2010年03月03日

SOH on 17.5MHz

なにやらおかしな言動のSOH、従来だと、ジャミングが出てきたので、調べるとそこにSOHが出ていた。
ところがその逆の現象が起きている、というよりもそれだけSOHが強力に聞こえるということだ。

2日の2200過ぎから、17.5MHz帯にSOHが数分~十数分間隔で、周波数を変えて出ているのが受信できている。ジャミングはかかっていない、さすがにこれはまずいと気付いたようで、0230にようやく火竜ジャミングのお出ましとなった。

しかしそれまでは、ジャミングもないのに何故頻繁に周波数を変える必要があるのか。送信周波数をモニターすることなく、ランダムに変更している。

出てくる周波数は、17520から17580kHzの間で、10kHzステップで放送されている。この放送も台湾送信に間違いない、どの周波数も約50Hzほど上へずれている。以前、12.7MHz帯でも同じことがあったが、このときはSOHが弱く、ジャミングより先に確認することが困難だった。

自身の放送が出ていようがお構いなくジャミングを出してくるのはさすがに中国だ。そんなに聞かれるのが怖いのか、SOHの放送内容がウソとは思えないが、本当のことを知られるが一番困るようだ。

あまりにも頻繁に変えることから、ジャミングが追いつかない、いつまでも同じ周波数にかけていることが多い。
0339には17580kHzへSOHが出てきた、直後に火竜ジャミングをぶつけてきた。約一時間も、同じ周波数へジャミングを出している。
そのときの受信画面の様子だ。

全く役立たないが、一応全て記録をとった。2日2200台から3日1900台まで、17.5MHzで聞こえたSOHの周波数の動きは以下の通りである。秒単位で記録は出来ているが、分以下は切捨て。



1036に17580kHzが停波し、以降17MHz帯では確認が出来なくなった。3日の17.5MHzの半日に及ぶ工作活動はその使命を終えたようだ。これで、10kHz単位で、瞬時に周波数の切り替えが出来る送信機が、台湾にはあるということだ。
恒例、定点観測の日替わり周波数、先の分変わり周波数よりはモニターがうんと楽である。
1230-1300 7510
1400-1430 7580 (1413-firedrake)
1500-1530 7530 (1518-firedrake)
1530-1600 7495
1600-1630 7525
2200-2230 7540
2230-2300 7505 (2244'50"-firedrake)
2300-2330 7495 (2321'10"-firedrake)
2330-2400 7490??(RFA西蔵語でした)
2230の周波数は早くからキャリアーが出てきた、7505kHzは2220'40"に無変調キャリアーON、やはり2200とは違う送信所と見ていいだろう。7490に垂れ流しになっている北のジャミングがうっとうしい。
2200台も昨日同様、17.5MHz帯がにぎやかというか、10分毎に周波数が変わっている。
Posted by Hiroshi at 17:22│Comments(0)Taiwan/China
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