2013年09月15日

9月14日しおかぜ

14日、土曜日、国産ロケット「イプシロン」の打ち上げが成功した。1950年代、糸川の名前が世界に知れわたりペンシルロケットに始まり、半世紀以上にわたって日本の遠隔操作技術は世界一を誇っている。

14日1300の9950kHzはジャミングもなく朝鮮語、日本語放送ともにクリアーに聞こえている。1300-1400の放送は毎日同じ番組である。
1330の「しおかぜ」は5985kHz、30分以上前から強烈なジャミングを出しているが、強力な八俣の電波が優勢だ。土曜日は朝鮮語放送から、緊急放送ISが出て電話番号などが告知されている。後半1400は日本語放送、ジャミングはほとんど気にならない。先週9月7日と同じ番組が出ている。
8月29日、北朝鮮における人権に関する国連調査委員会(COI)の活動についての報告。拉致問題を含む北朝鮮人権状況の調査のため、日本では初めてとなる公聴会を都内で開催し特定失踪者家族らが証言した。
聴取者として参加したのはマイケル・カービーCOI委員長、マルズキ・ダルスマン委員(国連北朝鮮人権状況特別報告者)、ソーニャ・ビセルコ委員(セルビア・ヘルシンキ人権委員会代表)の3人。
29日は午前中から北朝鮮による拉致被害者家族連絡会の飯塚代表、有本嘉代子さん、横田滋・早紀江夫妻が証言者として参加。午後からは特定失踪者古川了子さんの姉・竹下珠路さん、藤田進さんの弟・藤田隆司さん、特定失踪者問題調査会から専務理事村尾が証言に立ち約1時間の聴取が行われた。
カービー委員長はこちらの証言中にも疑問点などを質問する積極的なスタイルで進行し、藤田さんの写真については、自分も流出した写真を見る限り非常に特徴が一致していると話し、これ以上(拉致認定?)何が必要ですかと問いかける場面もあり、ダルスマン委員からは一体北朝鮮はどのくらい拉致をしているのか?という質問が出るなど、かなり数字にもこだわっている印象を持った。証拠物件として、拉致疑惑失踪者ポスター、解説用パワーポイントデータ、藤田さん作成の冊子「北朝鮮よ、兄を返せ!」、竹下さん作成の古川了子さんの失踪状況及び救出活動資料が採用されている。

 非常に短い時間の中で行われた公聴会なだけに、全てを伝える事はできませんが、拉致の全体像を明らかにするのは、拉致を認めた北朝鮮側です。日本政府に認定されない、拉致の可能性がある失踪者が多数存在している以上、その安否確認を北朝鮮にさせるために、国連のご尽力をお願いしたいと訴えました。我々の後は、石丸次郎氏による北朝鮮の食料問題等にテーマは移りましたが、今回の公聴会が拉致を含む北朝鮮による人権侵害を、世界に広めるための一躍を担う事を期待する次第です。
北朝鮮へのビラ作戦について、対北風船団長の李ミンボクさんのあいさつが朝鮮語のまま出ている。9月5日に調査会のビラも同時に北の空へ放たれた。
続いて「救出への道コーナー」、これも29日に開かれたCOI公聴会について。1422:50に「日本政府からのメッセージ」が出ている。緊急放送ISに次いで、日本への連絡用電は番号などがアナウンスされている。

1430の「ふるさとの風」は9960kHz、ジャミングは全くないが若干同波のFSK波が気になるも受信状態は良好である。
14日土曜日は懐かしい日本の歌「シャボン玉」で始まった。
ふるさとの声は拉致被害者の田口八重子さんへのメッセージ、お兄さん飯塚繁雄さんからのメッセーで2011年10月26日に収録したもの、番組内では昨年10月に収録と言っているが、2年以上同じ番組が出ているので実際には2011年収録ということになる。
続いて八重子さんの長男、飯塚耕一郎さんから、2012年2月19日札幌で開催された「拉致問題を考える道民集会」での収録から。1987年大韓航空機爆破事件の実行犯に日本語教育を受けさせたのが母親だったこと、戸籍謄本を取った時、養子と記載されていることに驚愕したことなどが語られている。実のお母さんでありながら、「田口八重子さん」としか言えないもどかしさ、苦悩がにじみ出ている。

今日の一曲は、1977年のヒット曲で沢田研二の「勝手にしやがれ」、この番組は2012年4月1日、10日、19日、28日、5月7日、16日、25日、6月3日、12日、30日、7月9日、18日、27日、8月5日、14日、21日、23日、9月1日、10日、28日、10月7日、16日、25日、11月3日、12日、21日、30日、12月27日、2013年1月5日、14日、23日、2月1日、10日、19日、28日、3月27日、4月5日、14日、23日、5月2日、11日、20日、29日、6月16日、25日、7月4日、13日、22日、31日、8月9日、18日、27日と同じ番組である。

1600の「ふるさとの風」は9780kHz、ジャミングは全くない、台湾からの信号は強力、受信状態は良好である。1430の9960kHzと同じ番組が出ている。1629:55定刻に終了、即キャリアーも切れた。

2000の「しおかぜ」は5965kHz、珍しくジャミングが出てこないと思ったが、開始直後2000:45に潰されてしまった。朝鮮語で始まったが全く聞き取れない。
後半2030の日本語放送もまだ聞こえない、八俣からの信号もスキップ状態だ。2038に信号が急上昇、クリアーに聞こえ出した。
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