連日テレビが売れているというニュースがテレビでも報じられている。それはそれで結構なことだが、世の中にはおめでたい人も多いのか、このドサクサに紛れて一儲けしている人もいる。
先日もすぐ近所の家で朝からなにやら騒がしい、ふと外に目をやると、アンテナ工事の業者が4人がかりで仕事をしている。でもこの戸建の家、すでにCATVの共聴で地デジを見ているのに。
屋根上では目立つのか、壁面用のUHFアンテナを取り付けていた。しかしこの方向では、用を成していないのでは。テレビ塔の方向を向いていない。
今日も午前中訪問した得意先で、このままでは地デジが見られなくなると、アンテナ工事を勧められたとか。最近こういった手口で必要も無いアンテナを立てる業者が暗躍している。有名メーカーの名前をかたりまんまと騙されている様だ。
相手の無知につけ込んで、アンテナメーカーがお先棒を担いでいる。いわゆるかかりつけの医者がいないように、気軽に相談できる電気店を持たない人が騙されているわけだ。
最もCATV局でさえ、このままでは地デジが見れませんよと「ウソ」をついて地デジ工事をやり、無理やりデジタル契約や施設利用契約を取っているのが現状だ。
違う方向を向いているUHFアンテナ、今後もこういった珍アンテナ風景が増えるのか。