2009年12月28日

R9000修理

先日、ディスプレーが表示しないR9000を預かってきた。

受信機能は問題なく、ディスプレーへの12DCが出ていない。回路図を見ると、3端子レギュレータを使った安定化電源からディスプレーへ供給されている。

入力側は13.8Vが来ており、出力側は5Vほどしかない。ここに使われているSI-3122Vはごく一般的なレギュレータだ。12V用としては、電流容量が2Aと大きめである。

LCDに交換した機種ではあまり故障は出ないようだが、CRTディスプレーでは時には疲労することもある。新しいICに交換して、SWON、CRTディスプレーが明るく、受信周波数を表示してくれた。

かなりの年代受信機だが、CRTディスプレーもまだ焼き付きもなく十分使える状態である。電源基板も取り外しの容易な位置にあり作業は簡単であった。

この先まだまだ活躍できる高性能受信機である。しかし重い!。

Posted by Hiroshi at 18:40│Comments(0)受信機
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