1月11日から5910kHzに変更された「しおかぜ」、今日18日からジャミングの洗礼を受けるようになった。1400からの放送は何とか聞き取りができる程度に評価が下がってしまった。
18日火曜日は日本語放送「日本海にかける橋」、失踪者家族のメッセージが出ている。昨年都庁前で開催された北朝鮮による拉致被害者救出のための集会から。
1997年宮内和也さんのお父さん宮内和見さんからのメッセージ
1998年失踪の中村三奈子さんのお母さん中村クニさん
1999年失踪の酒井勇夫さんのいとこ佐久間章さん
2000年失踪の坂川千明さんのお母さん坂川瑞枝さん
2001年失踪の後藤美香さんのお父さん後藤日出男さん
2002年失踪の宮本直樹さんのお父さん宮本正栄井さん
2002年失踪の和田佑介さんのお母さん和田とも子さん
1963年拉致された寺越正二さんへ息子さんの寺越昭男さん、北野政男さん、内田美津夫さんから、
以上のメッセージが放送された。この番組は1月4日の再放送である。
1430の「ふるさとの風」は9950kHz、一分ほど遅れて電波が出てきた。日本の歌「思い出のアルバム」で始まった。ふるさとの声は有本恵子さんへ、ご両親からの声、2010年9月収録。1973年のヒット曲アグネスチャンの「小さな恋の物語」、あらら、信号が極端に落ちでしまった。完全に聞こえなくなった。ジャミングだけが弱々しく唸っているだけ。12月31日、1月9日、10日と同じ番組。
18日はパラオからの波も不調、1500の9975kHz、1530の9965kHz友に受信不能。
1600の9780kHzは、多少フェージングが強いものの、ジャミングは聞こえない。内容は100%聞き取り可能である。1430と同じ番組が出ている。
今週から、拉致対策本部のウェブサイトで、拉致被害者への家族からのメッセージがアップされている。いずれも「ふるさとの風」「日本の風」で放送された録音である。
またこれらをまとめた、「ご家族からのメッセージ」小冊子も発行されている。この中には短波放送のスケジュールも紹介されている。↓
当然だが、載っているのは政府認定の拉致被害者家族だけで、それ以外は知らんぷり。いろいろやってますよというジェスチャーは見せるが、北朝鮮に対して行動を起こすことはしない。