2014年03月23日

3月22日「しおかぜ」

1300の「イルボネパラム」と1330の「ふるさとの風」は9950kHz、このところ連日ジャミングに侵されている。この時間は毎日同じ番組の繰り返しである。ジャミングはあるものの聞き取りは可能である。

1330の「しおかぜ」は6135kHz、1323:13にジャミング出現。八俣の電波は強く朝鮮語放送がよく聞こえている。1352:52に「日本政府からのメッセージ」が出ている。スケジュール周波数、日本への連絡電話番号、メルアドなどのアナウンスで朝鮮語は終了。
後半1400は日本語放送、ジャミングは出ているがほとんど影響はない。横田めぐみさんの孫と会うことができたことを伝えている。3月10~14日にモンゴルで面会。対面は奇跡的とも言える状態で実現した。「お母さんは亡くなっている、私の言うことを信じてください」。この中で孫の名前の違いがいまだに明らかにしない。孫から母親は亡くなったといわれ、この面会がうれしかったというのも疑問点の一つである。
4日間もの間朝鮮語しかわからない孫と、どうしていたのか。この疑問点からめぐみさんは生きているということがよりはっきりしたこと。ひょっとしたらめぐみさんと会わないまでも電話で話ができたのではないか。
北朝鮮工作活動について、自衛隊の情報などから工作船の活動状況を伝えている。

1430の「ふるさとの風」は9960kHz、ジャミングが結構うるさい、受信状態は悪い。懐かしい日本の歌「汽車」で始まった。これまでと同じローテーションの番組だ、やはり昨日は誤送出ということになる。拉致問題解説は田口八重子さんについて。1978年6月ごろ高田のベビーホテルに子供を残したまま拉致された。日本人を偽装し大韓航空機爆破事件を起こした北朝鮮工作員・金賢姫(キム・ヒョンヒ)の証言から、田口八重子さんがこの北朝鮮工作員の教育係を務めたことが明らかになっているが、北朝鮮はこうした事実や事件そのものへの関与を完全に否定している。しかし、田口さんは、別の拉致被害者(2002年に帰国)に対して、「1981年から1983年にかけて「オッカ」(=金賢姫の別名)という名の女性工作員と共同生活した」と述べていたことが確認されている。
また、北朝鮮は、「田口さんは、1984年に別の拉致被害者・原敕晁さんと結婚し、1986年7月に原さんが病死したため、精神的な慰労のための旅行中に交通事故で死亡した」と説明している。しかし、帰国した拉致被害者は、田口さんとは1986年7月頃まで同じ招待所にいたが結婚の事実はなかったと証言しており、したがって、「原さんの死後、交通事故で死亡した」という北朝鮮側の説明の信憑性も疑わしい。
これらの事実から、北朝鮮側は、田口さんが大韓航空機爆破事件の実行犯の教育係を務めていたという事実を隠蔽しようと偽装工作をしている。
ふるさとの声は田口八重子さんへのメッセージ、2014年2月収録でお兄さんの飯塚繁雄さんから。2014年2月14日までは2013年収録といっていたが、3月13日以降はは2014年収録で新しくなっている。同じくお兄さん本田勝さんからのメッセージも新しくなっている。八重子さんの姉が2013年9月に亡くなったことなど。続いて2013年4月27日の「すべての拉致被害者を救出するぞ国民大集会」での収録で八重子さんの長男、飯塚耕一郎さんから。これは従来通りである。
今日の一曲は1975年のヒット曲布施晃の「シクラメンの香り」、これだけは過去何年も前から使われている。従ってこの番組は2014年3月13日と同じ内容である。

1600の「ふるさとの風」は9780kHz、ジャミングはない、周波数は約130Hz低く出ている。台湾からの信号は強く受信状態は良好である。1430と同じ番組が出ている。

1600の「しおかぜ」は5910kHz、ジャミングは全くない、八俣の信号はS9+30dBを超す強さである。去る3月10~14日に孫娘と対面した模様を伝えている。いくつかの矛盾点を挙げ、めぐみさんが生存していることがより鮮明になったとしている。
ヘギョンからウンギョンに名前が変えられた理由はまだ明らかではない。孫娘から母は死んだと聞かされ、奇跡ともいえる体面に大きな喜びを感じたという横田ご夫妻の言葉との矛盾。真相は関係者が知るのみである。
続いて北朝鮮の工作船活動について。放送終了までクリアーに受信できた

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