2006年12月23日

トルクメニスタン

一国の大統領が死亡してもすぐニュースにならない国は、かの国とここぐらいかもしれない。12月21日にトルクメニスタンの新聞にはじめて載ったのがニュースとして世界中に流れたようだ。
1991年、トルクメニスタン独立後最初の終身大統領サパルムラト・アタイェヴィッチ・ニヤゾフ(Saparmyrat Atayevich Niyazov)の死はトルクメニスタン政府サイトNeytralnyy Turkmenistanが伝えている。このサイトのリンク先「ルフナーマ」には日本語版があるがswfファイルで26MBもありダウンロードに時間がかかる。独裁者の言い分が載っています。  more
Posted by Hiroshi at 12:13Comments(0)

2006年12月23日

「しおかぜ」

この時期なかなかよい受信状態が望めないが、今朝は信号も強く9645kHzで家族からの呼びかけが放送されていた。
いつ聞いても心打たれる家族からの救出を訴える声である。きょう放送されたのは、
田口八重子さんへ
増元るみ子さんへ
松木薫さんへ
堺弘美さんへ
有本恵子さんへ
森本規容子さんへ
の呼びかけがそれぞれの家族からの声で放送された。  
Posted by Hiroshi at 06:05Comments(0)Shiokaze/Furusato no Kaze

2006年12月22日

暦・カレンダー

年末になるとカレンダーが話題になる、少しばかりだが、当方でも得意先に届けている。先ほど放送を聴いていたらイスラム暦のことを話していた。イランの日本語放送ではいつもおなじみである。きょうはイスラム暦で何年といつもアナウンスしている。
西暦ではクリスマス、正月と一つの区切りだが、イスラム暦は別だ。ところが今年ばかりはそうでもないみたい、イスラム暦の祭日「犠牲祭」が12月30日から始まるからだ。これが1月2日まで続く。ラマダンはRRIの受信報告でお馴染みだが、この祭日はなじみがない。放送を聴いているおかげで、こんなことまで教えてくれる。  
Posted by Hiroshi at 01:06Comments(0)

2006年12月21日

調査報告書

海外放送とは直接の関係はないが、これも仕事の一部なので。別に浮気の調査ではない、パロマ給湯器の事故調査報告書のことである。
死者の出たことは紛れもない事実である。悲しいかな耐久消費財といわれるもの自動車を除いて全て、どんなに誤った使い方をしても事故が起きれば製造メーカーがマスコミの餌食に遭う。
強制排気を止め締め切った部屋で長時間使えばどんな湯沸かし器も不完全燃焼を起こす。20年も経っている製品である。石油ファンヒータでもその昔酔っ払って寝込んでしまい酸欠で死亡した事からこのメーカーもたたかれた。その結果3時間使うと消えるようになった。
今回の報告書では、製品に欠陥はなかったと結論付けている。当然であろう、ところが容易に改造できるのは欠陥だといった役人は例のごとく開き直りである。
同じ酔っ払いが起こした事故でも、自動車は運転手が罪に問われる、しかしそれ以外は製品が悪いとマスコミがたたく。なぜだ!、それは道路交通法があるからだ。
全ての製品に法律が必要な世の中になるのか。消費者のモラルのなさを嘆かずにはいられない。  more
Posted by Hiroshi at 20:10Comments(0)

2006年12月20日

Radio Nepal

世界の屋根と言われるネパール王国、この国の放送も短波で聴くことが出来るが、あまりよい状態ではない。日本の資金援助でいくつかの放送設備も作られた。Radio Nepalは短波のほかFM放送も充実している。これらの放送がすべてインターネット放送でも聞くことが出来るようになった。
一部のテレビ番組は既に9月から聴取可能だが、ラジオ番組は昨日からライブで聴けるようになったばかりだ。
Thaicom5の通信衛星でも見ることは出来るが、これには直径2.5m以上のパラボラアンテナが必要だ。今回見られるようになったのはネパール国際テレビ放送網のIPTVでパソコンで見ることが可能となった。これには日本でも行なわれているように、専用のSTBをつないで、大画面で高画質を楽しむことも出来る。
もちろんパソコンのみで画質は劣るが無料で見られるチャンネルもある。ラジオ放送はきょう現在調べたところ9チャンネルが聞くことが出来た。  more
Posted by Hiroshi at 13:23Comments(0)

2006年12月19日

デジタル短波放送

テレビのデジタル放送を見るにはデジタルテレビが必要だ。当然短波のデジタル放送を聴くのにもそれなりの受信機が要るわけだが、そこはデジタル時代、それをパソコンに処理をさせ受信しようと言うわけだ。
今ある短波ラジオに手を加えることなく、パソコンのサウンドボードを利用して再生する方法で比較的簡単に聞くことが出来る。ただしこれには若干のテクニックも必要である。それと受信するデジタル放送の電波がある程度強くないとうまく音声として聞くことが出来ない。
本格的に受信するにはコンバータを作りそれを介して聞くのが一番だ。パーツもすべて入手可能で半付けさえ出来れば誰でも製作できる。この時代安い費用で作ってくれる人もあり、結構利用者があるようだ。
短波のデジタル信号をAMラジオで聞くとジャミングそのものである。20kHzにわたって信号が広がっている。RNZIのデジタル放送が24時間いつも聞こえている。周波数切り替え時刻は5分前後変動がある。
0600-1300 9890kHz
1300-1530 7145
1530-1750 9890
1750-2050 11675
2050-2300 15720
2300-0600 17675  
Posted by Hiroshi at 16:13Comments(0)

2006年12月18日

ジャミング大国中国

どうしても中国の話題になってしまう。あまりにも短波帯を独占するかのように、どこへダイアルを合わせても中国語である。
幾つかある中国国内向け短波放送の内「中央人民广播電台・中国之声」は短波だけで27波が正規に使用されている。ところが実際にはこの何倍もの「中国之声」がところかまわず出ている。すべてが自国以外の放送を聞かせないようにする妨害放送・ジャミングである。  
Posted by Hiroshi at 14:52Comments(0)

2006年12月17日

国名表記

つい最近まで、北朝鮮と言わず、朝鮮民主主義人民共和国と書いていたときがあった。今も一部通信社とロシアの声がこの言い方をしている。さすがに国内の新聞は北朝鮮と書くようになった。一部ワイドショーのあの司会者だけはどうしても言いたくない様で長々と言うときがある。
アメリカ合衆国は米国、中華人民共和国は中国、イランイスラム共和国はこれもイランとしか書かないのにどうして今まで北朝鮮だけ特別扱いしてきたのか。それは今のマスコミの姿勢を見ればよく理解できよう。
朝鮮語は韓国語と言え、これに屈したNHKが「ハングル講座」などとしたために朝鮮語が通用しなくなってしまった?。しかし大学は朝鮮語学科だ。NHKの弱腰がここにも見える。
海外からの日本語放送でも、アメリカと対峙するイラン、韓国、或はロシア、中国などからのニュースを聞けばそれぞれの思惑が見て取れる。  
Posted by Hiroshi at 06:59Comments(0)

2006年12月15日

「しおかぜ」にジャミング

11月11日から9950kHzに変更された「しおかぜ」、あまり良い受信状態ではないが、たまには結構聞こえている。15日は台湾・インドネシア方面のコンディションが良く、予想通り1300からの9950kHzも久しぶりに強力だ。
しかし12月8日からこの9950kHzにもジャミングがかけられている。15日はそれを抑えて日本語番組「日本海に架ける橋」が受信できた。厳寒の地、北朝鮮に届いていることを願わずには居られない。  more
Posted by Hiroshi at 22:30Comments(0)Shiokaze/Furusato no Kaze

2006年12月14日

R.Japan

ラジオ・ジャパン、言うまでもなくNHKの国際放送である。いつも書いているようにこれが政府予算で行なわれていることから「命令放送」と言われているゆえんである。
今年も大晦日に海外へ向け紅白歌合戦と行く年来る年が9時間にわたって生中継される。そのスケジュールが発表された。番組はすべて日本語である。基本的にはNHK第一放送の中継である。いつものように時間はUTC。八俣送信、スリランカ中継がよく聞こえている。
2006年12月31日、Radio Japan「命令放送」の特別送信:
1030-1430 17565 BON 250 kW / 170 deg to SoAm
1300-1730 17860 SAC 250 kW / 240 deg to CeAm
1430-1500 21630 ASC 250 kW / 085 deg to WeCeAf
1430-1700 6175 SKN 250 kW / 150 deg to WeEu
1430-1700 9750 SKN 250 kW / 090 deg to EaEu
1430-1700 9805 EKA 300 kW / 310 deg to ME/WeAs
1430-1700 15355 GAB 500 kW / 170 deg to SoAf
1500-1700 7140 YAM 100 kW / 165 deg to AUS/NZ
1500-1730 11705 SAC 250 kW / 240 deg to NoAm
1700-1930 9835 YAM 300 kW / 055 deg to SoAm
1800-1930 12045 EKA 300 kW / 350 deg to SoAs
1900-1930 7140 YAM 100 kW / 165 deg to AUS/NZ  
Posted by Hiroshi at 21:19Comments(0)