17日、月曜日、放送開始以来237週目の放送となる。1330からの9950kHzの「ふるさとの風」は台湾送信、北朝鮮政変に伴い、拉致問題の対応を改めて決意する総理の表明などが放送されている。ジャミングはまったく無い、受信状態は良好である。
拉致問題インフォメーションは、去る12月10日のセミナー「拉致被害者はなぜ生きているといえるのか」から。続いていつものニュース解説、今週の一曲は1968年のヒット曲、黛ジュンの「天使の誘惑」、この後対策本部のURL、スケジュールのアナウンスで、1357終了。
1330の「しおかぜ」は5985kHzは八俣送信、ジャミングはほとんど聞こえない。受信状態はおおむね良好である。日本語放送で、公開されている失踪者の氏名が読み上げられている。1358:52に「日本政府からのメッセージ」が出ている。引き続き1400からの失踪者の氏名の読み上げが続いている。1425:38にも同じ「日本政府からのメッセージ」が出ている。
1430の「ふるさとの風」は9950kHzはパラオ送信、ジャミングも無く、受信状態はきわめて良好である。懐かしい日本の歌「雪の降る町を」と「船頭小唄」で始まった。
己は河原の 枯れ芒
同じお前も かれ芒
どうせ二人は この世では
花の咲かない 枯れ芒
死ぬも生きるも ねえお前
水の流れに 何変ろ
己もお前も 利根川の
船の船頭で 暮らそうよ
枯れた真菰に 照らしてる
潮来出島の お月さん
わたしゃこれから 利根川の
船の船頭で 暮らすのよ
なぜに冷たい 吹く風が
枯れた芒の 二人ゆえ
熱い涙の 出た時は
汲んでお呉れよ お月さん
続いて拉致問題解説は石岡亨さんについて、北朝鮮は、家族全員を死亡したことにして拉致事件はもう終わったといい続けている。よど号ハイジャック犯が拉致したことが明白なのに。
そんな中、大阪府のウェブサイトに、政府主催で、拉致問題を考える国民大集会in大阪を開催すると言う案内が掲載された。政府主催なのか12人の帰国を目指す目的のようだが、拉致されているのは何も政府認定の12人だけではない。そこはもっと広く、すべての拉致被害者の帰国を目指すべきであろう。
ふるさとの声は、2011年10月18日のお兄さんからの手紙が代読されている。
今日の一曲は1975年のヒット曲、布施晃「シクラメンの香り」、この後政府認定者12名の氏名、周波数アナウンスで番組終了。11月23日、12月2日、11日、20日、29日、2012年1月7日と同じ番組である。