海外からのラジオ放送

放送バンド内外で24時間出ている「希望之声国際广播電台」、毎正時にジャミングが止まる5分間だけ聞くことが可能だ。5波とも同じ番組が出ているわけではなく、従来から一つはいつ聞いてもニュースばかり、受信可能な5分間にもIDが出ている。しかしもう一系統の方は音楽のときが多くIDを聴くことがなかなか出来ない。
しかしこの放送もSOHであることは間違いないようだ。その一つは大紀元が既に報道していることだ。
そして、東経70.5度のEutelsat W5衛星から出ている新唐人電視台New Tang Dynasty Televisionのチャンネルで、ラジオ放送が3チャンネル出ていることも分かっている。一つは明慧広播電台、後の2チャンネルがSOHである。
新唐人電視台は中国語の他、広東語と英語番組も見ることが出来る。
Sound of Hope Radio Network 1　9200、10300、15150
Sound of Hope Radio Network 2　13970、18160
2200-2400と1100-1700にバンド内で出ているSOHは第一系統と言うことになる。  

ここ連日コンディションも上がりっぱなし、ドイツ送信のポーランド放送がやたら強い。いつもならイランにつぶされている13800kHzのロシア語、8日1300からの放送は、10kHz上のDW-DRMに混信を与えるほど強かった。
13MHz帯は5kHz間隔にどこかが聞こえるといった状態だ。  more

1500から9290kHzでCRIのロシア語が聞こえるという。決して強くは無いが、確かに聞こえている。よく聞くとロシア語と日本語も聞こえている。これで結論は出た。例によって電卓をポンポン。
9585の日本語と、9880のロシア語のお化けと言うわけだ。これは以前にも書いた通りである。

今夜もハイバンドが開けている。北朝鮮が7日0700から周波数を変更、15245や13760kHzが長時間使われ、これもあちこちお化けを出して、バンド中を汚している。  

5月6日は1500過ぎからハイバンドが良好だ。めったに入感しない17880kHzのマリ中継のCRIも15125kHzとパラで聞こえている。
なんといつも強いKashi送信のアラビア語が全く聞こえない、変わりに聞こえたのはノイズばかり、もといDRM信号だ。DWの英語番組が完璧に復調でき当然テキストニュースも見ることが出来た。1645にDRM Deutsche Welle English Serviceのアナウンスもあった。
同じくドイツ送信のWYFR、GFAなどいつもとはバンドの様子がまるで違っている。13730kHzのORFもまるでローカル並みに聞くことが出来た。  more

3台目のR75にDRMコンバーターを組み込んだ。まだ購入して日の経ってないフルオプション装備の新品に、出力端子用の穴を遠慮なく開けてしまった。
R75は15kHzの帯域があり、デジタル放送受信には最適である。早速RNZIを受信、いつもよりコンディションが良くないが、良い音を聞かせてくれる。
帯域を広くしたときはIFが450kHzのため、若干発信回路のコンデンサーを変える必要がある。この受信機もしばらく手元に置いていろいろイタズラをしてみようと思う。  more

イラン向け放送数あれど、どちらかと言えば得体の知れないいわゆる地下放送扱いされるのが多い中、WRTHでもこの局はその他の局ということで「しおかぜ」と同じ扱いだ。
最もヨーロッパの一部DXer連中はRFAもR.Fardaも何もかも地下放送だというところもあるが。Radio Zamanehもそのくちである。
1700に6245kHzで開始するのは今までと同じだが、終了が1900になっている。  

オランダのDRM放送が良く聞こえていた。ヨーロッパ方面のコンディションも良く、13MHz帯も聞こえていた。
9690kHzで1900-1957にでているDRM、クラシック音楽のみで、復調できた間に、アナウンスは聞かれなかった。
この後は11675kHzのニュージーランドがローカル並みに聞こえている。  

4月23日にも書いたが、その後5月1日からもさらに増えていることがわかった。すべてドイツ送信で20波が追加されている模様。5975kHzのフランス語を始めアラビア語が各バンドで目白押しである。
送信所はすべてWertachtalと発表された。
5月1日から追加されたWYFRのドイツ送信：
5915 2100-2200 Arabic
5975 2000-2100　French
7115 2200-2300 Arabic
7180 1900-2000 Arabic
9495 1900-2000 Arabic
9610 1900-2200 English
9620 2200-2300 English
9720 2100-2300 French
9735 2000-2100 Arabic
11600 1800-1900 Arabic
11610 2000-2200 Arabic
11855 1800-1900　Arabic
11875 1700-1800(May 15-)
13620 1600-1700(May 15-1900)　Arabic
13730 1800-1900(May 15-)
13780 1900-2000　French
13830 1800-1900　Somali
15705 1600-1700(May 15-)  

5月2日に送られた記事です。実際のスケジュールはきのう書いたとおりです。

★☆救う会全国協議会ニュース★☆ (2007.05.02) 自由北朝鮮放送１日２時間放送開始
■　金ソンミン自由北朝鮮放送代表のメッセージ
　自由北朝鮮放送１日２時間放送開始（2007/05/02）

　5月1日から、国際標準時間では5月2日から自由北朝鮮放送が一日2時間、対北朝鮮放送を行うことになりました。数十年の歴史を持つ、米国の声放送、自由アジア韓国語放送と肩を並べる瞬間です。
　一方では4月16日の放送改編を契機に中国とロシアをはじめとする海外同胞放送に方向を転換することで、北朝鮮同胞に対する放送を完全に放棄した公営放送ＫＢＳに対する挑戦の瞬間でもあります。
　終始一貫、自由北朝鮮放送を支えてくださった脱北者の皆様、放送委員会委員方たち、後援者と聴取者の皆様方に心からの感謝を申し上げます。

　5月1日から新しく始まった自由北朝鮮放送は夜放送（19:00～20:00）9490kHzと朝放送（05:30～06:30）7390kHzで進行し、既存の番組以外に米国の代表的人権団体であるフリーダム・ハウスの後援でつくられる脱北者関連特集番組も準備されています。

　皆様方のより一層のご関心とご配慮をお願いいたします。

脱北者　金ソンミン

※救う会西岡副会長が同放送で毎週担当している拉致問題番組は今後も継続します。同放送は現在、日本支局開設と日本語ホームページを準備中です。  more

5月に入りいくつかの局に変動が見られる。北向けの放送も増えると予告されていたが、予定の周波数7390kHzではなく9785kHzに出てきた。1900からの放送も今までどおり聞こえている。
5月1日にチェックした北向け放送を整理してみた。

Shiokaze
2030-2100 6045 Japanese
1300-1330 9485 Japanese/English/Korean

Radio Free North Korea
1000-1100 11750
1900-2000 9780
2030-2130 9785

Radio Free Chosun
2000-2030 9785
1330-1400 9485

Open Radio for North Korea
1400-1500 7390