2023年12月18日

12月17日「しおかぜ」

1300の「しおかぜ」は6085kHzが聞こえている。パラレルの7280kHzは上からの被りが強くがさついておりほとんど聞き取りできない。日曜日は拉致被害者、公開されている失踪者の氏名生年月日、失踪当時の年令などが読み上げられている。ここで読み上げられている人以外にも非公開で北朝鮮に拉致された可能性が高い人が数多く存在する。
ほぼ一ヶ月ごとに同じ番組が繰り返されている。

1300の「にっぽんの風」と1330の「ふるさとの風」は9705と7295kHzが強力である。12045kHzは弱くほとんど聞こえない。3波ともジャミングは確認できない。日曜までの一週間、毎日同じ番組である。

1430の「ふるさとの風」は3波とも聞こえているが、台湾送信の7290kHzは昨日と同じ番組を誤送出している。「江戸子守唄」で始まった。拉致問題解説は増元るみ子さんについて。CNR1がほぼつぶされている。
9560kHzとタシケント送信の7520kHzは予定通りの番組である。懐かしい日本の歌は「どんぐりコロコロ」である。拉致問題解説は田口八重子さんについて。1978年6月ごろ、東京高田馬場のベビーホテルに2歳と1歳の子供を預けたまま行方不明に。当時22歳である。日本人を偽装し大韓航空機爆破事件を起こした北朝鮮工作員・金賢姫(キム・ヒョンヒ)の証言から、田口八重子さんがこの北朝鮮工作員の教育係を務めたことが明らかになっている。北朝鮮はこうした事実や大韓航空機爆破事件そのものへの関与を完全に否定している。しかし、田口さんは2002年に帰国した別の拉致被害者に対して、「1981年から1983年にかけて「オッカ」(金賢姫の別名)という名の女性工作員と共同生活した」ことが確認されている。
また、北朝鮮は、「田口さんは、1984年に別の拉致被害者・原敕晁さんと結婚し、1986年7月に原さんが病死したため、精神的な慰労のための旅行中に交通事故で死亡した」と説明している。しかし、帰国した拉致被害者は、田口さんとは1986年7月頃まで同じ招待所にいたが結婚の事実はなかったと証言しており、したがって、「原さんの死後、交通事故で死亡した」という説明は信用できるものではない。
北朝鮮側は、田口さんが大韓航空機爆破事件の実行犯の教育係を務めていたという事実を隠そうとしている。もちろん事件そのものを北朝鮮は韓国のデッチ上げだとし認めていない。
「ふるさとの声」は田口八重子さんへのメッセージ、お兄さんの飯塚繁雄さんから、2021年12月18日に逝去された。これは2021年11月に開催された国民大集会で収録されたメッセージである。続いてお兄さん本間勝さんからは2020年10月24日収録したメッセージ。そして長男、飯塚耕一郎さんからは2022年12月の国際シンポジウムにて収録したメッセージが出ている。
「今日の一曲」は1968年のヒット曲、水前寺清子の「365歩のマーチ」である。9560kHzは1458に停波しており尻切れである。この番組は2023年11月5日、15日、25日、12月7日と同じ内容である。

1600の「しおかぜ」は5955と6180kHzがかろうじて聞こえている。聞き取りは可能である。1300と同じ番組で失踪者の氏名読み上げである。ジャミングは出ていない。

1700の6155kHzは強力である。1430と同じ番組で、予定の番組である。懐かしい日本の歌は「どんぐりコロコロ」である。この時間はこの台湾送信一波のみである。

1800の「ふるさとの風」は1730に開始するタシケント送信一波のみである。信号は若干弱く、変調が浅く感じられる。1330と同じ番組である。
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