな思いで聞くのだろう。この曲で一躍有名になった列車で、現在新宿8時発は特急スーパーあずさ5号である。12月12日であずさ運転開始50年を記念して12月17日に特別列車が走った、そしてこの歌も40年がたった。この時間、最初の歌が変更されたのみで、後はこれまでと同じ内容である。この番組は2017年2月6日、24日、3月5日、14日、23日、4月1日、5日、14日の再放送である。
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Posted by Hiroshi at 00:00Comments(0)Shiokaze/Furusato no Kaze

2017年04月23日

Mighty KBC 9400kHz

1500から9400kHzでKBCが出ている。信号は強くはないが、英語放送が聞こえる。1530にはわずか一分ではあったがMFSK32の信号が出ていた。VOAのRadiogramのそれと同じである。

KBCは6145kHzで放送しているが、これは日本では聞こえない。この9400kHzはブルガリア送信で新たに追加された放送である。

The Mighty KBC
Saturday 1500-1600 9400kHz
Sunday 0000-0200 6145kHz
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Posted by Hiroshi at 00:55Comments(0)Europe